Time Out

英国はヴィクトリア朝をメインに創作関係や自サイト、雑記などを写真やイラストと共にお送りしていくのらりくらりなブログ。

ホリデイ

2007-04-18 17:12:51 | 映画/音楽関係
久しぶりの普通の記事です。
先日ホリデイという映画を観てきました。もともと内容に興味はありつつも(舞台に英国があるんだから気になりますよ)、出演者のなかに苦手な方がいたのであまり映画館で見る気はなかったものだったんですが、前売り特典に魅かれてチケットを購入していたというのが発端です。

「恋に破れた2人の女性同士が、家や車を交換する“ホーム・エクスチェンジ”を試み、人生を開花させていくラブストーリー。」

感想としては普通に楽しめました。出演者もキャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラックと個性的かつ演技も定評のある方々なので見ていても飽きなかったです。

ロンドンのコラムニストのケイト・ウィンスレットとロスの映画予告製作者のキャメロン・ディアスが傷心旅行をするかのように家を期間限定で交換しちゃったはいいけど、そこで出会った男性と恋に落ちちゃって、けど帰国までもう少しだし、さらには元彼も出てきちゃうし、恋した男性は家を交換した相手の……でそれがばれるし、交換した家のお隣さんが実は有名な映画の脚本家でひょんなことから仲良くなるとか―。(どれが誰のことなのかはあえてぼかしてます)

演出で面白かったのが、アリー・マクビールのようにキャメロン・ディアスが自分の恋愛状況の変化を仕事で扱っている「映画予告」のようにナレーションとともに勝手に妄想するというところ。唐突な「予告」が何度も挿入されますが自分は面白かったです。

ただ、不満というかここからはちょっとなぁ、と思ったところ。
英国と米国をいったりきたりの映像表現だったんですが、キャメロンの話が唐突に終わってはケイトの話に移って、今度はキャメロンへの繰り返しで少しせわしない感じ。
どうも内容がキャメロンとジュード寄りなのかケイト・ウィンスレットの存在感がうす~~~~くなってきてる気がしたり。ケイト・ウィンスレットの話は素敵だったのに残念。けどケイトの話の焦点ってジャック・ブラックじゃないんじゃ……。(なぜそう思ったのかは映画をご覧になられた方なら分かると思います)

と、こんな感じです。とりあえず安心して観られて、最後は暖かい気持ちになれる映画だったのでお薦めは絶対できます~。