明日に向かって-JCP GUNMA OTA

日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
(Since Mar 18,2007)

八ツ場ダム‐総事業費‐予算超過の公算大――完成なら東電に多額補償

2009年09月26日 | 公共事業・民間委託

無料法律・生活相談会(携帯HP)
 日時、会場など詳細はこちらから
全労連・労働相談ホットライン(携帯HP) 
【秘密厳守・相談無料】
あきらめないで、今すぐ電話を! 

日本共産党中央委員会(携帯HP)
 
景気悪化打開、派遣切り、期間工切りなど雇用問題、その他暮らしにかかわるあらゆる政策はこちらから
酒井宏明 国会議員団群馬事務所長(携帯HP)はこちらから

あなたもやってみませんか? だれもが人間らしく生きられる世の中に(携帯HP)
「こんな社会おかしい」「平和な世界を」──あなたの思いを日本共産党といっしょに実現しませんか?
ケータイやパソコンでできることから、いっしょに行動することま
で。世の中をかえる活動にいっしょにとりくみましょう。


[八ツ場ダム] ブログ村キーワード 
[公共事業] ブログ村キーワード 

八ツ場ダム‐総事業費
予算超過の公算大

完成なら東電に多額補償


BlogPeople「ニュース・一般」ブログランキング投票ボタン
BlogPeople「ニュース・一般」ブログランキング投票ボタン
blogram投票ボタン
blogram ランキング参加中! 
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑↑↑
ランキングに参加しています。
よろしければ、ぜひクリックをお願いします!


  八ツ場ダムの総事業費がこれまで示されてきた4,600億円を超過する公算が大きいことが分かりました。  
  超過の要因は東京電力への減電補償とされます。日本共産党の伊藤祐司前群馬県議の
試算によるものです。
  9月25日付「しんぶん赤旗」の記事よりお伝えします。

八ツ場ダムの総事業費
予算超過の公算大

完成なら東電に多額補償
2009年9月25日(金)
「しんぶん赤旗」


 国土交通省が群馬県に計画する八ツ場(やんば)ダムの総事業費が同省が予定する予算4600億円を超過する公算が大きいことがわかりました。これは、ダム周辺に水力発電所を持つ東京電力への補償金に数百億円が見込まれるため。建設の継続はより多くの事業費負担を生み、国民の批判を受けるのは必至です。(矢野昌弘)

 同ダム予定地を流れる吾妻川の水系は水力発電の一大産地。東京電力の水力発電所が
14あります。

 現在、同ダム予定地上流の三つの堰(せき)で取水した毎秒30トンの水は、発電の
ため川を通らずに送水管を通ります。大量の水がダム予定地をう回する格好です。

 この状態では、仮に八ツ場ダムが完成しても水が貯まらないダムになってしまいます
。そのため国交省は東電から水利権を譲り受ける必要があります。

 そこで発生するのが、発電量が減ることへの補償金(減電補償)です。東電への減電補償がいくらになるのか、国交省は「個別企業の経営上の問題にかかわる」として明ら
かにしていません。

 日本共産党の伊藤祐司前群馬県議は、近隣の県営発電所の買電価格などを参考に試算。2004年10月の県議会で取り上げました。50%の取水制限を行った場合、直接関係する五つの発電所の影響額は、1年分だけで17億円、30年分で510億円と見
積もりました。

 ところがダム事業費4600億円のうち減電補償などに充てる「特殊補償」枠の予算は217億円にすぎません。しかも、これは導水管の移設工事費なども含んだ金額。予
算不足は明らかです。

 「八ツ場ダムをストップさせる市民連絡会」の嶋津暉之さんは「減電補償はダム完成直前に支払うものなので、それまで伏せておくことができる。それをよいことに国交省は東電と交渉中だとか、4600億円に織り込みずみなどと言ってごまかしているが、
数百億円の規模になって事業費再増額の一要因になることは確実だ」といいます。

 八ツ場ダムの工事費をめぐっては、減電補償の他にも、地すべり対策工事費や関連工
事の進捗率が低いことから、さらなる増額の恐れが指摘されています。
図


八ツ場ダムの総事業費
予算超過の公算大
完成なら東電に多額補償
2009年9月25日(金)
「しんぶん赤旗」



■関連キーワード

環境問題



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
群馬の動脈地帯ですよねぇ (TANN)
2009-10-01 23:37:52
お邪魔します。

TANNです。 記事にしてるのが赤旗だけと言うのがさびしいですねぇ。

大マスコミも取り上げるべき問題だと思います。

ところで、10年前、2年間だけ榛名町(今は高崎市)に住んでました。 国道で言えば406号線沿いです。

そして、406号線と榛名山をはさんで北に走ってるのが145号線。 尾瀬の片品村から長野に向かう日本ロマンティック街道の一部で、群馬にとっては南北に走る関越道交差して東西に走る道路として大動脈の国道ですよね。 

幾ら、長野原街の国道とJR吾妻線を敷き直すとは言っても、『?』を思わずにいられません。 渋川伊香保インターから草津へ向かう観光主要道路だと、榛名町民の頃から疑問に思ってました。 ほんとに、川原湯温泉や吾妻渓谷がダムに沈むのって?

ダム湖が観光に役立つ場合もあるでしょうが、あの辺りはそのままにして置いても十分な観光資源となる地形と景観だとおもってました。 これって、短期間だけ群馬県民だった者の無責任な物言いですかね?

東京都も埼玉県の知事も中止に反対のようですが、群馬と、言うか長野原町の人の生活を犠牲にして、自分達の水利権と治水をすることが、現代的なのかと思って、関連ニュースを読んだりしてます。

水上や六合村のこれ以上道は無いと言うような土地柄でも無い様思えます。

地元の方たちの不安は測りかねますが、これまでに金を使ったから、事業を続けると言う論理でダムを造って良いような場所ではないように思えるのですが。

長文コメで失礼しました。 不適切であれば、削除下さい。

また、お邪魔します。

返信する
同感! (mizuno)
2009-10-02 00:38:29
TANNさんへ

コメありがとうございます。
TANNさんのいうとおりです。

あの周辺はいまのままでも十分な観光資源だと思います。

私も何度か訪れたことがありますが、10年前に2年間住んだTANNさんがそう思うほどなら、ずっと住んでいる人なら、なおさらだと思います。

東京、埼玉、群馬の知事も中止に反対ですが、八ツ場ダムは首都圏の利水には不要、治水にも役立たないということが、いまでははっきりしています。

地元の人たちの不安は、中止されると生活再建・補償がされなくなるのではないかということだと思います。

その点については、政府はもっと住民との対話を深め、声・希望をもっとよく聞き、十分に説明責任を果たす必要があると思います。

では、これからもよろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。