先週末に天候不良で中止になっていた岩手-福島が行われたことで全クラブの試合数が揃った。
ほぼ半分の20節を消化してザスパは10勝5敗5分で2位。首位の藤枝とは勝ち点差が2。3位の熊本とは勝ち点が並んで得失点差で上回っている状態。
昨年と比較したいが、台風や大雨で試合延期があった関係で○○節で区切ると試合数がバラバラで比較しにくい
今年は八戸の昇格で偶数チーム数になったので常に暫定で無い順位表になるからありがたいところ。
開幕戦を引き分け・続く2節では終了間際の逆転勝利とホーム連戦を1勝1分とまずまずのスタート。
その後のアウェー富山、ホーム八戸と連続して0-1で連敗。
YS横浜には勝利を収めるもC大阪U-23には2点差を逆転され、ホームでのG大阪U-23では消極的な姿勢となってのスコアレスドロー。試合後にはブーイングも起きた。
好調だった北九州にも敗れて8節終了時点で2勝4敗2分の16位に。
転機となったのは5月の天皇杯県予選決勝のtonan前橋戦。
比較的変化をつけやすいシチュエーションの中でそれまでの3バックから4バックへ変更。それまで中盤や前線の並びに変化は付けていたが、後ろを3人(5人)なのは変えずにいたのでね。
続く藤枝戦も4バックで臨むも最後に逃げ切れずに勝ち切れず。
翌週の天皇杯1回戦の東京国際大戦でパラダイムシフトが起きたわけで。
この試合で左サイドバックとして初出場となった吉田将選手が見せ場を作り、後半からは右サイドバックに吉田将選手・ボランチに金城ジャスティン選手という配置に。この起用が夏場のチームを支えることになる。
前線に入っていた髙澤選手が延長戦に決勝ゴール。この結果が大きく成長するきっかけだったんだと今になって思う。
その後は4連勝。アウェー熊本での大一番には敗れたもの、その後6戦負けなしの3連勝で中断期間へ。
20試合で失点20は2位タイ。得点37は1位を記録。うち28得点はシステム変更後に生まれてるので、今のやり方が機能しているってことなんだろうなぁ。
今の4-2-3-1の中で特筆すべきは前線の4人が得点に絡んでいる事。現時点で髙澤選手が9得点、青木翔選手が8得点、加藤潤選手が6得点、岡田選手が4得点。主にスタメンで出ていた選手が得点数を増やす形で結果を出している。
守備ブロックを敷いて前線にお任せというサッカーをしているわけでなく、ボランチがしっかりとボールを動かしてサイドバックを押し上げる時間を作りながらサイドからのクロスを入れていくのが攻撃の形。
その中でワイドの青木翔・岡田(田中)選手がサイドバックを押し上げるキープとスペースワークをしているのが実に効いている。守備のタスクも多いし大変なポジションだと思うが、本当にこの位置の選手の貢献度は高いよね。
トップ下に入っていた加藤潤選手もボールを引き出しながらフィニッシュワークへ入っていく役割になって自由度が上がったし、負傷時にトップ下に入った岡田選手はまた違ったプレースタイルで結果を出した。
当初は大分から期限付きで加入した坂井選手を起用していたが、田中選手が好調なのもあってか岡田選手をポジションを変えてまで起用した柔軟さには驚いた。
ただ、システムが変わったから今の好調があるわけではないと思う。
3バックの時からこと攻撃においてやろうとしたことは今と変わらない。選手の位置関係を内と外で再編成しただけ。起点をピッチの中央に作っていたのが序盤で、システム変更に伴って起点を外側に置いたのが良かった。
連携や崩しの意図やサイドからクロスを入れていくってやり方は変わってない。
昨年はボランチの展開力が素晴らしかったので起点を中に置く3-4-2-1が機能してたわけ。シャドープレイヤーも外に開かせて何とかするよりかは、ボールをスペースでもらうことに長けたタイプだったしね。
システム変更ありきで攻撃が良くなったと言うのはちょっと安易かと俺は思う。
守備も中を締めるのではなくて、ある程度は人とボールを外側に追い込んで行こうってやり方になってる。
前線とワイドの選手がプレッシャーをかけて中央をボランチとセンターバックで監視する形。
崩されたな…ってシーンはそんなに無いのは組織的に出来ているから。
勿論ウィークポイントもあるわけで。
そこを突かれたのがアウェーでの長野戦。後ろから選手が上がって来るならスペースを消しちゃおう。縦に当てるなら3バックをぶつけよう。という守備。
攻撃時も3バックを使って幅を取ってボールを動かしてノープレッシャーの位置を作ろうって形で苦しんだからね。
最後の最後にロングカウンターが決まって勝利を得たが、今度はホームでの試合になるので同じ展開になった時には前に出ざるを得なくなる立場は逆になってるからね。
本当に難しい試合になると思う。
夏の移籍期間も終了してウインドー外で加入(登録)していた坂井・磐瀬選手に続いて、甲府から後藤選手・山形から田村選手・松本から榎本選手を期限付きで獲得。放出は後藤選手とトレードする形になったGKの小泉選手(→J2甲府)と加藤健選手(→JFL三重)・岡村選手(→JFK宮崎)の3名。若い選手が多いだけに途中で抜かれる可能性もあっただけにまずは一安心。
後藤選手は古巣対戦となったYS横浜戦、続く讃岐戦でベンチ入りするも出場は無し。去年のプレーを見ているので実力は申し分なし。今は安定しているボランチコンビにどう絡んでくるのかな。2列目起用も十分にあると思う。
田村選手は福岡時代の印象が強い。高さのあるセンターバックとボランチ。ここもレギュラーセンターバックが安定しているだけにこの中断期間でどうアピールしたのかなぁ。
榎本選手は育英選手権優勝時の決勝ゴールでお馴染み。高卒1年目なので、即レギュラー起用は無いと思う。ずっと髙澤選手が出ているワントップでの争いになると思うので、ここで競争が起こるのは良い事。
次の長野戦含めて守備が堅い、高さのあるチームに対してセットプレーで局面を変えられる選手たちだとは思う。
それだけにどういう起用をするのか非常に楽しみ。
勝ちに行く采配の時に必要な選手だと思うので、勝つために時にバランスを崩してでも使う時が来ると思うんだ。
来週のリーグ再開に向けて今日、明日とチームは非公開で試合を組んでいるらしい。
どういうメンバーになるのか再開が楽しみだ。
でわでわ
ほぼ半分の20節を消化してザスパは10勝5敗5分で2位。首位の藤枝とは勝ち点差が2。3位の熊本とは勝ち点が並んで得失点差で上回っている状態。
昨年と比較したいが、台風や大雨で試合延期があった関係で○○節で区切ると試合数がバラバラで比較しにくい

今年は八戸の昇格で偶数チーム数になったので常に暫定で無い順位表になるからありがたいところ。
開幕戦を引き分け・続く2節では終了間際の逆転勝利とホーム連戦を1勝1分とまずまずのスタート。
その後のアウェー富山、ホーム八戸と連続して0-1で連敗。
YS横浜には勝利を収めるもC大阪U-23には2点差を逆転され、ホームでのG大阪U-23では消極的な姿勢となってのスコアレスドロー。試合後にはブーイングも起きた。
好調だった北九州にも敗れて8節終了時点で2勝4敗2分の16位に。
転機となったのは5月の天皇杯県予選決勝のtonan前橋戦。
比較的変化をつけやすいシチュエーションの中でそれまでの3バックから4バックへ変更。それまで中盤や前線の並びに変化は付けていたが、後ろを3人(5人)なのは変えずにいたのでね。
続く藤枝戦も4バックで臨むも最後に逃げ切れずに勝ち切れず。
翌週の天皇杯1回戦の東京国際大戦でパラダイムシフトが起きたわけで。
この試合で左サイドバックとして初出場となった吉田将選手が見せ場を作り、後半からは右サイドバックに吉田将選手・ボランチに金城ジャスティン選手という配置に。この起用が夏場のチームを支えることになる。
前線に入っていた髙澤選手が延長戦に決勝ゴール。この結果が大きく成長するきっかけだったんだと今になって思う。
その後は4連勝。アウェー熊本での大一番には敗れたもの、その後6戦負けなしの3連勝で中断期間へ。
20試合で失点20は2位タイ。得点37は1位を記録。うち28得点はシステム変更後に生まれてるので、今のやり方が機能しているってことなんだろうなぁ。
今の4-2-3-1の中で特筆すべきは前線の4人が得点に絡んでいる事。現時点で髙澤選手が9得点、青木翔選手が8得点、加藤潤選手が6得点、岡田選手が4得点。主にスタメンで出ていた選手が得点数を増やす形で結果を出している。
守備ブロックを敷いて前線にお任せというサッカーをしているわけでなく、ボランチがしっかりとボールを動かしてサイドバックを押し上げる時間を作りながらサイドからのクロスを入れていくのが攻撃の形。
その中でワイドの青木翔・岡田(田中)選手がサイドバックを押し上げるキープとスペースワークをしているのが実に効いている。守備のタスクも多いし大変なポジションだと思うが、本当にこの位置の選手の貢献度は高いよね。
トップ下に入っていた加藤潤選手もボールを引き出しながらフィニッシュワークへ入っていく役割になって自由度が上がったし、負傷時にトップ下に入った岡田選手はまた違ったプレースタイルで結果を出した。
当初は大分から期限付きで加入した坂井選手を起用していたが、田中選手が好調なのもあってか岡田選手をポジションを変えてまで起用した柔軟さには驚いた。
ただ、システムが変わったから今の好調があるわけではないと思う。
3バックの時からこと攻撃においてやろうとしたことは今と変わらない。選手の位置関係を内と外で再編成しただけ。起点をピッチの中央に作っていたのが序盤で、システム変更に伴って起点を外側に置いたのが良かった。
連携や崩しの意図やサイドからクロスを入れていくってやり方は変わってない。
昨年はボランチの展開力が素晴らしかったので起点を中に置く3-4-2-1が機能してたわけ。シャドープレイヤーも外に開かせて何とかするよりかは、ボールをスペースでもらうことに長けたタイプだったしね。
システム変更ありきで攻撃が良くなったと言うのはちょっと安易かと俺は思う。
守備も中を締めるのではなくて、ある程度は人とボールを外側に追い込んで行こうってやり方になってる。
前線とワイドの選手がプレッシャーをかけて中央をボランチとセンターバックで監視する形。
崩されたな…ってシーンはそんなに無いのは組織的に出来ているから。
勿論ウィークポイントもあるわけで。
そこを突かれたのがアウェーでの長野戦。後ろから選手が上がって来るならスペースを消しちゃおう。縦に当てるなら3バックをぶつけよう。という守備。
攻撃時も3バックを使って幅を取ってボールを動かしてノープレッシャーの位置を作ろうって形で苦しんだからね。
最後の最後にロングカウンターが決まって勝利を得たが、今度はホームでの試合になるので同じ展開になった時には前に出ざるを得なくなる立場は逆になってるからね。
本当に難しい試合になると思う。
夏の移籍期間も終了してウインドー外で加入(登録)していた坂井・磐瀬選手に続いて、甲府から後藤選手・山形から田村選手・松本から榎本選手を期限付きで獲得。放出は後藤選手とトレードする形になったGKの小泉選手(→J2甲府)と加藤健選手(→JFL三重)・岡村選手(→JFK宮崎)の3名。若い選手が多いだけに途中で抜かれる可能性もあっただけにまずは一安心。
後藤選手は古巣対戦となったYS横浜戦、続く讃岐戦でベンチ入りするも出場は無し。去年のプレーを見ているので実力は申し分なし。今は安定しているボランチコンビにどう絡んでくるのかな。2列目起用も十分にあると思う。
田村選手は福岡時代の印象が強い。高さのあるセンターバックとボランチ。ここもレギュラーセンターバックが安定しているだけにこの中断期間でどうアピールしたのかなぁ。
榎本選手は育英選手権優勝時の決勝ゴールでお馴染み。高卒1年目なので、即レギュラー起用は無いと思う。ずっと髙澤選手が出ているワントップでの争いになると思うので、ここで競争が起こるのは良い事。
次の長野戦含めて守備が堅い、高さのあるチームに対してセットプレーで局面を変えられる選手たちだとは思う。
それだけにどういう起用をするのか非常に楽しみ。
勝ちに行く采配の時に必要な選手だと思うので、勝つために時にバランスを崩してでも使う時が来ると思うんだ。
来週のリーグ再開に向けて今日、明日とチームは非公開で試合を組んでいるらしい。
どういうメンバーになるのか再開が楽しみだ。
でわでわ
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