【テニスと無関係：電脳実験】JPEGにPhoto Sphere Metadataを書き込めばパノラマになるの？

ずっと不思議に思っていたことを試してみました。

アプリ「Googleカメラ」で撮ったPhoto Sphere写真はパソコンで修正できるのか？
普通のJPEGファイルにPhoto Sphere Metadataを書き込めばGoolgeプラスやGoogleマップビューのパノラマプレイヤーで球体写真として見えるのか？

[Photo Sphere Metadata--google]

結論から言うと、出来ました
下の画像をクリックすれば私が作ったPhotoSphereモドキが表示されます。

Googleカメラで撮影したPhotoSphere写真をパソコンで色調補正。
ついでに、お遊びで有名キャラを貼り込んでみました。

修正後、上書き保存するとPhotoSphere Metadataが壊れパノラマにはなりません。
そのファイルに、改めてオリジナルファイルのメタデータと同一値を専用ソフトで書き込むと、なんとPhotoSphere化出来ました。

仕組みが分かれば意外と簡単。



画像ファイルのメタデータ加工に使ったソフトは2つ。
ExifToolが写真のメタデータを読み書きするコマンドラインソフト。
コマンドラインソフトは面倒なので、このソフト用に別のプログラマーがGUI（グラフィックスインターフェース）ソフトを作ってくれました。
それが、pyExifToolGUI。

ExifToolとpyExifToolGUIをダウンロードし解凍。
pyExifToolGUIの設定画面でExifTool.exeの保存場所を指定すれば使えました。

[ExifTool]
[pyExifToolGUI]
[pyExifToolGUIオンラインマニュアル]




関係ないことですが、最近のカメラやスマホにはGPS情報を保存する機能があります。
この緯度経度もメタデータの一部。
目立ちたい女の子が自宅でGPS機能をONにしたまま自撮りしてブログへUPしたら、自宅へ暇な男が大勢押しかけニュースをたまに聞きます。
自撮りが趣味な方は、ブログへ写真をアップロードする前に、GPS情報保存の有無を確認した方がいいですよ！
まぁ、このサークルには自撮さんはいないと思いますけど・・・