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インドのカタック舞踊☆東京ガラナ

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊家、振付家の前田あつこのブログです。カダムジャパン主宰。atsukathak.com

独舞3ーありがとうございました!

2016-04-25 | 一言coment
『インド、独り舞ふ VOl.3』Indian Classical Dance solo act 2016.
お越し頂きました皆様、本当にどうもありがとうございました。

今年で3回目となりました独舞、総勢18名の舞踊家が入れ替わり立ち替わり
ソロを踊らせて頂くという舞台で、

出演日ギリギリまでインドにいらしたり地方にいらっしゃる舞踊家さんも多く
最後の最後までドタバタとドキドキの絶えないバックステージでした。

滞り無く終わって本当によかった。
十日経ってやっとちょっとホッとしてきました。
当たり前のようでちょっとした奇跡的な四夜なのです。


それでもひと言に「インド古典舞踊」と括っても、広い深い世界。
舞踊家ひとりひとり、あるいはお客様ひとりひとりが「違う」感覚や経験をもって
この芸術を眺めている訳ですから、全ての方にご満足頂くのは本当にむずかしいこと。

平日夜であったり、マンダラ南青山という特殊空間...
日常の忙しさをやりくりして集って下さり、
その中で見切れやそういった事を乗り越えて作品に集中しなくては楽しまなくっちゃという、
あるいは集中させてしまう実力が舞踊家ひとりひとりに求められるという...
なかなかの挑戦でもあります。


主宰と舞踊家として”2足のわらじ”で臨むこの独舞は
特別な想いもあり、いつも以上に緊張して向かい合う舞台でもあります。

実力をたっぷりつけてこの舞台に上がって下さる舞踊家さんたちのオーラと
すぐ近くの客席から見つめられる熱い視線にパクッと飲み込まれてしまったら最後、あわれな子猫の様に
何も出来ずプルプル震えて終わっちゃう事を知っていますから...

じっくり作品に向かい合い、稽古を重ね、どう魅せるかを考えて
お客様の熱気に乗せられてふわりと浮かび上がる気持ちよさの方を感じたいですものね、折角なら。

だから稽古、稽古。緊張、緊張。集中、集中...
でも努めてリラックス。。。


私は今年、2012年のAhmedabadで踊らせて頂いたNatarani舞踊祭の一幕を再演させて頂きました。
これがここ最近でいちばん取組みたかった事だったし、課題だったからです。
真正面からこの作品を飛び越えたかったんですよね。

大切なお客様の一人が、今まで観て来た作品のなかで一番良かった気がすると言って下さったので
それでスッキリ!あ、がんばって良かった~と終えたのでした。


良い機会を、
本当にどうもありがとうございました。



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