1/27(Fri)考古学博物館、イスラーム地区、夜行でルクソールへ
~イスラム地区の汚さに閉口…。ただモスクは素晴らしい!!~
早起きしようと思うも8時半くらいになってしまった。旅ではいつも早起きのはずが、2ヶ月近くあるんだから、少しくらいいいかなぁと甘えが出た。
ペンションサクラから考古学博物館へ。途中でカイロ・アメリカン大学を見つけ、アメリカン大学に通っていたLionにとってはとても親しみを感じ、中に入ってみようと試みる。しかし、金曜日はイスラムの安息日ということで中に入れてもらえなかった。残念。同じ要領でこの日店も多くが閉まっていた。
その後、再び考古学博物館へ。おとといは1時間も見れなかったが、今回は一人なので2時間くらい使ってじっくり見る。エジプト好き、遺跡好きにはたまらない所であることは間違いない。かえすがえす残念なのは、展示物が多すぎて、解説もほとんどないし、物置のように陳列されている点。今後できる新博物館に期待。
昼ごはんは、昨日のファーストフード店でコシャリをいただく。大しておいしくはないが、衛生的に比較的安全と思われる点を評価。
ここから歩いてイスラム地区へ。まずは、ズヴェータ門。この門は建て直したとはいえ、歴史のある門だという。ここからの眺めは素晴らしい!イスラム地区を全体を一望できる。と同時に、イスラム地区の建物がいかにボロいかがわかる。どの建物も継ぎはぎだらけ。一説には、完成させてしまうと税金がかかるため、わざと建設途中にしておくという。地震がきたらどうなってしまうんだろう…。
イスラム地区の道ははっきり言ってキタナイ。犬の死骸にハエがたかっていたり、悪臭を放つ場所も多く、ツアーでは絶対に行かない場所だろう。
そんな中にブルーモスクはある。ブルーモスクとは、モスクの内壁が緑と青の中間(エメラルドグリーンとも違う)色のタイルで作られている寺院。こことトルコのブルーモスクが有名だという。もう一つあったが忘れてしまった。
ブルーモスクでは僧のような人が勝手にガイドを始め、終わると”Can you give me something, sur?” といってきたので、1EPのチップをあげる。さらに1ドルくれとのこと。当然断る。今回は大変諦めがよろしかった。
そのあとたどり着いたシタデル近くの2つの巨大なモスクには圧倒された。ここより大きなモスクはトルコ、サウジ以外はそうそう見つからないだろう。内部の大理石の敷き詰め方も半端なく正確。エジプト人にもすごい人がいるものだ(いた?)と感動した。巨大なクレーンを使った日本のテレビクルーも来ており、「世界不思議発見」とかに使われるんだろうなぁ…と思った。
ここでだいぶ時間を使ってしまったが、まだ時間もあるので、歩いて帰ることにする。いまだ通ったことのないイスラム地区の道を通り、地区の最北まで行く。途中、明らかに地元の人だけが集まるマーケットを通る。時節柄、鳥インフルエンザが大ブームだったが、鶏がおりに入ってそこかしこで売られている。誰も買わなそうな服が棒にかけられて大量に売られていたり、カルチャーショックを覚えつつ進む。
北上して城壁を抜けたが、特に何もなく地下鉄駅を目指す。夜のカイロの喧騒にのまれつつ、少し迷いながらたどり着き、帰りにふたたびファーストフードに寄る。
8時半にホステルでカップルと待ち合わせ。彼らはお昼ころ起きて、カイロのタワーに行こうとするも高かったのでやめて、公園をブラブラしてゆっくり一日を過ごしたという。街で知り合ったエジプト人と撮った写真を見せてもらった。ホステルでは今朝チェックアウトを済ませたのに、シャワーを浴びさせてくれた。とても親切なオーナーに感謝!!
列車は10時半ころ出るので、9時前にホステルを後にし、地下鉄でラムセス中央駅まで行く。2等席は予想通りボロかったが、それほど悪くはなかった。ただ、一番後ろの席で、すぐそばにトイレがあったので臭いし、人の往来が激しく、なかなか眠れなくて大変だった。
いよいよ明日からは王家の谷のあるルクソールへ!
(※写真…エジプト。シタデル近くの巨大モスク。左側の建物内には日本のテレビクルーが撮影をしていた/Jan 2006)
~イスラム地区の汚さに閉口…。ただモスクは素晴らしい!!~
早起きしようと思うも8時半くらいになってしまった。旅ではいつも早起きのはずが、2ヶ月近くあるんだから、少しくらいいいかなぁと甘えが出た。
ペンションサクラから考古学博物館へ。途中でカイロ・アメリカン大学を見つけ、アメリカン大学に通っていたLionにとってはとても親しみを感じ、中に入ってみようと試みる。しかし、金曜日はイスラムの安息日ということで中に入れてもらえなかった。残念。同じ要領でこの日店も多くが閉まっていた。
その後、再び考古学博物館へ。おとといは1時間も見れなかったが、今回は一人なので2時間くらい使ってじっくり見る。エジプト好き、遺跡好きにはたまらない所であることは間違いない。かえすがえす残念なのは、展示物が多すぎて、解説もほとんどないし、物置のように陳列されている点。今後できる新博物館に期待。
昼ごはんは、昨日のファーストフード店でコシャリをいただく。大しておいしくはないが、衛生的に比較的安全と思われる点を評価。
ここから歩いてイスラム地区へ。まずは、ズヴェータ門。この門は建て直したとはいえ、歴史のある門だという。ここからの眺めは素晴らしい!イスラム地区を全体を一望できる。と同時に、イスラム地区の建物がいかにボロいかがわかる。どの建物も継ぎはぎだらけ。一説には、完成させてしまうと税金がかかるため、わざと建設途中にしておくという。地震がきたらどうなってしまうんだろう…。
イスラム地区の道ははっきり言ってキタナイ。犬の死骸にハエがたかっていたり、悪臭を放つ場所も多く、ツアーでは絶対に行かない場所だろう。
そんな中にブルーモスクはある。ブルーモスクとは、モスクの内壁が緑と青の中間(エメラルドグリーンとも違う)色のタイルで作られている寺院。こことトルコのブルーモスクが有名だという。もう一つあったが忘れてしまった。
ブルーモスクでは僧のような人が勝手にガイドを始め、終わると”Can you give me something, sur?” といってきたので、1EPのチップをあげる。さらに1ドルくれとのこと。当然断る。今回は大変諦めがよろしかった。
そのあとたどり着いたシタデル近くの2つの巨大なモスクには圧倒された。ここより大きなモスクはトルコ、サウジ以外はそうそう見つからないだろう。内部の大理石の敷き詰め方も半端なく正確。エジプト人にもすごい人がいるものだ(いた?)と感動した。巨大なクレーンを使った日本のテレビクルーも来ており、「世界不思議発見」とかに使われるんだろうなぁ…と思った。
ここでだいぶ時間を使ってしまったが、まだ時間もあるので、歩いて帰ることにする。いまだ通ったことのないイスラム地区の道を通り、地区の最北まで行く。途中、明らかに地元の人だけが集まるマーケットを通る。時節柄、鳥インフルエンザが大ブームだったが、鶏がおりに入ってそこかしこで売られている。誰も買わなそうな服が棒にかけられて大量に売られていたり、カルチャーショックを覚えつつ進む。
北上して城壁を抜けたが、特に何もなく地下鉄駅を目指す。夜のカイロの喧騒にのまれつつ、少し迷いながらたどり着き、帰りにふたたびファーストフードに寄る。
8時半にホステルでカップルと待ち合わせ。彼らはお昼ころ起きて、カイロのタワーに行こうとするも高かったのでやめて、公園をブラブラしてゆっくり一日を過ごしたという。街で知り合ったエジプト人と撮った写真を見せてもらった。ホステルでは今朝チェックアウトを済ませたのに、シャワーを浴びさせてくれた。とても親切なオーナーに感謝!!
列車は10時半ころ出るので、9時前にホステルを後にし、地下鉄でラムセス中央駅まで行く。2等席は予想通りボロかったが、それほど悪くはなかった。ただ、一番後ろの席で、すぐそばにトイレがあったので臭いし、人の往来が激しく、なかなか眠れなくて大変だった。
いよいよ明日からは王家の谷のあるルクソールへ!
(※写真…エジプト。シタデル近くの巨大モスク。左側の建物内には日本のテレビクルーが撮影をしていた/Jan 2006)