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ハノーファー博物館 20240114 ②

2024-06-15 23:31:00 | ボッティチェリ
もう一つのボッティチェリ


まさしく工房作品


サンドロ・ボッティチェッリ(工房)

フィレンツェ 1445 - 1510 フィレンツェ

マリアへの受胎告知

1500/1510

ポプラ材

サンドロ・ボッティチェッリのアトリエでは、一度開発された構図が頻繁に使用された。 受胎告知の天使は、フィレンツェのウフィツィ美術館にある絵画に似ており、聖母マリアは現在ロンドンに保存されている絵画である。 この作品は、正面にひざまずいている女性の個人的な信心のために制作された。黒い衣と白いボンネットから、未亡人であることがわかる。

請求番号KM 306、ハノーファー州都より永久貸与



このフォームもどこかで観たような
ポーズはおっしゃるとおり、あの受胎告知では
…天使の羽が美しい

ロンドンではなくグラスゴーの聖母に似ている。ロンドンにもいらっしゃるのか…


 
ハノーファーのためのイタリア美術 ハノーファーのためのイタリア美術

古代のヒロインやルネサンスのマドンナから16世紀初頭の画家スターまで、この部屋は幅広い分野に及んでいる。 フェラーラのエステ宮廷では、権力のある女性たちが古代美術を奨励した。 メダルとコインは非常に人気があった。 ラファエロの師であるピエトロ・ペルジーノはペルージャにアトリエを構え、フィレンツェではサンドロ・ボッティチェリによって絵画は新たな高みに達した。 若き日のヤコポ・ポントルモもフィレンツェで活躍しました。 彼の絵画の特徴は、洗練された色彩、大胆な遠近法、誇張された身体の歪みである。 ヤコポ・ポントルモは弟子のアニョーロ・ブロンツィーノとともにルネサンス芸術を活性化させ、マニエリスムの時代を切り開いた。

展示されている作品の大半は、アウグスト・ケストナーのコレクションである。 ハノーファー王国の外交官であったケストナーは、ローマで長い年月を過ごした。 これらの絵画は、生涯を通じて故郷に愛着を持ち続けたブルジョワの芸術愛好家の貴重な遺産の一部である。



他のイタリアルネッサンスコレクション





ペルジーノ



ブロンヅィーノとポントルモ
マニエリズム



このルクレチィアさんは堂々とした佇まい
ソドマ 躍動的セバスチャンの絵が有名
興味津々

2020年にあなた様がこちらにいらっしゃる事がわかってからやっとお会いできました。残りのドイツ滞在期間にたくさんのボッティチェリ様にお会いできれば嬉しいです


ハノーファー博物館 20240114 ①

2024-06-15 22:58:30 | ボッティチェリ
ハノーファーにボッティチェリのコレクションがある事は知っていたが、ずっと工事中で伺う事は出来なかった。

2023年あたりにイタリア絵画特集があり問い合わせたが、ボッティチェリは展示なしでした。
そしてやっと…工事が終わり、ハンブルクの用事のついでと特集がパオラモータズゾーンの展示と合わせて訪問20240114


こちらの画像はずっとパソコンの壁紙にしていました



サンドロ・ボッティチェッリ(工房)

フィレンツェ 1445 - 1510 フィレンツェ

洗礼者ヨハネと幼子の礼拝

1490年頃

- ポプラ材

元々は、ボッティチェリの工房で高く評価されていた丸いフォルムの絵画であった。 よく見ると、聖ヨハネ少年の右側に、彼の属性である子羊がぼんやりと残っている。 この絵画が新しい形式に移された際、動物は単に「きれいに取り除かれた」。




工房作品ではあるけどいかにも工房という感じがなく本人作品に近く感じる







聖母子像が好きなだけかも
この透け感も私好み