西国三十三所の札所寺院で唯一、近畿地方以外の岐阜にある華厳時に行く。満願結願。
寺の草創は桓武天皇(737-806)の延暦十七年(798)で開祖は豊然上人、本願は大口大領。西国巡礼中興の祖とされる花山法皇(968-1008)が、当山を第三十三番札所の満願所と定めた。
総門をくぐると、左右に土産物店、飲食店、旅館などの立ち並ぶ参道が続く。距離にして約1km。でも、お休みの店が多く、どちらかというと閑散としている。
仁王門に到着。やや興奮。仁王門は運慶作。そこには、西国三十三番満願霊場と書かれた石碑が立っている。
ゆるやかな登りの石畳の参道を歩く。
石段を上り、いくつかの堂を通り過ぎる。
本堂が見える。1879年(明治12年)に豪泰法印によって再建。本尊は十一面観音、脇侍として不動明王像と毘沙門天像が安置されている。が、もちろんお目にかかれない。秘仏中の秘仏らしい。
地下の「戒壇巡り」をする。ほんとに真っ暗。こんなに真っ暗なところを歩くのは初めてかも。
笈摺堂 。 本堂背後にあるこの堂には西国三十三所巡礼を終えた人々が奉納した笈摺、朱印帳等が置かれ、多数の千羽鶴が奉納されている。千羽鶴は折鶴(おりつる)が笈摺(おいづる)にちなむことから奉納されるそうだ。
満願堂。 本堂から裏手に進み、笈摺堂、子安堂を出て、階段を三十三段上ると、満願堂がある。
狸がいっぱい。他の者より優れる(他を抜く)という意味らしい。
狸の見ざる聞かざる言わざる。
こちらは寝ている。
奥の院に登る階段がある。
ちょうど帰ってきた人が、大変だった、ヒルがいるし、熊野古道みたいだった?と言う。行って帰ってくるのに二時間かかったといいながらも、満足気だった。ちょっぴりうらやましく思う。
33段の階段を降りながら、巡ったお寺を思う。感無量。そして感謝。