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375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

ヤンキースの現状と、今後の展望。

2006年06月05日 | スポーツ関連の話題
6月4日のボルチモア・オリオールズ戦、6回表。デレク・ジーター遊撃手が親指に死球を受け、その裏の守備からベンチに下がった。これで、今シーズンのヤンキースは、主力選手のほぼ全員が、負傷を体験したことになる。

5月11日、松井秀喜選手が左手首を骨折し、選手生活初めての長期離脱となったが、それ以来、ほぼ一週間ごとに、アクシデントが発生している。

5月18日には、松井選手の代役ブッバ・クロスビー外野手がダイビング・キャッチの際に、右太ももを負傷し、15日間の故障者リスト入り。

5月25日には、ホルヘ・ポサダ捕手が、左ひざを痛める(原因不明)。

6月1日には、ケガからいったん復帰したゲイリー・シェフィールド外野手が、左手首の痛み再発の為、故障者リストへ逆戻り。

6月2日には、アレックス・ロドリゲス三塁手が、試合直前に胃痛を訴え、急遽スタメンからはずれ、翌3日には、ジェーソン・ジアンビ一塁手が同じような症状で、欠場した。二人ともウィルス性胃炎とのことである。

投手陣も、同様な状況だ。昨年来から故障続きのカール・パバーノ投手(すでに存在を忘れられている感もあるが…)は、右ひじの手術が決定。先発右腕ショーン・チャコン投手も、打者のバットが足に当たるアクシデントの影響で、15日間の故障者リスト入りを余儀なくされた。

さらには、守護神マリアーノ・リベラ投手も、腰のけいれんで治療を受け、しばらくは登板できない状態という。

まあ、このような状態でも、さほど負けが混んでいないのは、右足親指を負傷しながらも出場を続けているジョニー・デーモン外野手が、それなりに頑張っていることにもよるが、彼にしても、無理を続ければ、長期欠場に追い込まれる危険性がある。

ヤンキースは、やはり過渡期にあると思う。長期的な視野で見れば、4度のワールドシリーズ制覇を含む1996年から2000年までがピークで、その後は、すこしづつ運勢が下がっているのは明らかだ。トレードで大物選手を獲得することで持ちこたえているが、それだけでは追いつかない時期に来ているのではないだろうか。

このような時期は、目先の結果にこだわって、安易なトレードに走るのではなく、むしろ、勝敗を度外視してもいいから、若手選手に活躍の機会を与えるべきであろう。

才能は、実戦を通じてのみ開花する。すでに名の知れたスターを連れてくるのではなく、生えぬきの新しいスターを育てることが、次の黄金時代を迎える原動力になる、ということに気づいて欲しいと思う。


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