そんな○○に魅せられて

バスタブが詰まりました

3月の予定では、今週から公立学校の子どもたちは学校で授業再開、
のはずでした。それは叶わず、学期末まで休校の見通しです。
なかなか新型コロナウイルス、手強い相手です。

まだもう少し、通常の生活に戻るには時間がかかるなあ、
と思っていましたところ、
昨日、自宅のバスタブの排水口が詰まりました。ガーン。

アメリカにお住まいの方なら、経験された方も多いと思います。
アメリカのお風呂は基本、バスタブの中で髪も体も洗います。
なのでバスタブの排水口から髪も流れていくわけです。
日本の一般家庭なら湯船と洗い場は別ですよね。

普通の思考回路なら、髪が詰まらないように、排水の構造も詰まりにくいものに、
と思うでしょう。
私が解せないのは、それがわかっているのになんでこんなにすぐ詰まるんだ?
っていうぐらい、バスタブの排水口が詰まりやすいことなのでした。
日本のお風呂の洗い場の10倍ぐらい詰まるんじゃないかっていう(個人の感想です)。

もちろん、これまでの経験で詰まりやすいのは重々わかっているので
髪を流さないよう、排水口に網のようなものを被せて必ず取り除いていたのにもかかわらずです。
日本人だから使い方が悪い、というわけでもなく、動画サイトなどを見るとアメリカ人が
「バスタブの詰まりはこれで直す」系をたくさんアップしています。

いつもなら、plumberという、水回りやヒーターのメンテナンスをしてくれる人を呼びます。
通常でもplumberはNYCでは需要が多くてすぐに来られないのに
この非常時だと来るのも嫌だろうな、と困っていたら、夫が
パイプ詰まり解消の液体洗剤があるからそれを使おう、と出してきました。
amazon.comでも取り扱っているこちらの商品↓でした。写真はamazon.comのサイトから。

これがアメリカでは一番ポピュラーらしく、日本で言うと「パイプ○ン」のようなものでしょうか?
「僕に任せろ」
というので、夫が使ってみました。説明書きも英語なので彼の方がわかっていることでしょう。

しかし。

バスルームを見にいくと、なんか、なんか使い方が違っている…。
「バスタブの水を取り除いてから、排水口に薬剤を流し込む」はずが
水が底のほうに溜まったまま薬剤を投入しているのでした。
夫が
「いや、これでも大丈夫、大丈夫だから!」
と取り合わないのでそのまま任せてしばらく経ちました。

案の定、水はジワジワと流れたのですが、詰まりが直ったとは
とても言えないぐらい流れが悪い。
夫はしょんぼりして
「がんばったけど、ダメみたいだね」

…いや、だ〜か〜ら使い方、違うんちゃう?って言うたやんか!
と内心思いましたが、あまりにしょんぼりしているので、
「しょうがないね、来てくれへんかもしれんけどplumber、呼ぼか?」

と、その時、排水口の方から微かに
ポコッ

何かが流れるような音が。
ひょっとしてこれは詰まりが取れている音?
そう思って、もう一度説明書きを読むと、
「薬剤を流し込んだ後、15分ほど置いてから熱いお湯を流す」
夫はこの最後の仕上げを忘れているんじゃあ…。

ダメもとで、50℃ぐらいのお湯をバケツに汲んでまずザーッと1リットルぐらい?流してみると
ポコポコポコッ
おおおおおお〜!ちゃんと流れていくではありませんか。

さらにさらに、お湯を追加でザザーッと注ぐと
気持ちよく流れていきます!
これを何度か繰り返し、詰まりの解消を確認できました。

暗い顔をしていた夫も、それを見て
ぱあああああっ〜
と顔が明るくなったので、本当に良かったです。

トラブったはずなのに、なんかものすごい大問題を夫婦一致協力して解決できたような、
爽やかな気持ちになりました。

とはいえ、排水口は詰まらせないように日頃から気をつけるのが一番ですね!!

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