<2日目>
2012年9月1日(土)
4:50
天気予報は晴れだったのに、外は一面ガスで真っ白・・・
出発するかどうか迷いましたが、少しづつ明るくなってきたので
晴れることを祈って出発
山荘から頂上まではピストンなので、ミニバッグひとつで行けるのが嬉しいです。
最初は砂礫の道を歩いて行きます。
まだ岩場やクサリは出てきません。
まだ薄暗かったのでヘッドライトを付けていましたが、15分くらいしたら無しで歩けました。
少しづつ明るくはなっているものの、ガスはいっこうにとれません。
頂上に着くまでに晴れて欲しい! そう願いながら登ります。
登るにつれて、だんだん道はガレてきて、さらに歩くと岩場も出てきました。
これから核心部?
手がかり足がかりはしっかりしていましたが、岩が少し湿っていて滑りやすい。
慎重に歩きます。
さらに登っていくと岩場だらけに。クサリも登場
やはり滑りやすいので慎重に歩きます。
ここまできたら頂上はもうすぐのよう。
多分高度感のある岩場・クサリ場というのはこのあたりだろうと思うも
下も真っ白で何も見えないので、高度感は全くナシ。
割と普通に登れました。(足を置く位置に少し迷ったりしたけど)
高所恐怖症の私には、良かったのか悪かったのか・・・
クサリを登りきると、頂上から下山してきたグループと出会いました。
「頂上まであと5分、頑張って!」と言われ、「あ、もう頂上なんだ」と初めてわかりました。
それくらいガスで先が良く分らないのでした。
5:41 五竜岳
誰もいない頂上。二人で貸切です!
しかし・・・真っ白・・・。
ガスがとれるか少し待ってみましたが、まったく取れる気配がないため下山開始。
帰りも真っ白な道を歩いて帰ったのでした。
しかし、ガスの日ならではのプレゼントがありました
両側にハイマツの茂った登山道を歩いていたら、なにやら動物の鳴き声が聞こえてきました。
前に進むとさらに鳴き声は大きくなります。
このちょっと変わった鳴き声の正体は・・・雷鳥!
ガスの中、よ~く目をこらしてみたら、上方の斜面に3羽、下方の斜面に2羽の雷鳥がいました。
上にいたのがオスのような感じで、下にいたのはメスでした。
いっぺんに5羽の雷鳥に出逢ったのは初めてかも。
雷鳥は、ガスと岩に同化していました。
写真を撮ったのですが、同化していて分かりにくいので掲載せず・・・。
でも雷鳥に逢えて嬉しかったです
小屋に着いたら朝食
ほとんどの方は出発していて、食堂にいたのは私たちをいれて6人。
しかも昨夜夕食時同じテーブルだった方々。
ちょっとした偶然がおもしろい
朝食後、いよいよ下山。 遠見尾根をくだります。
相変わらずガスはとれません・・・。
昨日ガスが少しとれた時に見た遠見尾根の稜線は、アップダウンがけっこうある稜線でした。
きついかな~? ドキドキしながら歩きはじめます。
山荘から少し登ってその後はしばらく下り坂。
さらにクサリも出てくるガレた道になります。 ヤセ尾根も一部あり。
クサリはありますが、使わなくてもけっこう歩けました。
そうして下山していると、少し青空が出てきました
周りの景色が見えます
下りてきた道
このあとはガスったり少し晴れたりの繰り返し。
だけど山の上のガスはまったくとれません
かなり下りてきましたが、このあとは登り返し。ヤセ尾根を歩きます。
晴れていたら景色が良いんだろうな~。
8:35 西遠見
ピークを下りたところに標識がありました。
登山道には赤い実をつけた植物がいろいろありました。
赤い実をみると、もう秋なんだな~と感じます。(下界は暑いけど)
西遠見からも下り坂のあと登りに。
地図では途中に「池塘あり」と書かれていましたが、どこだか分りませんでした。
9:00 大遠見
ここもピークではない場所でした。なぜかな?
9:34 中遠見
中遠見はピークでした。ここへの登りは長い木の階段で、けっこうきつかったです。
階段は苦手。。。
登山道で見つけた白い花(実?)
コロンとした感じがかわいい(ピンぼけですみません)
だんだん青空になると思いきや、だんだんガスが濃くなっている気が・・・。
こういう時は植物の観察にかぎります。
おもしろい植物やかわいい花は無いかな~? 観察しながら歩いたり。
おもしろい形の木
真っ白登山道
9:56 小遠見山
ここから鹿島槍ヶ岳が見られるはずだったのですが・・・。
ゴールまであと1時間20分。
時間がたっぷりあることだし、せっかくなのでお湯を沸かしてティータイム
お茶しながらガスがとれるのを期待するも、ほとんど何も見えず・・・。
いつかリベンジ!ということで、再び下山開始。
すると、下界の景色が見えてきました。
山の上はガスで下は晴れ?
下の景色を眺めながら下山。なんだか微妙な気持ちです。
途中でおろしろい形状の植物発見! 苔の一種?
ちょっと花畑めぐり(でもこの時期ほとんど花は無かった・・・)
パラグライダーがたくさん飛んでいました。
気持ちよさそう~
11:30 アルプス平
アルプス平の周りは高山植物の植物園になっていて、いろいろな花が植えられていました。
白いコマクサもありました。 青いケシの花も植えられているようなのですが、見つけられず。
下山後のお楽しみ
ガスで景色が見られなかったのはとても残念でしたが、クサリも岩場も無事に歩けて良かったです。
一緒に歩いてくださった方にも感謝です! 一人だと不安で先に進めなかったかも。
ありがとうございました
<感想>
クサリや岩場がたくさんあって気の抜けない登山道でしたが、怖いながらもおもしろかったです
でももっと悪天候だったら歩けないかも
とっても不安だったクサリ場や岩場ですが、ガスで高度感を感じなかったのが幸いしたよう。
でも次回来た時は晴れていて欲しい~!! いつか晴れた日にリベンジしたいです。
唐松山荘は本当にきれいな山小屋でした。
白馬鑓温泉と組み合わせて、いつか泊まりたいです。
(不帰嶮を歩かないといけないけど・・・)
長野行きのバス乗り場で、山荘前でスケッチをしていたグループの方と一緒になりました。
スケッチをするグループと思っていたのですが、そうではないよう。
でも3名くらいの方がスケッチするそうです。
バス停の裏手にそばの花が一面に咲いていてきれいだよ~と教えていただき、見学に。
そばの花って白い花なんですね。とてもかわいいそばの花でした☆
2012年9月1日(土)
4:50
天気予報は晴れだったのに、外は一面ガスで真っ白・・・
出発するかどうか迷いましたが、少しづつ明るくなってきたので
晴れることを祈って出発
山荘から頂上まではピストンなので、ミニバッグひとつで行けるのが嬉しいです。
最初は砂礫の道を歩いて行きます。
まだ岩場やクサリは出てきません。
まだ薄暗かったのでヘッドライトを付けていましたが、15分くらいしたら無しで歩けました。
少しづつ明るくはなっているものの、ガスはいっこうにとれません。
頂上に着くまでに晴れて欲しい! そう願いながら登ります。
登るにつれて、だんだん道はガレてきて、さらに歩くと岩場も出てきました。
これから核心部?
手がかり足がかりはしっかりしていましたが、岩が少し湿っていて滑りやすい。
慎重に歩きます。
さらに登っていくと岩場だらけに。クサリも登場
やはり滑りやすいので慎重に歩きます。
ここまできたら頂上はもうすぐのよう。
多分高度感のある岩場・クサリ場というのはこのあたりだろうと思うも
下も真っ白で何も見えないので、高度感は全くナシ。
割と普通に登れました。(足を置く位置に少し迷ったりしたけど)
高所恐怖症の私には、良かったのか悪かったのか・・・
クサリを登りきると、頂上から下山してきたグループと出会いました。
「頂上まであと5分、頑張って!」と言われ、「あ、もう頂上なんだ」と初めてわかりました。
それくらいガスで先が良く分らないのでした。
5:41 五竜岳
誰もいない頂上。二人で貸切です!
しかし・・・真っ白・・・。
ガスがとれるか少し待ってみましたが、まったく取れる気配がないため下山開始。
帰りも真っ白な道を歩いて帰ったのでした。
しかし、ガスの日ならではのプレゼントがありました
両側にハイマツの茂った登山道を歩いていたら、なにやら動物の鳴き声が聞こえてきました。
前に進むとさらに鳴き声は大きくなります。
このちょっと変わった鳴き声の正体は・・・雷鳥!
ガスの中、よ~く目をこらしてみたら、上方の斜面に3羽、下方の斜面に2羽の雷鳥がいました。
上にいたのがオスのような感じで、下にいたのはメスでした。
いっぺんに5羽の雷鳥に出逢ったのは初めてかも。
雷鳥は、ガスと岩に同化していました。
写真を撮ったのですが、同化していて分かりにくいので掲載せず・・・。
でも雷鳥に逢えて嬉しかったです
小屋に着いたら朝食
ほとんどの方は出発していて、食堂にいたのは私たちをいれて6人。
しかも昨夜夕食時同じテーブルだった方々。
ちょっとした偶然がおもしろい
朝食後、いよいよ下山。 遠見尾根をくだります。
相変わらずガスはとれません・・・。
昨日ガスが少しとれた時に見た遠見尾根の稜線は、アップダウンがけっこうある稜線でした。
きついかな~? ドキドキしながら歩きはじめます。
山荘から少し登ってその後はしばらく下り坂。
さらにクサリも出てくるガレた道になります。 ヤセ尾根も一部あり。
クサリはありますが、使わなくてもけっこう歩けました。
そうして下山していると、少し青空が出てきました
周りの景色が見えます
下りてきた道
このあとはガスったり少し晴れたりの繰り返し。
だけど山の上のガスはまったくとれません
かなり下りてきましたが、このあとは登り返し。ヤセ尾根を歩きます。
晴れていたら景色が良いんだろうな~。
8:35 西遠見
ピークを下りたところに標識がありました。
登山道には赤い実をつけた植物がいろいろありました。
赤い実をみると、もう秋なんだな~と感じます。(下界は暑いけど)
西遠見からも下り坂のあと登りに。
地図では途中に「池塘あり」と書かれていましたが、どこだか分りませんでした。
9:00 大遠見
ここもピークではない場所でした。なぜかな?
9:34 中遠見
中遠見はピークでした。ここへの登りは長い木の階段で、けっこうきつかったです。
階段は苦手。。。
登山道で見つけた白い花(実?)
コロンとした感じがかわいい(ピンぼけですみません)
だんだん青空になると思いきや、だんだんガスが濃くなっている気が・・・。
こういう時は植物の観察にかぎります。
おもしろい植物やかわいい花は無いかな~? 観察しながら歩いたり。
おもしろい形の木
真っ白登山道
9:56 小遠見山
ここから鹿島槍ヶ岳が見られるはずだったのですが・・・。
ゴールまであと1時間20分。
時間がたっぷりあることだし、せっかくなのでお湯を沸かしてティータイム
お茶しながらガスがとれるのを期待するも、ほとんど何も見えず・・・。
いつかリベンジ!ということで、再び下山開始。
すると、下界の景色が見えてきました。
山の上はガスで下は晴れ?
下の景色を眺めながら下山。なんだか微妙な気持ちです。
途中でおろしろい形状の植物発見! 苔の一種?
ちょっと花畑めぐり(でもこの時期ほとんど花は無かった・・・)
パラグライダーがたくさん飛んでいました。
気持ちよさそう~
11:30 アルプス平
アルプス平の周りは高山植物の植物園になっていて、いろいろな花が植えられていました。
白いコマクサもありました。 青いケシの花も植えられているようなのですが、見つけられず。
下山後のお楽しみ
ガスで景色が見られなかったのはとても残念でしたが、クサリも岩場も無事に歩けて良かったです。
一緒に歩いてくださった方にも感謝です! 一人だと不安で先に進めなかったかも。
ありがとうございました
<感想>
クサリや岩場がたくさんあって気の抜けない登山道でしたが、怖いながらもおもしろかったです
でももっと悪天候だったら歩けないかも
とっても不安だったクサリ場や岩場ですが、ガスで高度感を感じなかったのが幸いしたよう。
でも次回来た時は晴れていて欲しい~!! いつか晴れた日にリベンジしたいです。
唐松山荘は本当にきれいな山小屋でした。
白馬鑓温泉と組み合わせて、いつか泊まりたいです。
(不帰嶮を歩かないといけないけど・・・)
長野行きのバス乗り場で、山荘前でスケッチをしていたグループの方と一緒になりました。
スケッチをするグループと思っていたのですが、そうではないよう。
でも3名くらいの方がスケッチするそうです。
バス停の裏手にそばの花が一面に咲いていてきれいだよ~と教えていただき、見学に。
そばの花って白い花なんですね。とてもかわいいそばの花でした☆