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大きな力を与えてくれたスーパールテイン

ネットワークビジネス

2005-05-05 15:35:16 | スーパールテイン
ネットワークビジネスについて
ネットワークビジネスという言い方は誰が考え出したのでしょうか。
正確にはマルチレベルマーケティングといいます。
でも、この名前はいわゆるマルチ商法の問題から、いろんなところで敬遠されているようですね。
ネズミ講といわれるものがありますが、これは商品の販売を伴わない金銭の投資によって成り立っており、上層部の人たちだけに利益が生じ、下層に行くにしたがって損失が大きくなる仕組みです。これが法律で規制されたため、「それなら商品の販売があればいいのでしょう」と、生まれてきたのがマルチ商法(昔は確か、“マルチまがい商法”といっていたと思うのですが、いつのまにか“マルチ商法”になってしまったようですね。)で、これも多くの被害者を出し、社会問題となりました。
そんな背景があり、マルチレベルマーケティングが受難の時代を迎えてしまったのですが、
よく考えてみると非常に合理的なシステムだと思います。
大企業による商品の販売行為を考えてみましょう。
販売戦略はそれぞれの企業で異なるでしょうが、まず、商品企画から始まります。
どのような客層を対象とするのか、季節的なもの、などなど、
商品開発が終わり、生産体制も整い、出荷を待つだけの状態になります。
一方で販売促進活動が行われます。マスメディアを使った広告活動にはコマーシャル料として莫大な金額が支払われます。 流通経路においてもさまざまな活動が行われます。
生産も、新発売時の欠品を起こさないように膨大な量の生産を行います。
こうして市場に送り出されるのですが、それが必ずしもヒットするとは限りません。
むしろ凡打に終わることのほうが多いのです。そんな新製品の中でも、いくつかにひとつ、ビッグヒットが出れば企業は儲かるのです。

では、マルチレベルマーケティングとはどんな販売方法なのでしょうか。
最初にはたった一人の人が商品の販売を始めるとしましょう。
一人ではいくらも売れませんよね。そこで、自分の代わりに売ってくれる人を探します。
企業は、代わりに売ってくれる人が売った中からも最初の人に手数料を支払います。
最初の人が、10人の自分の代わりに売ってくれる人を見つけたとします。その10人がそれぞれに自分の代わりの人を見つけてゆきます。
ここで大事なことは、販売者が購入者であるということです。
こうして地面に水がしみこんでいく様に拡大していくのがマルチレベルマーケティングなのです。
では、この販売方法にどんなメリットがあるのでしょうか。
まず、企業にとっては販売にかかわる経費がほとんどかかりません。
広告費も必要ありませんし、営業社員を抱える必要もありません。
商品が売れた分に対しての経費のみで済むのです。
生産についても、小売店の棚に並べる必要はないわけですから、売れる分だけを造ればいいのです。
これだけ見ればすごくいい方法だと思われますが、方やマスメディアを駆使した販売方法を最新の機械を投入した工事現場とするなら、マルチレベルマーケティングは人がスコップでひとつひとつ運んでいるようなものです。 これでは勝負にならないと思うでしょうが、もしもスコップを持った人が何万人、何十万人、何百万人集まったらどうでしょうか。
これがネットワークビジネスの力なのです。 人の力なのです。
ただ、それだけの人が集まる商品とシステムであることが必要なのでしょうけれど。