火花（ドラマ版）

子どもが赤ちゃん〜学校に通っている年齢だと、必然的に「ママ友」さんというのができますね。
うちの子どもは現地校に通っているので、
現地校で親しくしている日本人以外のママ友さんというのも何人かいます。

そんなアメリカ人ママ友さんの1人が、先日
「私、いますっごくハマってる日本のドラマがあるのよ〜！」
と、「あなたも当然ハマってるでしょ」的な、すごい勢いで話をふってきました。

「あのね、若い日本人のコメディアンの男の子の青春物語みたいなストーリーで、話も面白いんだけど、
日本の普通の町とか生活ぶりとかも垣間見えて、全部が目が離せないわよ〜！！素晴らしいわ！」

…普段、ほとんどドラマというものを見ないので彼女のしゃべる勢いに押されていたのですがようやく
「タイトルは何？」
ときくと「えーと日本語忘れちゃったけど、確かSpark」。

スパーク？？それはひょっとして
「HIBANA、じゃない？」
大当たりでした。全然チェックしていなかったのですが、Netflixで全世界でドラマ10話が一斉配信中なのですね。

Watch Hibana: Spark Online | Netflix

原作は日本で小説の最高の賞をとって250万部も売れたのよ、と言うと彼女、さもありなんと納得の表情をしていました。
そして、

「ドラマがあんまり面白いから、本も読みたいのよ。やっぱりちゃんと原作のニュアンスをつかみたいから
日本語の本を買って、英語に訳しながら読むっていうのは無謀かしら…ドラマに出て来る町にも行ってみたいわ。」

…日本語の読み書きが全くできない彼女には、それはちょっと無理な気が。

「でもやっぱり日本語を読んでみたいから、あなたにヘルプお願いしてもいい？」

…実は、私、まだ「火花」の本すら読んでいないという遅れた人間であります。又吉さんごめんなさい。

日本人以外にもちゃんとストーリーの面白さが伝わっているのは、役者さんの演技や映像化の手腕もさることながら、
やはり原作が素晴らしいからですね。これから読みます。