少女はどこへいくのだろ
どこへ去ってしまうのだろ
行かないで 行かないで
その純な魂のまま
どこへも行かないで
少女は少女のまま
その時を今に重ねて
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家の外はこの所、屋根やベランダに
近所の花吹雪とともに黄砂が居座ります。
車にも積もっていて。
家の中も片付きません。
時間があっという間に過ぎていきます。
小学校低学年の頃はニコッと挨拶していた女の子が
大人びてツンとすまして行き過ぎるようになりました。
photo from 啓さん
ここに暮らしてどれくらいだろう
結構な時を過ごしているのに
まだどこか
見知らぬ町のようだ
カモメたちは
小雨に煙るこの町を
今日も
自由に堂々と飛んでいるが
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「色んなことが起こっていたのに、わたしは気づかなかった。気づかないで過ぎていったんだわ。(byソーントン・ワイルダー)」