読んだことのない作家さんだと、ペースを掴めるまで時間がかかります。
作家さんのクセに馴染むまでが長いのかもしれません。
髙田郁さんの著書は主人公含め困難なことがありまくりな気がします。
しかし、それに立ち向かい続けるのがスゴい…
本作品は父を殺された武士の主人公が寒天商人となって幸せになる話(ザックリ説明)。
タイトルの『銀二貫』が様々な場面で意味を持ちます。
これでもか!な困難が読んでいてしんどくなりますが報われた時はホッとしました。
松吉(主人公)の心の強さを見習いたい。
諦めない大切さを知りました。