ものみだか日記~平井堅のことばかり考えるまいにち(仮)~

ものみだかい私が、ふなふな書いております。
柔軟剤はダウ●ー、料理は卵かけごはん。
そんなマスターに今夜もズキュン!

[生観]スキマスイッチ@名古屋いちにちめ

2012-03-14 08:25:49 | ものみだか生日記
せっかく遠出したので(笑)、軽ーく走り書きを少々。
※ほとんど私の勝手な感想なんですが、
 内容に触れてはいるので、ご注意ください。


「スキマスイッチ TOUR2012“musium”」@名古屋センチュリホール 観て来ました。
名古屋2DAYSの1日め。

今回のツアー、私は初見だけど、
もう16公演目!ってことで、かなりこなれてスムーズな印象。
(ちゅーかスキマは期間が長いよな。1月中旬~4月までかかるもん。いや、意外とこっちが普通か。)
基本形が定まりつつあって、ここから終盤に向けて高めていく過程かな~…
と思うと、終盤に関西方面も追加してくんねぇかなあ(T T)。
最終形観てぇよ。

2階席の前のほうだったので(FC席)、
ぐわんぐわんに盛り上がりつつも全体が俯瞰できて良かったかな。
でも、もうちょい直にステージから熱を感じて、
「顔、あっつっ!」みたいになりたいなー、って気持ちも正直(笑)。

今週行く(…)関西のライブはまだ発券してないので、1階だと嬉しいなー。
ああ、前方で、本人達からアオられたい…。

最初のMCだったか、今回は演奏だけでなく、衣装やセット
(という言葉がなかなか出てこない大橋くん…)など、全体的に
『musium』のイメージでまとめて……て話だったので、
なんとなく、それってどんなんかなー?と頭の片隅においてのライブに。
シックめな衣装だとか、後ろのスクリーンに額縁モチーフ、なんかは
わかりやすいんだけど、演奏で『musium』とは??って感じ。

なんとなく思ったのは、旧作新作ひっくるめ、いろんなタイプの楽曲を並べて、
それでいてアレンジで統一感、というか、流れを作ってるのかなーと。

セットリストはこのように
うんと、すごいね、どの曲も盛り上がってるし、地元だけに親密さもひとしおなんだけど、
突出してこの曲が盛り上がる!とかって曲はなく、
演奏がエモーショナルに走ることはなく(終盤は別)
あえて全体的なテンションを一定に保ってる印象でしたね。
二階席からだからそう感じた?
  ↑
それが良い悪いとかじゃなくて、単に「あ、今回はこういうアプローチなんだ」と。
1曲1曲じっくり聴けるしね。

私は『全力少年』の当時に、彼らの突き抜けるパワーでハマったくちなので
「そんな固苦しいコンセプトとか、いる?」
とも思うところもあるのだけど、
その当時の疾走する楽曲も、今の心の奥や裏に触れるような楽曲も好きだから
そうゆう“実験”の共犯者になれるのも嬉しいかな。

オトナやろ?(笑)

反面、すごいなーと思ったのは、アルバムに入ってる最新曲が
もうライブで何度もやったことある曲と遜色ないくらい、
何度も何度も演奏されて、メンバーの中で消化→血肉になってる印象で
良い意味で『新曲が際立ってない』こと。

あと、新曲の前の既存曲が、アレンジを似せていたり(多分)
世界観や雰囲気の近いものを持ってきてて、
おかけで上述のように“新曲が流れの中に違和感なくはまる”と同時に、
既存曲も新鮮に聴こえる。
かーなりアレンジ違う曲もあって、意外と新曲よりこっちのほうが大変じゃないかと(笑);
そんで両方の曲の「あ。時期が違うから気づかなかったけど、
あっちの曲のこうゆうとこが、こっちの曲のここに似てるんだー」
って、自分で思いつかなかった新たな面が見えて面白かったー!

あえて小姑みたいなこと言えば、んと、
ちょっとまだきれいにまとめるところで終わってる感もあったので
その一定の流れを保ちつつ、その抑えた中に、
もっと中にたぎるものがあるといいなあ~と思うんだけど
(これは、前のほうで聴けたら、今でも十分感じられるかもって気がするが)
それはツアー後半、これから進化していく部分だろうなーと思うし。

(だから、終盤に関西にも追加公演を…)

でも『さいごの日』は圧巻だった。

タイトルがタイトルなので、
一緒くたに考えるのはいけないのかもしれないけど、
翌日に「3・11」を控えて(名古屋2日めは当日なんだよね…)
今、自分や、自分の好きな人たちが生かされてることの意味とか
これからどう生きるかとか、すごく考えてしまった…。

#あーそうだ!私の場合、普段スキマのライブは、
 ばーっと発散するほうに行っちゃうんだけど、
 今回はなんか、1曲1曲、いろいろ考えちゃうというか、
 曲を投影して、自分の中に意識が向かっちゃいましたな。
 その辺が実際の『musium』と共通するとこかも。

パーカッションやホーンなど、大所帯のバンドで、キーボードの方もいらしたけど、
ほとんど同期なしの、生の演奏なんじゃないかな。
音がすごく温かかった。

ギターをぎゅいんぎゅいんかき鳴らしながらコーラスも取る石成さんとか、
レアだ…(笑)。

(いや、アコギ1本から始まるバラードとかもあってね、さすがの石成さんでしたわ。)

終盤は、「額縁なんかぶっ壊してやるぜ」的な?(笑)
いつもながらのパワフルな演奏で(とはいえ『SL9』ほどには壊れず・笑)
ここまで「ちょっとおとなしい…?」と若干感じていた気持ちも、
カタルシス爆発。
(ジャンピングしながら、目の前が白くなる瞬間が数度……。
もうね、寝不足でライブ参加はやめよう、うん…)


いや、もはや『musiam』というコンセプトはどこへ…という大盛り上がりの後、
『.晴ときどき曇』でシメ……と思いきや、冒頭で演奏した『時間の止め方』を、
ライブ終わり用に?歌詞を変えて(“止まっていた時間が動き出す”“またここで会おう”みたいな)リプライズ。
そうかー最初と最後をこの曲で挟むことで、ライブ全体をフレームに納めると言うか、
そういう意味があったのかあ~。まさに『musium』。


と、最初のMCで、本人達も「長い」と言ってた今回のライブだけど
(&開場が遅れたので「ライブ2時間半くらいだよね?トイレ行けなくても大丈夫かー」と言ったら、
序盤で一度参加済みの友人に「いやいや!今回長いから!行っとけってトイレ!!」
と説得されました。そして行っといて大正解だった…;)

そうとは感じさせない構成の緻密さで、「あっという間だったなー」って思った…


んだけど、ここからが長かったよ名古屋!(体感的に・笑)

アンコールはひたすら楽しかったー!
名古屋だけで演奏される『No.758』も初めて聴けたし。
(新幹線好きとしては「右側にパロマ」に爆笑)
しかし、リハーサルで2、3回合わせただけで、
譜面も見ずに(あ、大橋君は見てたが・笑)あれだけのクオリティの演奏できるプロってすごい。
ある意味“お遊び曲”なのに、2日で1回ずつ計2回しかやらないのに、
見事に「うわっ!まさにスキマスイッチだわこれ!!」って曲に仕上がってたわ。

♪名古屋だってとこ見せたれー 名古屋だってとこ見せたれー ←(サビ)

そういえば、これはアンコールだけでなく全編なんだけど、
MCが2人の地元ピンポイント過ぎて、
(イオンが出来てたとか、地下鉄が地元まで延びたとか、
なんとかってボーリング場が今どうだとか)
サポートメンバーの方達も皆ぽかーんだった(笑)。

始まる前に
「『大阪ー!』や『東京ー!』なら、ためらいなくイエー!!て返せるんだけど、
『名古屋ー!』て言われたら、なんかためらいがあるかもー」
とか、友達に話してたんですが
(いやあんた鳥取BOYS&GIRLS~!?とか言われてるんでしょ?と返されたが)
実際には、もちろん「名古屋ー!」が主だけど、アンコールんときは
「緑区ー!!」
だの
「東海市ー!!」
だの
「○○高校ー!!」
だの、
何を言ってもイェー!!と返す、客席総詐称状態で、
全然気になりませんでしたとさ(笑)。


MCでまだ2人が話し出さないうちから客席が勝手に盛り上がってたり、
大橋君が上着脱いだりギター抱えたりするたびに、わざとひゅーひゅー言ったり、
面白かったなあ地元。

毎ツアーごと、定番になりそうでこわい名古屋…;


終演後にグッズ販売の脇で見た、2人のリアル石膏像こわかったよ。
あれも『musium』…

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