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薔薇の吐息2014

前ブログから引越しをよぎなくされ、流れ着いたおばさんのひとりごと

私の病気

2007-01-05 21:13:42 | 健康・病気

 有体に言えば、私は病気らしい。といっても体ではなく、精神の方の病だ。初めの頃はとても嫌で、それに触れられるとどこか心が壊れるような気がした。いつもと同じように過ごそうと思っても、心臓が悲鳴を上げる。でも、肉体的にはどこにも異常はない。(まあ、不整脈はあったにせよ)診断は、パニック障害。でも、この病気って心底不思議。地下鉄に乗れなくなったり、特定の場所にいけなくなったり、人ごみに対応できなかったり…。で、普通に過ごすことができなくなった。

 吐き気、動悸、めまい…。

 どんどん、自分が嫌になる。なんで、自分はこうなんだろうと。もう、何もかもイヤになる。そして、鬱にもなる。動けなくなる。起きられなくなる。アルコールに頼る。食事もしたくなくなる。笑わなくなる。自分では一生懸命、やっているつもりなのに、人からはそう見られない。人は『がんばれ』と言うか、『だめだ』というか、その二つ。励ましと拒絶は、私を救えないと人の好意を無為にする。

 薬を飲みながらの仕事はすごくしんどかった。いつも頭にベールがかかっているように鮮明にならない。だから、ミスが多い。薬のせいだと言っても仕方が無いから、黙る。毎朝、吐き気をこらえて仕事に向かう。それでもこらえ切れずに吐く。誰も気付かないうちに。人の目が怖かった。

 普通のことがプレッシャーになる。自分がだめだと思う。それが、心だけではなくて、体にも症状として現れる。普通に過ごせないその、苦しさはきっと誰にも理解されない。

 今も休職状態だ。でも、この状態も長くは続かない。多分、職を辞するしかないのだろう。でも、まあ、死のうなんて気はなくなっているから、ま、大丈夫かな。どうせ、後の時間の少ない人生。自分で終止符を打つのは不遜だよなあ。

 と、思うくらい、回復してます。

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