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薔薇の吐息2014

前ブログから引越しをよぎなくされ、流れ着いたおばさんのひとりごと

マイケル・J・フォックス

2009-05-02 23:51:21 | 本と雑誌

『ラッキーマン』をようやく読了。

時間がかかったのは、仕方がないとして、珍しく、洋物を読んでいたわけなのです。

私の読書はもっぱら、邦物。翻訳された言葉があまり得手でないというか、なんというか、で、外国物はあまり読んでない。(今はということで。・・・昔はけっこう読んでいた)

この本を読もうと思ったのは、やっぱり、M・J・Fの作品が好きだったからだろうなあと思う。

これを読んで、パーキンソン病がどういう病気なのか、

不治の病に侵されるということがどういうことなのか、

人から見れば、耐えられない不幸・・・と思うものが、実は、人の心を高めてくれるのかもしれない・・・と。

希望というか、光が感じられた作品だった。

赤裸々・・・・な、といえる、彼の人生の披瀝。

そこまで開いてしまっていいのか、と思うくらいに、綴っている。

でも、やっぱり、一番感じ入ったのは、祈りの言葉だ。

第7章の終わりに記された言葉。

* * * *  *  *  *  *  *

  神様、自分では変えられないことを受け入れる平静さと、

  自分に変えられることは変える勇気と、

  そしてそのちがいがわかるだけの知恵をお与えください。

       *  *  *  *  *  *  * * *

これは、どんなことにでも当てはめることができる言葉だろうと、ずしんと、深いところで感じた言葉だった。

すごく、凄い。

彼が病に陥ったことで、至ったのだろうこのメッセージは、物凄く深いものだと思う。

この本が書かれたのは2000年、日本での出版は2003年。

今は、どうしているのかなあ。

新しい治療法が見つかっているのだろうか。

あ、この本を読みたいと思う人は、前半はあまり期待せずに読むこと!

でも、アメリカの映画事情とか、TV作成のこととかは面白いけど、M・J・Fがあまりにお馬鹿に見えるので、ファンはがっかりするかもしれない・・・んだな。

しかし、よくもまあ、彼はそういうイメージダウンな内容を書いたものだと。

逆に感心しました。ょ。

でも、本としては、★三つです。

なぜかというと、けっこう内容が、時間軸に乗っているので、事実が淡々と述べられているページが長くて。

かったるい。のだ。

まあ、ノンフィクションだから、仕方ないのだけれどね。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは~[E:happy01] (そら)
2009-05-03 02:01:46
こんばんは~[E:happy01]
旅行から帰ってこられてたのですね~
お疲れ様でした。
花冷えの寒い旅行のようでしたね。
私は自立心が乏しいのか一人旅は経験がなくて・・・。
でも、憧れます。
いつかできる日が来るといいと思います[E:coldsweats01]

声フェチ・・・
昔、声優に憧れオーディションを受けて合格した経験があります。
結局親の反対を押し切れず断念したことが・・・
それだけ軽い気持ちだったのでしょう[E:coldsweats01]
今はヒーローものの主役の声に惹かれたりします[E:heart02]

マイケル・J・フォックス・・・
私も好きでした。
摩天楼はバラ色に・・・から好きに・・・。
パーキンソンに・・・と知ってからどうなったかは知りませんでした。機会があれば読んでみたいと思います。
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そらさん、ただいま~~~。 (ルカ)
2009-05-03 20:50:27
そらさん、ただいま~~~。
寒かったよ~~~(笑)

一人旅は、三度目です。
だいぶ慣れました。
本当は、何人かでいくのがいいのだろけれど、
私がかなりわがままなので、迷惑をかけてしまいそうで、
ちょっと、不安なのですねえ。

そらさん、声優志望だったんだあ[E:sign03]
美声なんだあ。
声、聞いてみたいなあ~~~~~。

親御さん、反対したんだ~~~。
もったいない。
まあ、そういう時代だったのかな。

M・J・Fは、『バックトゥザフューチャー』が面白くて、息子と二人でよく見ましたが、彼が小柄で童顔であるため、本当の年齢がわからなかったんだよね。当時。

彼が闘病しながらも、撮影を続けていくところは、なかなか、凄いので、そこはお薦めします。

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