1月9日(日曜日)、グーフィーズ・チャレンジ2日目を迎える。
ハーフマラソンに続き、いよいよ4大テーマパークを駆け抜けるフルマラソン。
前日と同じくコラルAの最前列(エリートランナーのすぐ後ろ)で本家みに~ちゃんと一緒に待機していると、大会放送局の女性レポーターがマイクを持って話しかけてくる。どうやらインタビューが始まるらしい。「どうしてミニーなの?」と質問され、「いや・・・家族そろってミニーのファンだから」といったやりとりがスタート会場の大画面に映し出されてしまった。ということで、一躍プチセレブの気分。やがて壇上にミッキーマウスをはじめとするメイン・キャラクターが勢揃いし、号砲とともに花火が炸裂。今年度初の大レースがスタートした。
前日のハーフマラソンと同じく、EPCOTの駐車場付近のEpcot Center Driveを午前5時35分にスタート。ただしハーフと異なり、フルの序盤戦はEPCOTの敷地内をぐるっと回る部分が加わるので、4マイルほど長くなる。そこからようやくマジック・キングダムに向かっていくというコース。ハーフでは、まだ夜の明けない6マイル過ぎでシンデレラ城に到着するが、フルの場合は10マイル過ぎでの到着となるので、すでに夜が明けている。つまり上の写真のように、ライトアップされた前日とは違う雰囲気のシンデレラ城を楽しめることになる。
01mile 8分54秒
02mile 8分40秒(17分34秒)
03mile 8分53秒(26分27秒)
04mile 8分53秒(35分20秒)
05mile 8分45秒(44分05秒)
06mile 8分42秒(52分47秒)
07mile 8分45秒(1時間01分32秒)
08mile 8分49秒(1時間10分21秒)
09mile 8分48秒(1時間19分09秒)
10mile 8分46秒(1時間27分55秒)
11mile 9分16秒(1時間37分11秒)・・・写真タイム含む
12mile 9分06秒(1時間46分17秒)・・・写真タイム含む
13mile 8分45秒(1時間55分02秒)
スタートからしばらくの間は早朝ボケと前日の疲れで脚が重かったが、4マイルを過ぎ、後ろから追いついてきたいっちいさんと挨拶を交わしたあたりから目が覚めてきて、それ以降は快調にマイル8分40秒台でラップを刻めるようになった。シンデレラ城の手前に3人の女王様+お姫様が揃っていたので、第1回目の写真タイム。フロンティア・ランドではトイ・ストーリーのカウボーイたちもいたが、タイミングが合わず、そのまま走り過ぎる。マジック・キングダムを出て、Floridian Wayを南に下っていく途中の12マイル地点にメリー・ポピンズの一行を発見。そこでは順番待ちもなく、記念撮影に成功したが、あとから見ると、かなりボケている。うまく撮るにはコツがあるのだが、それをいちいち説明している時間はない。
やがて中間地点に到達。通過タイムは1時間55分58秒。前日のハーフよりも3分近く速いペース。ギリギリでのサブ4を狙いつつ、余裕があればキャラクターと写真を撮りながら楽しむというプランだったので、まずは想定通りといえようか。
14mile 8分41秒(2時間03分43秒)
15mile 8分49秒(2時間12分32秒)
16mile 10分10秒(2時間22分42秒)・・・トイレ休憩含む
17mile 8分49秒(2時間31分31秒)
18mile 8分53秒(2時間40分24秒)
19mile 8分49秒(2時間49分16秒)
20mile 8分45秒(2時間58分01秒)
アニマル・キングダムに向かう14~15マイルは部分的にやや上り勾配。右手にゴルフ場が広がり、ゴルフウェアのミッキー&ミニーや、美女と野獣を見かけたりしたが、反対側の左手を走っていたのでそのまま通過。16マイル地点で一度トイレ休憩。17マイル地点を過ぎるとアニマル・キングダムの敷地内に入り、エクスペディション・エレベスト近くの疑似トレイルを駆け下りる。ほどなくDinoland U.S.A.のダイナソーのアトラクション施設を通過。サファリ姿のミッキーやミニーもいて、実に楽しいコース。
18マイル以降はハリウッド・スタジオに向かう真っ直ぐのハイウェイ。いつものレースなら正念場を迎えるところだが、この日はまだ失速しそうな兆候は感じられない。20マイル過ぎの折り返しを過ぎたところで、K9さん、running yusukeさんの一団とすれ違い、エールをかけ合うと、ますます元気になってきた。
21mile 8分36秒(3時間06分37秒)
22mile 8分45秒(3時間15分22秒)
23mile 8分27秒(3時間23分49秒)・・・最速ラップ
24mile 9分22秒(3時間33分11秒)・・・写真タイム含む
25mile 9分09秒(3時間42分20秒)・・・写真タイム含む
26mile 9分05秒(3時間51分24秒)
22マイル過ぎ、ハリウッド・スタジオに入ってからはすっかり余裕が出て遊びモードになってきた。というわけで、写真目当てのキャラクターを探しながら走る。23マイルでは、なんと最速ラップを記録。よほど舞い上がっていたのだろう。24マイル地点で、タイミング良く仮装ダンサー4人組と一枚。写真の出来としては、これがいちばん良かったように思う。
やがてボードウォーク・エリアを経て、EPCOTに入場。ワールド・ショーケースを走る途中、中国館でムーラン姫と一枚。ここからゴールまでは、応援風景を楽しみながら、時間をかけてのんびり走る。最後の1マイルがこれほど苦しくないマラソンというのは、初めてかもしれない。
Finish Time 3時間53分15秒。
サブ4ギリギリを狙ったわりには、思った以上にお釣りの多いタイム。
ちなみに公式サイトでも前日のような30秒のズレはなく、手元の計時そのままだった。
その結果、
●グーフィー・チャレンジでの目標(ハーフでサブ2、フルでサブ4)を達成。
●米国12州目のフルマラソン制覇と、通算28回目のフルマラソン完走(20回目のサブ4)を達成。
常夏のフロリダ州だったわりには、思いのほか涼しく快適な気候に恵まれ、究極のディズニー・マジックを楽しむことができた2日間となった。
★午前5時35分。まだ夜明けは1時間後、という早朝スタート。最前列に並ぶエリートランナーたち。
★いよいよスタート時間、というタイミングで壇上にお馴染みのキャラクターが登場。
★キャラクターとのフォト(1) シンデレラ城で女王様+お姫様たちと1枚。
★キャラクターとのフォト(2) ハリウッド・スタジオでダンサー4人組と1枚。
★キャラクターとのフォト(3) 中国館でムーラン姫+守護龍ムーシューと1枚。
★グーフィーズ・チャレンジ達成直後。2日間で39.3マイルを5時間52分かけて走破。
★前日に続き、トリプルみに~ちゃんずで記念撮影。
★ハーフマラソン(ドナルド)、フルマラソン(ミッキー)に加え、グーフィー・メダルもゲット。
1+1は「2」ではなく「3」が正解、という真理を具現化する。
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1月8日(土曜日)、グーフィーズ・チャレンジ第1日。
今回のディズニーマラソンはハーフとフルの連荘ということで、周囲の仲間には当然のごとく「ファンランで走る」と公言していた。とはいえ、一方では「ハーフでサブ2、フルでサブ4」を確保しておきたいというこだわりがあったのも事実。最低限のタイムをクリアしつつ、その範囲内で楽しく遊びたい・・・というのが本音だった。
そして迎えた、第1日目のハーフマラソン。
あくまで翌日のフルに備えて、いかに体力を温存しつつ「サブ2ペース」で走るか、というのが焦点になる。
01mile 9分21秒
02mile 9分21秒(18分42秒)
03mile 9分17秒(27分59秒)
04mile 9分20秒(37分19秒)
05mile 9分09秒(46分28秒)
06mile 9分26秒(55分54秒)
スタートは予定よりも若干遅れて午前5時42分。ホテルを出発するシャトルバスは午前3時から4時の間にしか運行しないので、身支度や食事などの時間を考えると、なんと午前1時30分頃には起きなければならない。5時間の睡眠を想定して逆算すると、夜8時30分には寝たほうがいいということで床に就いたが、実際に眠ることができたのは3時間程度だろうか。そのせいか、会場に着いても体が重く、走り始めはマイル9分20秒台。これでは2時間切りは厳しい、と序盤戦は半分あきらめモードだった。
ハーフマラソンはEPCOT駐車場近くのEpcot Center Driveからマジック・キングダムまでを往復するコース。4マイル地点でマジック・キングダムに入場し、沿道の人たち(時間帯からわかるように、一般の観客ではなく、ランナーの家族や友人たち)の盛大な歓声を浴びる。いったんパークの外へ出て、Contemporary Resort前で坂を下り、高架道路をくぐって坂を上るとスペース・マウンテンの建物が目の前に現われる。そして5マイル過ぎでマジック・キングダムに再入場。ライトアップされたシンデレラ城の光景はなかなか幻想的だった。ということで、写真を1枚。
余裕があればキャラクターとの記念写真も・・・と思っていたが、この時点では2時間を切れる可能性もギリギリないわけではなかったので、ひとまず走ることに専念した。
07mile 9分09秒(1時間05分03秒)
08mile 9分03秒(1時間14分06秒)
09mile 8分57秒(1時間23分03秒)
10mile 9分02秒(1時間32分05秒)
11mile 8分50秒(1時間40分55秒)
12mile 8分43秒(1時間49分38秒)
13mile 8分44秒(1時間48分22秒)
マジック・キングダムに別れを告げ、EPCOTへの帰路に向かう7マイル過ぎになって、ようやく周囲が明るくなってきた。待望の「朝」の到来である。それと同時に、あれだけ重かった体がなんとなく軽くなってきた。ペースも徐々に上がってきて、マイル8分台を刻めるようになってくる。
12マイル地点でEPCOTに入場。巨大なスペースシップ・アースの横を通り過ぎる頃には、ランナーズ・ハイに近い状態になった。というよりも、時間的にも午前7時を過ぎたので、ようやく体が目覚めてきたということなのだろう。
Finish Time 1時間59分16秒。
自分の時計ではこのタイムだったが、公式サイトを見ると30秒速い1時間58分44秒。2~3秒の違いなら誤差と言えるが、30秒の違いというのは…?
よくわからないが、これもディズニー・マジックの一種なのだろうか。
いずれにしても、思惑通り、ぎりぎりの2時間切りでフィニッシュ。
ある意味、絶妙のペース配分だったかもしれない。
ゴール後はキャラクターとの記念撮影コーナーでいっちいさん、ミニ~ちゃんと落ち合い、さらにはK9さん、running yusukeさん、Reさんとも再会。その後、ホテルに戻ったのが午前9時30分頃だっただろうか。ニューヨークの日系グローサリーで仕入れた「速効元気」を摂取して2時間ほど昼寝タイムを取り、翌日のフルに向けて体力回復に努めた。
昼寝のあと、ダウンタウン・ディズニーを散歩していたら、なんとYoshiさんに遭遇。
この広いディズニーワールドの園内でばったり出会うというのもかなりの奇遇だ。
というわけで、アイリッシュ・バーで一杯。
夕方は本家ミニ~ちゃんと食事をして英気を養う。
そして迎える第2日目。ハーフを走った翌日に、フルのサブ4なるか?
(つづく)
★本家ミニ~ちゃん、いっちいさんとともにトリプルみに~ちゃんも実現。
★K9さん、running yusukeさん、Reさんも加わって、6人で記念撮影。
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2011年最初のレースはフロリダ州遠征。亜熱帯性気候のフロリダはマラソンには暑いというイメージがあって、これまでずっと敬遠していたのだが、フルマラソン12州目を迎えた今回、満を持して常夏の地域に乗り込むことになった。それも、ウォルトディズニーワールドのグーフィーズ・チャレンジ。土曜日にハーフマラソン、日曜日にフルマラソンを連荘で走るというもので、かなりのスタミナを必要とされる種目だ。このチャレンジに成功すると、ハーフのメダル(ドナルド)、フルのメダル(ミッキー)に加え、グーフィーのメダルがもらえるということで、アメリカ在住のランナーにとっては、ワールドメジャーのボストン、シカゴ、ニューヨークと並んで、最も人気のあるイベントのひとつになっている。
フロリダ入りは1月6日(木曜日)。オーランド空港に到着すると、あらかじめ申し込んでおいた無料シャトルバス「マジカル・エクスプレス」で今回の宿泊ホテル、Pop Century Resortに向かう。ディズニー直営のリゾートではAll Star Resortと並んで最安値。ここで3泊滞在し、日曜日のフルマラソンが終わった午後に帰路につくというスケジュールだ。
ホテルに到着後、フードコートで昼食を済ませ、ホテル出発のシャトルバスでEXPO会場へ向かう。スポーツ関連のイベントが行なわれるESPN Wide World of Sports Complexが会場である。ゼッケンはハーフとフルの2種類。そしてお土産のテクニカルTシャツは、フル、ハーフ、グーフィーの3着。1+1は2ではなく3が正解という話はどこかで聞いたことがあるが、まさしくグーフィーズ・チャレンジのレースこそが、1+1=3の真理を具現化するのである。
★ESPN Wide World of Sports Complexの入口にある地球型のオブジェ。
★ウォルトディズニーマラソンのオフィシャルアイテムのコーナー。
★左から、ハーフマラソン、グーフィーズ・チャレンジ、フルマラソンの長袖テクニカルTシャツ。1+1=3の真理はTシャツとメダルだけではなく、参加費用にも当てはまるかもしれない。グーフィー・チャレンジのエントリー費用はハーフとフルを合わせた合計よりも若干高めに設定されている。
★木曜日のEXPO会場では、ミシガン州から参加の「いっちいさんご家族一行」・・・いっちいさん、娘のくぅちゃん、母親役のサルさるマンYoshiさんと合流。EXPOでのショッピングと夕食を楽しんだ。耳を装着しているとはいえ、この時点では、まだ素顔に近い。
★翌金曜日は同じくEXPO会場で、地元フロリダのmakaniさん、雪のニューヨーク州から到着したK9さん、running yusukeさんのグループと落ち合う。そして夜は、総勢10名でダウンタウン・ディズニーのアイリッシュレストランに陣取り、賑やかに前夜祭を行なった。
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