12月になってしまいましたね~
北海道は冬の嵐らしいです。札幌も細かい雪が降っています。
さて、またまた時間が空いてしまいましたが、秋旅のその三です。
三日目は鞆の浦へ行くことにしました。
福山駅の前のバスセンターからバスが出ています。タイミングよくすぐに出る模様。
バス券を購入して乗り込みました。
時間が早かったのかそれほど混んではいませんが、地方のバスは遠回りをします。
たくさんの停留所を回るので、けっこう時間がかかるので退屈です。ローカル鉄道もびっくりするぐらい時間がかかることも多いです。
でも綺麗な海が見えてくると、気持ちが上がりました。

バス停が猫です。
場所によって色が違うようです。こちらは終点側。

漁港を見て少し周辺を歩きます。

この上に見ておかなくてはならないところがあるようです。
でもその前に船着場に行って見ると、映画の宣伝パネルがありました。
鞆の浦がロケ地のようです。作家さんも主演俳優も好きなので見てもいいかな?などと思って一枚。
あとでまた写真が出てくるのですが、まだ、後の話。

面白い薔薇の説明が・・・・これも映画がらみ?


さて、最初に行くのは坂本竜馬ゆかりの寺です。

細い道をあがって、どんどん行くと程なく、

この看板が。
創建は古くて天暦年間(1000年ほど前)で、この本堂の隣の對潮楼は眺めがすばらしいので江戸時代の朝鮮通信使が絶賛したそうですな。

靴を脱いで、さあ、入ります。


歴史的に由緒ある寺ということよりも、ここからの景色が本当、日本一という感じ。
美しい~~~
ついつい見ほれてしまいました。


見ると、船着場から黒い船が! 市営の渡船乗り場から仙酔島へ船が出ています。
咸臨丸に模した、連絡船です。大きそうに見えるけどそれほど大きくはないです。乗っても15分ほどらしいので、どうしようかなあと思ったけど、島には何もないと言われて、やめました。
景色はきっと良かったと思うけど。

鞆の浦の猫もなかなか見せてくれます。



古い町並み、家屋敷が細い道をたどると普通の家と軒を並べています。
本当に細い道なのでここがメインの道路とは思えません。普通の乗用車がすれ違えないほどの道ですから。
昔の大きな商家を博物館というか観光案内所のように無料で見せている家でした。
大きな土間。大きな蔵。





さて、いろいろ眺めながら歩きます。
人がいない路地を歩いて、またまた、出会ったのが猫。
本当に逃げないんだなあ~~~




まるで私が登っていくのを待っていてくれているようで、話しかけると 何か? とう感じ。
くつろいでいる猫たちもいっぱい。
人がまったく来ませんでしたが、ここは、芭蕉の句碑があったのですよね。
写真を撮ろうと思ったのですが、けっこう、逆光で何も見えなかったので断念しました。



ちょっと高い位置にあるので、港が綺麗に見えます。ここから下って有名どころの観光地を行こうと思います。
写真にはあまり写していませんが、観光バスがわんさかやってきています。
時間がたつとともに人が多くなってきます。わいわいがやがやが激しくなってきたので、スピードアップで回ろうと思いました。







古い町並みを眺めながら、散策しています。
あの養命酒の前身、保命酒というのだそうですが、漢方薬を使って醸造した薬酒で財を成した太田家を見学しました。
大きな家です。家の構造的に面白い工夫があったり、蔵も大きかった~~。面白かったのは、女性のための、「あの音」消しの甕があって、そこからちょろちょろ水を出す工夫があったのですよ。
びっくりですねえ。「あの音」を恥ずかしいと思うのは昔からだったのですねえ。
そういえば、予断ですが、江戸城の大奥の将軍の奥さんの専用トイレは汲み取らなくてもいいように、ものすごく、深く掘られていたって、何かで読んだ気がします。
次に、坂本龍馬の いろは丸展示館へ。
あ、団体がやってきた! 急がなきゃ! とばたばたと見て回りました。


いろは丸の潜水調査の結果の展示や、龍馬の隠れ部屋を再現してありました。
この後、実際に隠れて四日泊まっていた枡屋清右衛門宅を見学。龍馬はここに逗留した後七ヵ月後に暗殺されたそうです。





ここの屋根裏部屋は1989年に見つかったのだけど、痛みが激しかったので2011年から公開を始めたそうです。
比較的新しいスポットですなあ。
この後、高台にある歴史民族資料館へ。ここも眺めがいいです。




写真は撮れないということでしたが、係員さんと話してロビーの写真だけ撮らせてもらいました。
まあ、もう来ないかもしれない場所だし、パンフレットには載っていなかったので、許してもらえたのかなあ。
すごく観光客が増えてきたので、戻ることにしました。
バス停の猫。

裏はこんな感じ。

バスは福山駅に向かっていますが、実はここで見ておきたかった神社とお寺があるのを思い出しました。
もしかしてここで降りたほうが近いかも・・・と思いつつ、道を間違っていたら面倒かなあと途中下車せずにスルーして福山駅に戻ったのですが、後で、そこへいく道を観光案内所で聞くと、今まさに下りてきたバスで戻るしかないと言われて、意気消沈。
やっぱり。。。。下りればよかった。。。。
バスの時間を確かめる気も失せて、ちょっと遅めの昼食をとりました。
でも、食事を取ったら元気になったので、歩いていくにはちょっと大変と言われたので逆に発奮。
歩いていくことにしました、が、これが途中からめちゃ危ない道でした!

わかりにくいかもしれませんが、川沿いのこの道には歩道がないのです。びゅんびゅん車が来るので、超怖い!!!
それでもめげずに歩き続けたら、赤い太鼓橋が。

本当、歩くためだけの橋ですよね。でも、この前の道は車びゅんびゅんで、とても歩ける道じゃないんですけど。。。


と、思いながら草戸稲荷神社へ。ここのお社が大きくて、目立つんです! そして、隣のお寺が明王院の本堂と五重塔が国宝なので、来てみたかったのですよね。


ちゃんと御朱印をいただくことができました。
お参りした後、神社の宮司さんに、もう少し安全に歩ける道はないですか?と、尋ねたら、あの車で危ない道の下にあって、大きな道に戻るにはちょっとわかりにくいけど、地元の人が通るという道を教えていただきました。
これは聞かなきゃわからないわ~~という道です。

登ってきた道。
これから登る道。

ここを見つけられないと、ずっと遠くまで回り道だったようです。聞いてみるもんです。

こうして往復二時間程度歩いたけど無事にホテルに戻ることができました。
足、けっこう痛くなりました。
次は倉敷です。。。今年中にアップしたいものですが・・・・
どうかなあ~~~
北海道は冬の嵐らしいです。札幌も細かい雪が降っています。
さて、またまた時間が空いてしまいましたが、秋旅のその三です。
三日目は鞆の浦へ行くことにしました。
福山駅の前のバスセンターからバスが出ています。タイミングよくすぐに出る模様。
バス券を購入して乗り込みました。
時間が早かったのかそれほど混んではいませんが、地方のバスは遠回りをします。
たくさんの停留所を回るので、けっこう時間がかかるので退屈です。ローカル鉄道もびっくりするぐらい時間がかかることも多いです。
でも綺麗な海が見えてくると、気持ちが上がりました。

バス停が猫です。
場所によって色が違うようです。こちらは終点側。

漁港を見て少し周辺を歩きます。

この上に見ておかなくてはならないところがあるようです。
でもその前に船着場に行って見ると、映画の宣伝パネルがありました。
鞆の浦がロケ地のようです。作家さんも主演俳優も好きなので見てもいいかな?などと思って一枚。
あとでまた写真が出てくるのですが、まだ、後の話。

面白い薔薇の説明が・・・・これも映画がらみ?


さて、最初に行くのは坂本竜馬ゆかりの寺です。


細い道をあがって、どんどん行くと程なく、

この看板が。
創建は古くて天暦年間(1000年ほど前)で、この本堂の隣の對潮楼は眺めがすばらしいので江戸時代の朝鮮通信使が絶賛したそうですな。

靴を脱いで、さあ、入ります。



歴史的に由緒ある寺ということよりも、ここからの景色が本当、日本一という感じ。
美しい~~~
ついつい見ほれてしまいました。


見ると、船着場から黒い船が! 市営の渡船乗り場から仙酔島へ船が出ています。
咸臨丸に模した、連絡船です。大きそうに見えるけどそれほど大きくはないです。乗っても15分ほどらしいので、どうしようかなあと思ったけど、島には何もないと言われて、やめました。
景色はきっと良かったと思うけど。

鞆の浦の猫もなかなか見せてくれます。



古い町並み、家屋敷が細い道をたどると普通の家と軒を並べています。
本当に細い道なのでここがメインの道路とは思えません。普通の乗用車がすれ違えないほどの道ですから。
昔の大きな商家を博物館というか観光案内所のように無料で見せている家でした。
大きな土間。大きな蔵。





さて、いろいろ眺めながら歩きます。
人がいない路地を歩いて、またまた、出会ったのが猫。
本当に逃げないんだなあ~~~




まるで私が登っていくのを待っていてくれているようで、話しかけると 何か? とう感じ。
くつろいでいる猫たちもいっぱい。
人がまったく来ませんでしたが、ここは、芭蕉の句碑があったのですよね。
写真を撮ろうと思ったのですが、けっこう、逆光で何も見えなかったので断念しました。



ちょっと高い位置にあるので、港が綺麗に見えます。ここから下って有名どころの観光地を行こうと思います。
写真にはあまり写していませんが、観光バスがわんさかやってきています。
時間がたつとともに人が多くなってきます。わいわいがやがやが激しくなってきたので、スピードアップで回ろうと思いました。







古い町並みを眺めながら、散策しています。
あの養命酒の前身、保命酒というのだそうですが、漢方薬を使って醸造した薬酒で財を成した太田家を見学しました。
大きな家です。家の構造的に面白い工夫があったり、蔵も大きかった~~。面白かったのは、女性のための、「あの音」消しの甕があって、そこからちょろちょろ水を出す工夫があったのですよ。
びっくりですねえ。「あの音」を恥ずかしいと思うのは昔からだったのですねえ。
そういえば、予断ですが、江戸城の大奥の将軍の奥さんの専用トイレは汲み取らなくてもいいように、ものすごく、深く掘られていたって、何かで読んだ気がします。
次に、坂本龍馬の いろは丸展示館へ。
あ、団体がやってきた! 急がなきゃ! とばたばたと見て回りました。



いろは丸の潜水調査の結果の展示や、龍馬の隠れ部屋を再現してありました。
この後、実際に隠れて四日泊まっていた枡屋清右衛門宅を見学。龍馬はここに逗留した後七ヵ月後に暗殺されたそうです。





ここの屋根裏部屋は1989年に見つかったのだけど、痛みが激しかったので2011年から公開を始めたそうです。
比較的新しいスポットですなあ。
この後、高台にある歴史民族資料館へ。ここも眺めがいいです。




写真は撮れないということでしたが、係員さんと話してロビーの写真だけ撮らせてもらいました。
まあ、もう来ないかもしれない場所だし、パンフレットには載っていなかったので、許してもらえたのかなあ。
すごく観光客が増えてきたので、戻ることにしました。
バス停の猫。

裏はこんな感じ。

バスは福山駅に向かっていますが、実はここで見ておきたかった神社とお寺があるのを思い出しました。
もしかしてここで降りたほうが近いかも・・・と思いつつ、道を間違っていたら面倒かなあと途中下車せずにスルーして福山駅に戻ったのですが、後で、そこへいく道を観光案内所で聞くと、今まさに下りてきたバスで戻るしかないと言われて、意気消沈。
やっぱり。。。。下りればよかった。。。。
バスの時間を確かめる気も失せて、ちょっと遅めの昼食をとりました。
でも、食事を取ったら元気になったので、歩いていくにはちょっと大変と言われたので逆に発奮。
歩いていくことにしました、が、これが途中からめちゃ危ない道でした!

わかりにくいかもしれませんが、川沿いのこの道には歩道がないのです。びゅんびゅん車が来るので、超怖い!!!
それでもめげずに歩き続けたら、赤い太鼓橋が。

本当、歩くためだけの橋ですよね。でも、この前の道は車びゅんびゅんで、とても歩ける道じゃないんですけど。。。


と、思いながら草戸稲荷神社へ。ここのお社が大きくて、目立つんです! そして、隣のお寺が明王院の本堂と五重塔が国宝なので、来てみたかったのですよね。


ちゃんと御朱印をいただくことができました。
お参りした後、神社の宮司さんに、もう少し安全に歩ける道はないですか?と、尋ねたら、あの車で危ない道の下にあって、大きな道に戻るにはちょっとわかりにくいけど、地元の人が通るという道を教えていただきました。
これは聞かなきゃわからないわ~~という道です。

登ってきた道。
これから登る道。

ここを見つけられないと、ずっと遠くまで回り道だったようです。聞いてみるもんです。

こうして往復二時間程度歩いたけど無事にホテルに戻ることができました。
足、けっこう痛くなりました。
次は倉敷です。。。今年中にアップしたいものですが・・・・
どうかなあ~~~
こうやってブログにアップするとプレイバックになりますね~♪
あちこちに猫がいる風景は、なんかほっこりします。
私も団体さんのバスを見ると、逃げ出したくなります。
こんばんは
海の輝きと空の青さがきもちよさそうですねえ
古い街並みは北海道ではなかなか歩けないから旅行気分を味わえますね
ものすごい深いトイレって面白いですね
今の発想ではでてこないかな
龍馬の泊まった宿って龍馬ファンにはたまらない場所だなあ
ねこが癒してくれますねえ
日向ぼっこしてる姿だけで、こちらもほんわかできます。
日本人って団体行動好きだなあ~と時々思います。
そして団体になると、粗雑になるというか傍若無人になるような気がします。
人の土地にお邪魔させてもらってる感が失せてしまうんでしょうね。
私も他山の石と心せねば、です。
石段、坂道、軒が触れるのではないかという細道。
歩き旅のいいところかも。
とはいえ、交通事情が大変なところが多いです。
やっぱりバスより鉄道。そして地下鉄があるところは便利だなあと思います。
札幌も猫がのんびりできる土地柄だといいのになあ~と思います。
寒くなると野良が心配になりますね。