10年ぐらい前からでしょうか、NYCの街なかで日本語がプリントされている
アパレルを身につけている若者が、だんだん増えているような気がします。
年を重ねるにつれ全米からより多くのアニメファンを集めている秋のAnime NYCなど、
アニメやゲームの影響も大ですけれど、
それとは別に、グラフィックデザイン的な面で形としての日本語が好き、とか
自分の好きなアーティストが日本のサブカル好き、という理由で、
日本や日本語に興味を持つようになった人もいます。
というわけで、先日、子どもの学校関係で知り合いになった若者が
こんな↓Tシャツを着ていました。
明らかに、桃ではない植物の鉢の横にデカデカと平仮名の「もも」。
その右側には着物姿で刀を持つ黒人男性のイラスト。
色使いは和の要素は少なく、とてもポップでカラフルです。
最初に目にした時から気になってしまい、着用している本人に
「この素敵なTシャツ、なんで桃(Peach)じゃない植物の横に『もも』って書いてあるの?」
と思い切って聞いてみました。写真は撮影許可済みです。
すると彼は笑いながら
「あ〜、Peachっていう意味じゃなくて、この植物を『もも』って名付けて呼んでるんだよ。」
???ますます訳がわからず
「え、貴方の持ち物なの?」
「この着物姿の彼。彼が『もも』って呼んでてペット的な感じで育ててる」
そう言って、スマホで検索して、とあるYouTuberさんを見せてくれたのでした。
そこには「もも」の鉢を笑顔で手にする男性の動画が。
CoryxKenshin reintroduces his plant Momo
https://www.youtube.com/watch?v=0PBCyPqGXos
なるほど。この動画を見ましたら「もも(Momo)」の実物が出てきて
かなり前から、持ち主のYouTuber、CoryxKenshinさんが大事に育ててきた植物のようです。
他バージョンの「もも」柄のTシャツや、「Momoトレーディングカード」など
「もも」関連商品は色々展開されているそう。
ただし他の動画を見ましたら、「もも」は最近枯れてしまったようです。残念。
いや〜、自分の全く知らないところで、こんなことが盛り上がっていたとは。
普段は絶対に見ないであろう動画でしたので、
ふとしたきっかけて色々楽しめて大変面白かったです!