遅まきながら、本家の蔵の裏に梅が、こちらから見ると白々と美しく
歴史を感じる。
白梅やしきたり消ゆる蔵屋敷
しきたりも何もあったもんじゃない、代が変わり、宗教が変わると昔から続いた
しきたりなどは関係ない暮らしとなった。
「でもやることはやり、家に入ると大きな家を守っている」と夫は言う。
亡き義姉が植えた、馬酔木が咲き継がれている。ほっとする散策でした。
暖かくなったころ、お茶を飲みにこよとお誘いをうけた。
そろそろお茶のわく頃、おしゃべりをして久しぶりのお抹茶でした。
公民館でお稽古の何十年の仲間なので、お道具も懐かしい。
ひな祭りになると必ず、扱っていた雪洞型の水差しです。
雛寿司、桜餅、鶯餅まで用意してくださった。
久しぶりのお茶の美味しいこと。
それより、おしゃべりで、寒い冬の発散ができたことなによりでした。
お互い元気で暮らして行こうと誓ってきました。