ROUCHE’s ROOM

バイク乗りのKAORI(ROUGE)の日常記録です。
防忘録も兼ねております(^^;

お医者さんとメカニック

2003-02-04 01:10:00 | 
昨日、キャロルを点検とATオイル漏れ修理に出しました。
その時にその店のメカニックである10年来の友人が愚痴。
「昔はお客に”ココが悪いので修理します”って言えたけど
今は一々修理しなきゃヤバイ所でさえも
”どうしますか?”って聞かなきゃいけない。
で、例えブレーキオイルが漏れていてもタイヤがパンクしてても、
お客が「しなくていい」って言ったら修理出来ないんだよね~。
実際、パッドが残り1㎜無くても平気で乗ってる人は乗っているし・・・」
変な話ですよね~
メカニックって、人間で言えばお医者さんのようなモノだと思うんですよ。
骨折してる人が来たらギプスするなり、適切な、当たり前の処置をしますよね?
そうしないと治らない、だから・・・
車やバイクだって適切な処置をしないと、取り返しのつかないトラブルになるし
命を載せるものだから、最悪自分の命さえ危なくなる事も・・・
だからメカニックは意見を言う権利あるし、客は最低限は聞くべき。
勿論大金がかかる修理は相談して決めるのは仕方ないけど
キツイ事言ってしまえば、オイルやパッドを交換するお金も無い人は、
乗る資格無いんじゃないかな?・・・とまで思ったりします。

と話してて自分を振り返った。

香「じゃさ、お店のメカニックとしてじゃなく、友達として言ってよ。
 香のキャロル、店は”このまま暫くは乗れるけど、近いうちにミッションは積み替えないといけない”
 って言ったけど、その”暫く”ってどれ位?
 例えば肝障害の人に抽象的に”お酒は少ししか飲んじゃダメ”って言っても
 人によって少しって違うよね?一口かも知れないし大瓶一本かも知れない。
 キチンと言ってくれないと解らないよ。
 キャロルは今のままだと後どれ位走れて、どういう走りなら良いの?」

友「今の状態は何時ロックしても不思議は無い。
 でも”~かも知れない”範囲で乗ることを禁止する事は出来ない。
 だから出来れば何かあった時に自分が助けに行ける範囲しか走って欲しく無い。
 どれ位とは言い切れないけど”近所のスーパーへ行く程度なら暫く走れる”
 ってレベルだと思って。もしも遠出したかったら自分の車を貸すから」


彼が帰った後、暫く涙が止まらなかった。
友達の気持ちが嬉しくて申し訳無くて、自分が情けなくて。
感傷にひたって大切な人達に心配ばかりかけてた。

だから
買い替える事に決めました。



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