2014年度太田市予算に関する要望書 Vol4：保健・医療について

●2014年度/太田市予算に関する要望書（PDF）

　市長・教育長に提出した予算要望書の4章「保健・医療について」をUPします。
　ぜひ、ご覧いただき、みなさんからもご意見・ご要望をお寄せいただきたいと思います。

2014年度
太田市予算に関する要望書
太田市長 清水聖義様
教育長   澁澤啓史様

2013年12月24日
日本共産党太田市委員会
市議会議員  水野  正己
市議会議員  渋澤由紀子

保健・医療について

1．高齢者の命と暮らしを守るため、65歳以上の医療費を無料化する。

2．小児・産婦人科の医師不足解消、太田記念病院・救命救急センターが確実に役割を果たすよう、政府関係機関、県とも連携し対策を強める。

3．特定健診の受診率向上をはかる。他の制度加入者でも、希望者は市の特定健診を受診可能とし、健診項目を充実する。

4．高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの予防接種に市単独助成を実施し予防医療の拡充をはかる。

5．保健師・歯科衛生士を増員し、予防医療や子どもの発達支援の体制強化をはかる。

6．Ｂ・Ｃ型肝炎の検診を拡充・推進し、年齢で５歳毎の無料受診を実施したうえで、受診希望者の年齢制限を緩和する。

7．引き続き禁煙・分煙運動を進める。受動喫煙の被害を防ぐため、歩行禁煙を励行する。

8．不妊治療の助成制度のいっそうの拡充をはかる。

9．都道府県単位での国民健康保険の広域化に反対し、加入しない。

10．国保税について、今後は、所得に関係なく課税される均等割、平等割の引き下げを進め、低所得者の負担軽減をはかる。

11．生活保護基準以下でも課税される国保税を、加入者の実情に応じ、生活保護を基準とした減免制度を拡充する。あわせて不況減免制度を拡充する。

12．市民の命と健康を守るために、保険証の取り上げ（資格者証の発行）をただちに中止し、すべての加入者に正規の保険証を発行する。

13．国民健康保険に傷病・出産手当金制度を創設する。

14．難病患者や有効な治療法がない疾病に罹患している患者の医療費窓口負担金にたいする助成制度を拡充する。

15．高齢者を年齢で差別する後期高齢者医療制度の速やかな廃止を政府関係機関に求めること。現行制度が存続する期間は、保険証の取り上げは絶対に行わない。

16．疾病予防と医療費の節減、機能回復に効果があると医師も奨励する歩行浴トレーニングを普及・推進するため、現在の健康福祉増進センター「尾島温泉・利根の湯」の歩行浴プールを増設し、「健常者用」「体の不自由な人用」と分離するなど施設を拡充する。「ユーランド新田」、ふれあいセンターも含めて、脱衣場や駐車場の拡大など必要な整備・改修を行う。
17．利根の湯、ユ―ランド新田、ふれあいセンター、老人福祉センターについては、開館日・開館時間の拡大を図る。

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