もう10月も終わります。
このところ、すっかり気温も下がってきたNYC、毎日が素晴らしい秋晴れ、
というわけではなく、曇りで時々雨のパラつく日が多いです。
雨の日の頭痛も再発です。
傘をさすほどでもないけれど、10分ほど歩いていると微妙にジャケットが湿ってくる、
そんな感じですね。
お天気に愚痴ってるばかりでも仕方ないので、少し立ち止まって夜の街を眺めて見ました。
街路樹の葉の色とダイナーのネオンが意外とマッチしていました。
濡れた路面がキラキラして、霞んだ空と対照的。これはこれで、綺麗ですね。
歩道の一部はこんな仮設アーケードのようなもので覆われていました。
URBAN UMBRELLA、って何でしょう?仮設にしては洗練されています。
検索してみたら、建て込んだ街中でビルの建設や改修などが多いNYCで、
2010年に、現場で使う足場のデザインコンペがあり、こちらの作品が選ばれたとのことでした。
NYC scaffolding is getting an upgrade (関連記事)
https://ny.curbed.com/2017/9/13/16301192/nyc-scaffolding-urban-umbrella
そして、NY市の建築部(DOB)で、実際に設置できるかどうか様々なテストがあり、
2017年から使われているそうです。私の微妙な英語力ですみません。
素材もリサイクルのスチールが使われ、照明はLEDとのこと。
確かに、従来の「いかにも仮設で適当です」的な殺風景でごちゃごちゃした足場に比べると
構造もしっかりしているし、見た目もすっきりと美しいです。
雨の日には濡れずに通れるし、仮設にしておくのはもったいないぐらいですね。
また一つ、 NYC豆知識が増えました!