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遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

岩岳山・竜馬ヶ岳(北遠) 2009-05-02

2009年05月06日 | ・春野・岩岳山

岩岳山・竜馬ヶ岳(いわたけやま、りゅうまがたけ) 1369m・1500m 天気:晴れ

 2日は良い天気になりそう。「仕事なんかしている暇は無い」と、先週ひどい天気だった岩岳山から竜馬ヶ岳を狙う。今回は趣向を変えて先週の逆周りで行く事にした。

 ↓登山者用駐車場


 駐車場から林道を進んでゲートを越え、ダート林道の分岐で右に登る道に入るとやがて、入手山への登山口が林道脇に見つかる。登山路に入ると道ははっきりしており、植林帯の急斜面や尾根をゆったり登ったりを繰り返すと、1時間半で1208mピーク(キマタ山)に着く。丁度、南東の尾根から2人連れの登山者が登ってこられた。杉川の方から道無き尾根を登って来られたんだろうか。ここから先の登山路は楽しい尾根道になり、木の間越しに岩岳山を見ながらゆっくり登れば入手山に着く。

 ↓入手山


 入手山の先の登山路脇にイワカガミが咲いていた。一回降りて登ると次のピークの直下にもイワカガミが群生していた。山イワカガミだろうか、白くて小ぶりな花だ。

 ↓イワカガミの登山路


 ピークからは再び下って又登る。ガレの縁を通過する辺りで先週はアカヤシオが咲いていたが今日はもう見られない。急な登りは少しだけで、ほどなく岩岳山の山頂に着いた。

 ↓岩岳山


 岩岳山では数名が昼食タイム中だ。自分はとりあえず岩岳神社まで行って考える事にしてすぐに出発した。岩岳山から岩岳神社の尾根にチラホラとアカヤシオが見られるが、ほとんど花は終わっている。1本だけそこそこ咲いている木が有ったが、花は全て痛んでいた。

 ↓アカヤシオも終了


 荷小屋峠への分岐を過ぎ、一登りで岩岳神社に着く。

 ↓岩岳神社


 さぁて、天気も良いし時間もまだ早い。大きな倒木を乗り越えて竜馬ヶ岳へ向かう事にした。竜馬ヶ岳への道は地図の通り大きなアップダウンも無く尾根をほぼ忠実に進む。道は割とはっきりしているが、標識類はほとんど無い。

 ↓道はあるが標識は無い


 やがて枯れた笹が出てくるが邪魔にはならない。頂上の手前では尾根が広くなって道も不鮮明になるが、明るい天然林で先が見通せるので問題無い。落ち葉の中の道を拾い山頂の一角に登りつくと手製の標識が有り、左前方の山頂ピークに導かれる。

 ↓竜馬ヶ岳


 山頂では単独者3名が山の話に花を咲かせていた。皆さん、ベテラン揃いの様だ。やがてそれぞれの方向に出発すると次は3名の中年パーティが到着した。このパーティはなめくじ小屋うんぬんの話をされていた。先ほどの単独者3名の中のお一人は、高塚山からピストンだそうだし、先週は静大のOBのお二人が京丸から登られてきた所にお会いしたし、さすがにこの辺りをうろつく連中は好事家が多い様だ。3名のパーティが出発したら自分も帰路につく。

 ↓岩岳神社分岐


 来た道を岩岳神社に戻る。岩岳神社は若者のパーティが休憩していたので、次のピークでしばらく休憩。分岐から荷小屋峠へ下る。この辺りのアカヤシオは全て終了、代わってミツバツツジが色を添えている。おっと道の真ん中に一株だけフデリンドウ(だと思います)が咲いている。

 ↓ミツバツツジ


 急な尾根道を下れば荷小屋峠に到着する。先週は風雨の荷小屋峠だったが今日は静かだ。

 ↓荷小屋峠


 荷小屋峠からはしっかりしているが花も展望も無い、植林帯の路を下る。水場の下から岩岳山が望める場所が有った。

 ↓岩岳山を望む。


 さらに植林帯を下れば小俣川に下りつき、丸太橋を渡れば林道に立つ。

 ↓小俣川を渡る


 後は林道を歩いて駐車場に戻った。

 ↓駐車場に戻ってきた


 竜馬ヶ岳への道は割とはっきりしている。テープは所々に着いているが標識類はほとんど無い。笹は最初は無く、やがて枯れた笹が現れる。山頂下の斜面で道が不鮮明になるが登っていって左上が山頂になる。

  TIME
登山者用駐車場(6:40)→入手山(8:50)→岩岳山(10:05)→岩岳神社(10:35)→(11:35)竜馬ヶ岳(12:35)→岩岳神社(13:25)→荷小屋峠(14:05)→小俣京丸林道終点広場(15:20)→(16:30)登山者用駐車場

カシミール ←水場と書いた位置は滝でした。水場は荷小屋峠寄りの次の沢です。


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