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ひとり山歩記

現実逃避の為に映画観て、ポテチ食べながら映画観て、甘めの珈琲と炭酸飲料飲みながら映画観て、これではいかんと山歩き。

準備不足で予定は崩壊。

2023-09-13 12:40:58 | 山歩き
先週の妙見山に続いて今週は千ヶ峰、来週は笠形山で多可三山登頂する予定でした。おやつと保冷剤を禰豆子に詰め込みバナナ飲み込み意気揚々と出発。飲料水は千ヶ峰手前で調達するつもりでしたが、これが悪夢の始まり。そんな大袈裟なものでもないけど、目前に千ヶ峰、コンビニも自販機も見つからず。見上げるくらいに千ヶ峰、直前に自販機見つけて小銭連投すれば返却口に貯まるだけ。道は細くなり上りが続き、車は息切れしながら鈍足気味。千ヶ峰登山口通り越しても飲料水の確保出来ず、気付いた頃には遥か後ろに千ヶ峰。蛇山、矢筈山、丹波の妙見山、行きたい山なら幾らでもある。


辿り着いたのが黒木山。居心地の良い空間。エンジンの音と蝉の声と子供等の笑い声が混ざり合う山歩きには珍しい騒音。いや、雑音。三重奏と言えば無難なとこか。悪い意味ではない。山頂まで行けば蜂や虻やらの多重奏。


試練の場。大声を出すことに抵抗がある。無邪気に破廉恥に大声で騒いでいた頃が懐かしい。


木と草と土と岩の絶妙な比率に感動する。これぞ絶景と言える。千ヶ峰には負けるまい。

笠形山と千ヶ峰と妙見山。どれがどれだか判断出来ないけど、今いる場所は黒木山。それだけ分かれば問題ない。

軽めの山歩き。二時間近く経過してるが、殆どが山頂でうたた寝してた時間。

日曜日の天気予報は雨でした。車も調子悪いし、遠出は控えた。しかし昼過ぎても雨の降る気配はなく痺れを切らして惣山、紅山へ旅立つ。同じ境遇の人がいたのか、4人の登山者と遭遇した。

火曜日、仕事帰りに紅山へ。全力で登り、息を切らして休憩し、また全力で駆け上がる。4分50秒、老いたのか夏のせいか体力不足なのか。

暫く休憩した後、次は体力の配分に気を遣いながら休憩なしで登り切る。4秒しか違いがない。ひとつ学んだ気がした。また下りて挑戦しようと考えたが、もう既に周りも暗いので時計回りに帰ることにした。足腰の鍛錬にも良かろうもん。


下山した頃にはほぼ暗闇。カメラでは明るく映るけど実際は足元も見えない。日の入りは18時13分らしい。

因みに月曜日に書き上げた文章全て消失したので改めて三日分の山歩記を書いてみた。





足は痛いが藤ノ木山。

2023-09-03 12:37:00 | 山歩き
土曜日に初めての山に挑戦し、日曜日に近場の慣れた山に行くのが定番になりつつある。

今日は加西市の藤ノ木山。昨日も今日も誰とも出会わない。避けられてるのか。時間帯かな。基本的に早朝は登らない。登れない。起きられない。ここ重要


前回よりも楽に歩ける気がする。気温は36℃あるらしいので発汗量はいつも通り。右足首が少し痛む。捻挫のような痛みだけど今日は楽に歩ける気がする。


捻挫してるなら安静にしておくべきだとは思うのだけど、僕は医者ではないから足の痛みを捻挫と結論付ける根拠がない。ので、歩く。ある意味刹那主義と言える。難なく東の山に到着。負傷しながらも試合に出続ける野球選手の気分だ。そんなことより風鈴初めて見た。


水分補給と仙豆を数粒噛み砕く。食事休憩は以上となるが、日傘広げて暫くの間、呆然と山を眺めて過ごす。微風が汗を撫で、気化熱で体温の下がるのを待つ。


藤ノ木山到達。足に痛みはなく疲れも感じない。これが怪我の功名と言うやつか。普段より姿勢を正し重心移動を意識しながら歩いた成果なのか、気のせいか。ここでも日傘広げて呆然と看板眺めて過ごす。この丸太は担いでここまで運んだのか、どのようにして地面に刺したのか興味が湧く。風鈴見つけた。


下山は前回と違う道を選んでみた。反時計回りで歩くのも有りだなと考えたが時既に遅し。因みに今回の戦利品は手袋やら手拭いやら燃えるゴミで袋ぱつんぱつん。



多可三山、妙見山。

2023-09-02 21:51:29 | 山歩き
腕相撲にも色々技があるようで力だけでは負けることもある。勝つ為には筋トレだけではなく技術も必要だ、が僕は筋トレだけに執着する。


多可郡の妙見山に決めました。笠形山や千ヶ峰の選択肢もありましたけど、いつかは多可三山登る予定なので順番は気にしない。

三合目で急に疲れを感じた。体調は悪くない。睡眠不足でもない。バナナも食べた。そんなに暑くもないが、風もない。これか。


五合目。ただ登るだけの登山道。考えるのは奴のこと。忘れようとしても脳裏をよぎる。逢いたいような逢いたくないような。こ、これが、恋、なのか。

七合目を過ぎたところであまんじゃこの忘れ石。要約すると、あまんじゃこ氏が笠形山へ橋を架けようとして夜が明けたので諦めた。そんな感じかな。岡山でも似たような失敗してますよね。


あまんじゃこさんとこで十数分扇風機休憩していたのだけど、山歩き再開三分後に見晴らしの良い岩場に到達。扇風機紛失して桶居山断念した時ぐらいの悔しさがある。そして登り続けて九合目、左側で小枝の折れる音がした。奴か。


山の麓で見た看板。ふと気付けば奴のことばかり考えてる。極力遭遇を避けたいので鈴は鳴らして歩いているが、戦闘となれば禰豆子背負う僕はやや分が悪い。勿論戦わず友好的に挨拶でも交

なんて考え事しているといつの間にか山頂到達。笠形山なのか、分からないけど笠形山だろうよ。


雲の中に千ヶ峰。千ヶ峰だよね。千ヶ峰だろうよ。


山歩きの技術を試しながら登頂してみましたが、いまいち効果は感じられない。やはり筋肉で乗り切るしかないのか。しかしこのほぼ登りばかりの693mを登頂したのは成果の表れなのか。


下山はひたすら下り坂。七合目を過ぎたところで靴底を発見。これは占有離脱物なのか廃棄物なのか判断に困る。自然に生えてきたものではなく恐らく下界から持ち込まれたもの。放置しておけば空腹の熊が拾い食いして腹を壊すかも知れない。とりあえず保護しておくことにした。


下山後、道の駅多可で妙見山バッジ買いました。レジのおばちゃんに失くさんようにねと言われるくらい小さなバッジなんですけどね、笠形山と千ヶ峰登る時にはまた買いに来ます。で、え、妙見山バッジ失くしました。




斉藤山、桶居山手前で問題発生。

2023-08-26 22:15:05 | 山歩き
登山前にはバナナを食えとどこかで読みまして、試しにバナナ食べて姫路の斉藤山、桶居山へ。

中池に駐車してから登山口まで約20分の準備運動。草叢掻き分け畦道歩き住宅地抜けて漸く登山口。多分あの木のない場所が噂の岩場なんだろう。

いきなり岩場。目的は山歩きで岩登りではないのでとりあえず登り始めたけど、半分で諦めた。安全に右から登る。


ここで最初の休憩。標高は低いがもうここまででいいかなと満足してしまう。

斉藤山と桶居山。おけすけと読むらしい。


また岩登り。勿論右に迂回。あの頂点に立つ予定。

先に立てばまた違う風景も見えるのだろうけど、その数歩が億劫になる今日此の頃。因みに高所恐怖症ではないので高さに胸踊り高揚する感情はない。

いつの間にか斉藤山を通り過ぎていた。あれかなと心当たりはあるものの、確信は持てない斉藤さん。ここで食事休憩所をしようと日傘広げて扇風機、扇風機がないことに気付いた。盗まれたのか、山賊か。二千円程度のものですから紛失しても別に構わないのだけど、山にゴミを捨てるのはよろしくない。ゴミではないけど。

探すのは難しいことではない。来た道を戻るだけ。運良く斉藤山手前で発見した。誰かが山賊から取り返してくれたのか、それとも僕が落とした扇風機を誰かが見つけて木にかけてくれたのだろうか。どちらにせよゴミは回収した。ゴミではないけど。再び桶居山に向かう気力もなくここで下山することにした。迂回した岩場を別の場所から下りて最初の岩場に到着したところで現在地を確認しようとして凄いことに気付いた。携帯電話がない。盗まれたのか、盗賊か(二回目)。探すのは難しいことではない。来た道を戻るだけ(二回目)。結局岩場まで戻ることになる。禰豆子を下ろし岩場を登る。意外なくらい軽々と登れる。携帯電話は岩場の頂点にありました。で、また下りるんだ。禰豆子の元へ。

桶居山は未登頂だけど、失くした物ふたつ共見つけられたので良しとする。再挑戦は、しないかな。その前に対策を講じねばなん。


距離だけで見ると六割が登山口までの散歩。



白髪岳から松尾山。

2023-08-20 17:08:21 | 山歩き
ザックの肩紐がほつれてきました。購入してから二ヶ月、十数回しか使用していない。勿論乱暴な扱いはしてませんし、寧ろ禰豆子と命名するほど愛着のある相棒。


縫うけどね、縫えば解決する小さな問題。ついでだから携帯電話収納する袋も縫い付けてやんよ。


糸の色も気にせず裁縫技術もなく縦横無尽に糸通す。不格好な仕上がりだけどそれも個性的で乙なもの。それにしてもこんなに早く不具合が出るものなのか不良品ではないのかと疑いもしたけど、左肩だけが破損したのは背負いかたに問題があるのかも知れないと調べてみましたザックの正しい背負い方や歩き方や呼吸法など登山に関する知識諸々。全て知らない情報ではないけど、90%程度知らない情報。ザックは腰で担ぐとか登りは蛇行して歩幅を狭くとか、知りませんでしたのでね、試したくなる。

んなわけで、白髪岳。禰豆子には2L分の飲料水と保冷剤詰め込み、扇子に代わる新しい道具を装着して挑んでみた。保冷剤が意外と重い。


登山口から数分後に迷い子。復帰した頃には肩も膝も痛む始末。ひとつめの休憩場所で既に登頂したような寛ぎ時間に突入した。蜂も虻も頭の周りを威嚇するように飛び回るけど、彼等は石や木を刺したりしない。石のように微動だにしない作戦。


ここ登りたくて白髪岳に来ました。三点支持必須の急な岩登り。数秒で登りきれるけど、この数秒のためにここまで来た。


休憩したいけど平らな場所はなく、棒立ちで登頂を満喫する。山頂ではないけどね。


これを超えれば白髪岳山頂。

山頂手前でドラム缶。なぜここにドラム缶があるのかより、ここまでどのようにして運んだのかが気になる。


白髪岳山頂。誰もいない。木陰もない風もない。だけど僕には扇風機と日傘がある。気合、忍耐、根性。数分耐えたので移動することにした。


松尾山は予定してませんでしたが、煙草買うついでに珈琲も買う感覚で、白髪岳のついでに松尾山。向かう途中で地面ごと剥がされた木を発見。鬼の所業か。

山頂手前で今回二度目の迷い子。二ヶ月前とは違うんだ。少し戻り人の踏み跡見つけて難なく彷徨時間終了。山頂には先客が二人。休憩してたら松尾山登山口方面からおじちゃん到着。帽子もかぶらず秋のような服装。息切れしている様子もなく汗もかいていない。友人宅に泊まり、コンビニに買い物に行くつもりが山に迷い込んで山頂まで探しに来たような雰囲気。超人か。

巨木とペクチェ素子扇風機。原理はなんとなく解るけど説明はしない。出来ない。未知は神秘なのだから。


千年杉と仙の岩。そう言えばこの付近にガイド犬が出没するそうだ。勝手に付いてきていつの間にか先回りしている。白髪岳山頂にも松尾山にも登るそうだ。超犬か。


白髪岳まで時間がかかり過ぎた。ザックが肩に食い込むし負担の少ない歩き方も習得出来ず。

翌日惣山と紅山で歩行訓練。山頂以外で休憩しないぐらいには成長した。禰豆子は留守番。腰に小さな鞄、水1Lで少し余るぐらい。


本日の戦利品。


アプリ変えてみた。