カワトクで4月25日から5月7日まで開催中の「フェルメール光の王国展」。
銀座でやっているのはHABAのお知らせで知っていて、それが盛岡でやるなら…と
母と観に行ってきたのでした。
本物のフェルメール絵画は、数年前にルーブル美術館展で『レースを編む女』を観たことがあるくらいで、
あとは、映画「真珠の耳飾りの少女」に対する思い入れ(笑)くらいかなぁ…私の中の印象は。
でも、独特なブルーを始めとした色の印象は強く残っております。
部屋の左から差し込む光の中で描かれる女性、というイメージも強いか。
今回のはすべて「re-create」という方法でフェルメールが描いた当時の色彩を再現し、
所蔵美術館と同じ額装を施しているそう。
確かに、くっきりとした色彩で、本当にこんな感じだったのだろうと思わせるもの。
ちなみに、本物じゃないので、写真撮影はOKでした(フラッシュ撮影は不可)。
少し残念なのは、スポットライトの当て方でしょうか。
かなり離れて見る分には特に支障はないけど、近付くと光が反射して絵が見えない…
これって背の高い人目線で配置したのか、意図的なものなのか。
それと、近付くとやっぱりレプリカ感が…
母と2人でそればかり気になってしまって。。。
これを機に、ますます本物が見たくなるのでした!!
それでも、今分かっているだけの全作品37品を一気に見られるということと、
フェルメールに関する資料、色についての説明、などなど、興味深い展示もあって、
まとまったこういう展示も良いものだと思うなぁ。
作品に込められたメッセージや、物語性が、フェルメールの魅力を高めているのでしょうか。
逆に「真珠の耳飾りの少女」のような、その背景を推測するしかない謎めいた雰囲気も。
モナリザもだけど、人々がその謎に迫りたくなる気持ちは分からなくもないんですけどね。
(もし映画が本当だとしたら、とても儚く美しい物語なんだけどなぁ~)
ちょうど、隣で金澤翔子さんの展示もしていたので、そちらも見てきました。
「平清盛」の題字を書かれたということで、その時から存じあげていたのですが、
一同に作品が並んでいるのを見たら、感情が迫ってくるようで圧倒されまくり。
確かに大きな書もあったんですが、小さな作品でも力強さは半端ない。
人の才能ってすごいな~。
この日は午前中から3D映画見て、午後からも目を酷使しすぎたのか、
夜はかなりの頭痛に悩まされました…
何事もほどほどに~。
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