遠州のかめの『山へ行かざぁ』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

岩岳山(北遠) 2011-04-24

2011年04月27日 | ・春野・岩岳山

 岩岳山(いわたけやま) 1369m 天気:晴れのち曇り一時雨

 3月の熊伏山で風邪を引いたが、甘く見て不摂生をしていたらだいぶ長引かせてしまった。今日は復帰第一戦なので無理せずに行きましょう。という事で、去年崩落した登山道の確認をかねて、岩岳山のアカヤシオ偵察に行ってきました。今年は寒いのでまだ早いだろうなぁ。

 ↓登山口

 登山口の駐車場で出発する方に聞いたら、先週登った仲間の方は崩落地の通過は問題無かったとの事らしい。それでは予定通り入手山から登って小俣京丸に下りることにしましょう。林道の1km標識の手前を右へ上がる林道が入手山コースの入り口。ゲート前の水道施設からも入れるが、こちらは藪っぽくて判りにくいから止めた方が良い。

 ↓右の林道へ入る

 林道が尾根を乗っ越す手前に登山道入り口が有るが、もっと手前から植林帯を適当に突っ切って尾根に上れば少しは時間短縮になる。道は杉が植林された急斜面を登って行く。ここからキマタ山までは3mの岩場や一部で足場の悪い斜面などが有るが、さほどの問題は無いと思う。このルートのキツイ区間はキマタ山まででほぼ終了。植林帯のなんてことも無い山頂を過ぎれば、左手に岩岳山を見ながら30分で入手山に到着。

 ↓入手山

 ここもなんて事も無い山頂だが、木の間ごしに岩岳山が見えている。一旦下って次のピークに登る。今日は風がものすごい。ここのアカヤシオがやっとちらほらと咲いていたが、強風にちぎれてしまいそうだ。ヤマイワカガミの花は全く見られなかった。

 ↓岩岳山手前のピーク

 アカヤシオは見られないがアセビは満開だ。岩岳山直下のガレの縁からボンジ山と京丸山が見える。

 岩岳山に到着すると先ほど抜かれた中高年パーティと単独者が休んでいた。単独者に聞いたところ、崩落地はしっかり整備されていて通行に問題は無かったとの事で安心した。岩岳山の山頂は通過して尾根を進む。右手には樹間から富士山が見えるが、なかなかすっきりと見える場所が無い。

 ↓富士山がすっきり見えるのはここだけ。

 尾根は痩せていたり足場のあまり良くない場所も有るので注意して進む。前から小パーティが来た。岩場のすれ違いは気を使います。尾根上から少し道をそれて所で昼飯にした。昔、花見パーティをやった場所だ。

 ↓つぼみが膨らんでいる。もう少しだ。

 しかし今日はすごい強風だ。おまけに寒い。風を避けて少し移動する。昼を食べたら、岩嶽神社に寄って小俣京丸へ降りよう。朝は調子がよければ竜馬ヶ岳までとも思っていたが、やはり今日は無理の様だ。荷小屋峠から大分下った所で崩落地にさしかかる。倒木は切り取られ、道が作られていた。これなら問題なく通過できます。

 ↓崩落地はしっかり整備されていた

 ↓去年の同じ場所

 小俣京丸に下りると足が痛い。なるほど、不摂生のつけは下りで請求が来たか。林道を1時間で駐車場に到着したら雨が降ってきた。今年の春も寒いのかな。アカヤシオはゴールデンウィークがちょうど見ごろになるか。今年は祭りが中止なので、人出が増えるかもしれない。いやだなぁ。

 帰りの林道でマイクロバスと鉢合わせ。こっちが50mバックしたが、当然の様な顔をしてそのまま行っちまいやがった。シンフォニーに泊まって岩岳山でしょうか。少し季節が早すぎた様で残念でした~。

  TIME

登山口(7:30)→入手山(9:35)→岩岳山(10:35)→(10:45)昼飯処(11:45)→岩嶽神社→荷小屋峠(12:40)→小俣京丸(12:50)→(15:00)登山口


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