ぼやっ記

諸事情により、更新できませんので休止中ですm(__)m

大事な声優

2007年12月11日 | 独り言
 有名タレント「アニメ」声優起用 「本職」が失業危機、転職も

 新作アニメ映画の声優に人気タレントを起用する例が増えている。制作サイドの狙いは話題作り、アニメファンの裾野を広げたい、ということらしい。これで、困っているのが本職の声優さん。仕事が奪われる流れは止まらないようで、「声優さんの今後」を心配する声も出ている。

 ■みのもんた「ONE PIECE」新作に声優で出演

 例えば2007年公開アニメ映画で人気タレントが声優として起用されたのは、「シュレック3」の藤原紀香さん、浜田雅功さん。「ピアノの森」の上戸彩さん、「ベクシル-2077日本鎖国-」の黒木メイサさん、谷原章介さん、松雪泰子さんら。これから公開されるものは、「ザ・シンプソンズ MOVIE」の和田アキ子さん、所ジョージさん。「サーフズ・アップ」の小栗旬さん、山田優さん。また、みのもんたさんは「ONE PIECE」の新作で特別なキャラを作ってもらい出演するのだそうで、まさにラッシュ状態だ。

 かつて、タレントを声優に起用しネットで大論争になったことがあった。それは宮崎駿アニメ「ハウルの動く城」の木村拓哉さん。木村さんという自身のキャラクター、存在感に圧倒的なものがあるためか、

 「キムタクの顔ばかり浮かんできて、物語に没頭できない

 また、

 「本物の声優なら表現力があり、もっと映画が面白かったはず

などという意見が大量に出た。

 木村さんのファンにとっては大歓迎でも、アニメファンにしてみれば、「純粋に」アニメを楽しみたい、という気持ちが強かったのだろう。木村さんに限らず、タレントを声優に起用する事には様々な意見があり、朝日新聞の07年2月24日夕刊の記事「(TV端会議)今も耳に残る、あの声優たちの声」に

 「話題性から人気俳優が吹き替えを行うことが多いですが、やはり違和感があります。餅は餅屋。吹き替えは声優さんに
 「吹き替えは、その声優の顔が浮かんでこないのがベスト

 といった読者の意見が掲載されている。

 それでも製作者側は主役になぜ有名タレントを起用するのか。アニメ業界関係者はJ-CASTニュースに対し、

  「宣伝効果が全然違う」


と指摘する。有名タレントが声優になる、というだけで話題になり、制作発表会にタレントが来ればマスコミ人が押し寄せる。作品の知名度が上がるため、高額のギャラを「宣伝費」と考えタレントに払っても割に合う、という考えなのだそうだ。しかし、制作側は「声優の質」というものを考えないのだろうか。その業界関係者は、

  「タレントのスキルは元々高い。4、5回も経験すればかなり上手くなる。もちろん、ダメなタレントもいますから、誰を起用するかの『見極め』が重要なんだと思います」

と解説した。


Yahooニュース


 声優好きです。

 宣伝のため、タレントを使うのは仕方が無いことなのかもしれません。
 しかし、見る側の私は、演技力の無いタレントが声を担当しているものは、見る気が失せる。

 今回「シンプソンズ」映画化とともに、声優を一新するとか。

 和田アキ子?所ジョージ???

 もうね、ふざけるなと

 「ハウル」の出ている「ハウルの動く城」「シュレック」の出ている「シュレック」が見たいのに、声をあててる人のイメージが強すぎて、「ハウル」は「ハウル」でなく「キムタク」だし、「シュレック」は「シュレック」ではなく「浜ちゃん」な登場人物。

 それだけで映画になんて集中できません・・・。

 『餅は餅屋』

 せめて演技力のある(棒読みじゃない)タレントを使ってくれればまだマシなのですが・・・