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心はいつも旅するlion

いよいよ

2006年03月30日 | 就職に向けて
4月1日入社に向けて、今日からいよいよ入寮です。

相変わらず引越し前はバタバタして、予想通り荷物が増えてしまい、大変でした。長い学生生活が終わりました。昨日はばあちゃんやじいちゃんの家で3人としんみりと話したり、家族と少し話したりしていよいよだな・・という実感が沸いてきました。

さて、この一年どうなるのかな。新しい環境を開拓していくことは慣れているし、楽しみな反面、学生のように後戻りがきかなかったり、責任が付きまとったりするのも事実。

うむ。早く新しい生活に慣れることに専念しよう。がんばります。

(※写真…バチカン、サンピエトロ大聖堂内。この教会内の装飾には妥協がない!)

チームと個人、モチベーション。

2005年12月04日 | 就職に向けて
私はメジャーリーグでプレーする田口という選手はあまり好きではない。

彼の所属するチームはMLBの中でも屈指の強豪カーディナルスで、そもそも彼はレギュラーではない。今年はたまたまレギュラーが相次いで故障したためのおこぼれをもらい、かなりの出場数を稼いだ。

成績は彼のメジャー通算成績からするとベストシーズンだが、メジャーでは平凡だ。来年からレギュラーメンバーが復帰すれば、守備要員としての日々が待っていることがはっきりしている。私から見れば、彼がこのチームに所属することで、彼のパフォーマンスが最大阮に発揮できるとは到底思えない。

スポーツ選手の寿命は短い。だから、自分の能力を一番発揮できる環境を選ぶのが使命だ。彼の実力はメジャーの基準から言えば一般的。よく言っても中の中であって、それ以上ではない。

彼は去年、一度解雇同然の扱いをされて、破格の安さで再契約を結ばれた。もちろん今年は彼としては一番のシーズンを送ることができた。しかし、このような扱いをされても彼は来年もこのチームでやりたいと言っている。ひとつのチームで野球人生を過ごすことに慣れている日本人としての甘えなのか、プライドのなさなのか。それとも彼はベンチウォーマー同然の選手としての方がモチベーションが上がるのか、それは定かではない。

彼はもっと出場機会の望めるチームで全試合出場を目指すべきだ。残念だが、彼の実力では来年のカーディナルスでは一昨年同様ベンチを暖めることが多くなる。


前置きが長くなったが、これは仕事でも多少関連することかもしれない。

私は就職活動の一番の企業選びの指針として、「海外で仕事ができること、そのチャンスが一番多いところ」を挙げていた。

内定をもらったうち一つの企業は海外営業として、3年以内に海外に駐在することが約束されていた。一方の企業は、前者よりも大きな企業で、配属は研修を通してでないとわからない。海外で仕事ができるかどうかもまったくわからない。

私は最終的に後者をえらんだ。理由はさまざまあるが、シンプルに言えば後者の方がやりがいをもって働けると思ったからだ。後者の企業の内定者は海外志向をしている人が多く、その中で切磋琢磨しながら、海外で仕事ができるチャンスをつかむことができる。それが自分の成長にとって重要ではないかと考えた。

考えてみると、カーディナルスの田口と少し似てはいないか?人はやはりチャレンジのし甲斐があると思うほうにより魅力を覚えるのだろうか。


ただ、田口のように会社から解雇同然の扱いを受けたり、会社が社会から信用を失うような行為を続けて行ったら、そこにとどまる理由は一切ない。私は会社のために自分を犠牲にしようという考えはまったくない。私は会社愛というのは所詮聞こえのいい建前であって、会社は個人の集まりだと思う。

この点はイチローの言葉に共感できる点がある。彼はここ数年不振のチームをどう立て直したらいいかと尋ねられたとき、こう言った。「チーム一人一人がチームのためにプレーするのは当たり前。その前提に一人一人が自覚をもって最高のパフォーマンスをすることがチームにとって一番のプラスになる」。

「チームワーク」という安易な発想も確かに大事だが、個性の違う人たちがそれぞれの最高の力を発揮してこそ組織が機能する。だから個人個人がより厳しくなければいけない。僕もこの考え方はとても共感する。

ちなみに、松井のコメントはイチローとは反対で巨人時代から超優等生だ。「チームのために」が彼のキーワードだ。これは彼は頭がいいのでこういった発言をしているだけで、実際に考えていることだとは思わないでほしい。プロならチームより自分の成績の方が100倍気になるに決まっている。個人の成績は給料に跳ね返るからだ(私はお金が一番大事であとは二の次ということを言っているのではなく、自分が納得できる基準は何か、ということを言いたい。それはお金であるかもしれないし、自分のアイデアがどれだけ採用されたかなどいろいろあるだろう)。

松井やイチローの発言に限らず、政治、国際問題、恋愛などすべて含めて、言葉面だけを追いかけては、本当の意味、考えを見失う。また関係ないが、この点をうまく利用している代表例が、小泉首相である。

話が飛んだ。

人はチームワークとか団結とか、なるべく平穏で安直な方向に逃げようとするが、それが本当にいいのか。いつでも会社を離れてもいいように、来たるべく自分にとって最高の舞台を掴むことができるように、やはり自分を磨き続けることを忘れてはいけない。だから自分に厳しく…、しかし当たり前だが、日常に忙殺されるとこれはとても難しいんですね…(今は言いたい放題)。


私としては田口のことはまったく他人事で、やはりほかのチームに移って活躍の場を求めたほうがいいと思うのが本音だ。

(※写真…北京。北京オリンピックまであと…。2005年11月撮影)

優先順位

2005年11月23日 | 就職に向けて
今から4月の入社まで、何をすべきなのか決断を迫られている。

正直旅行は飽きてきた。世界にはまだまだ様々な場所があるが、旅行で行くのはどこか薄っぺらい感じがする。最近は2週間以上の旅行はきつい。体力的にではなくて、精神的に。時間を無駄にしてる気がしてならない。

今している中国語の勉強を中国滞在を延長してやるか。確かに中国に滞在することは貴重な経験になるし、中国語が少しでも身につくチャンスでもある。ただし、中国語はやる気さえあれば日本でも勉強できる。4月までにすべきこととしての優先順位としてはどうだろうか。

では、日本で資格やトイックのための勉強をするか?本を読み漁るか?これも入社以降でも十分できそうだ。

そうなると今後しばらくできないことといえば、長期の旅行ということになってくる。しかも自分の今後に大きく役立つのは海外に行くことだ。

やはり海外の今まで行ったことのない国に行くことが優先順位で1番になるのか。。どちらにしても12月上旬くらいまでには決めなければならない。

(※写真…少林寺。とても分かりにくいが、この石の床は修行によって激しくへこんでいるところがいくつかある。2005年11月撮影)

企業からの海外派遣について

2005年11月22日 | 就職に向けて
ブログは3日連続では更新できないlionです。

今、留学してる北京の大学には多くの商社、大手メーカーから駐在員、駐在員候補が来ています。その人たちの話を聞いているだけでもとてもおもしろく、貴重です。

そこで、自分の内定先企業からの駐在員の派遣、語学研修等はどうなっているのか?と気になったので人事にメールで質問しました。

結果→英語以外の語学研修はほとんどない…。というか、英語でも海外での語学研修はない。。

僕もいずれは中国で1年くらい中国語を勉強させて欲しいなぁ…なんて気持ちを抱いていたのにちょっとガッカリです。まぁ、数年後はどうなっているのかわからないし、制度がなければ自分で道をつくればいいだけのことです。これについては心配はしていません。会社は自分の都合がいいように利用する!(あくまで希望)

内定先の会社は、私のような文系採用の総合職は3割ほどが海外駐在を経験をするとのこと。所属グループや仕事内容によっても、大きく違うので一概にいえませんが。

ただ、会社としては今後、現地人のリーダーシップを強化して、駐在員の数を減らす方向にあると言っていました。某保険会社の人事の方いわく、現地で優秀な人材を採って、育てるために駐在させるため、日本企業各社は現在優秀な人材を中国に送り込んでいるとのことです。内定先の企業は話だけ聞いていると頼りないのですが、どうなのでしょう。

あと、会社としては「逆出向」と称して海外の支店から本社へ優秀な人材を呼びよせ、もっと本社を活性化させようとの試みもあるそうです。言語としては、英語が最重要視され、とくに中国語だとか、ほかの言語が重要視されることもないそう。

実際、以前、本社でも会議は英語で行っていると人事部長が得意げにおっしゃっていた(一応尊敬語)。そんなこと得意げに言うなよな(やっぱり無理…)。そんなんだから外資においてけぼりにされるっつーの。脱税もするし。関係ありませんね。失礼しました。


しかし、自分も今後必然的に更に英語を勉強していかなければならないことになってきました。ビジネス英語は難しいぞ!なんて脅す人がいますが、そんなことはないですよ。大学で英語を使いながら勉強する方がよっぽど難しい。つーか、自分が学生時代に勉強してこなかっただけでしょ(笑)。決まり文句とか、シチュエーションとか、文章の書き方とか一定の形式があるし、交渉とかでも大事なのは英語ではなくて、駆引きの技術でしょう。それに必須な単語は覚えればいい。

大学でのペーパーのテーマは多岐に渡っていて、その度に第一段落の始まり:キャッチ(掴み)をどうするか、トピックセンテンスに至るまでの文と文の流れはスムーズか、トピックセンテンスが言いたいことを表わせているか、今回の読者の対象にあったトーンか、「つーかそもそも自分の英語は超日本人英語なんだけど…これでは英語じゃないな。ネイティブらしい言い方はこうかな」など考える方がずっと大変です。「ビジネス英語脅威論」を唱える人はまず勉強していないで他人の言ったことを復唱している可能性が高いように思います。

といいつつも人と話すときは「いや~ビジネス英語にはついていけないですよ~」と常に言っている私ですが…。

英語もそうですが、語学は実際に「使う」機会と「机にかじりついて勉強する」ことの2つがなければ伸びることはありません。いくら日本で、「語学研修」をしてもよほど要領のいい人でなければ無理だと思うのですが。。まあ、言語は手段にすぎませんから、ネイティブではないし、日本人としてほどほどできればいい(Japanese-English)と私は思いますが。

ただ、日本の各商社、大手メーカーからの駐在員で語学研修をしている人は多いのに、なぜ私の内定先企業はほとんどいないのでしょうか。会社の目指す方針が違う?それだけかな。何かが間違ってるような気がします。

要は必要に応じて、語学を現地で学ばせる機会を増やしてくれということ。会社にとっては投資になるけれど、将来的に会社にも個人にもプラスになることは間違いないと思うのですが。


よく「海外に行きたい」と言うと、「ミーハ―」とか「全然考えてない」、「もっと日本でやるべきことがたくさん」あると批判されることがあります。もっともと思えることもありますが、結局海外で得られるものって日本で得られるものの何倍も大きい。

得られるものは何か?といえばそれは一言では言えません。全部です。日本で得られるものとどう違うのか?一部は同じであり、場合よっては全部違うかもしません。自分が望めば望むほど多くのものが得られると思います。当たり前ですね。それが留学と仕事ではどう違うのか?私は責任の重さは違えど、得られるものの大きさはどちらもとても大きいと思います。

海外での仕事がきついのは当たり前。責任も重くなるし、生活も日本のようにはいかないでしょう。でもだからこそ刺激があって、発見があって、挑戦のしがいがある。もちろん国内でもこういったケースはあります。要は自分のモチベーションの如何かもしれません。異論があるでしょう。僕にとっては慣れない環境を開拓していくことが、自分にとってのやりがいや生きがいになるので、その最たるものとして海外があるのかもしれません。

僕が海外で仕事がしたいと思うシンプルな理由:海外が自分を成長させられる最高の舞台だから。これ以上の理由はありません。だから、始めから「おれはまずは国内でがんばるんだ」ではなくて、「海外で働くためにがんばるんだ」こういう構図が私の中では出来上がっているわけです。これは入社しても、配属面談、上司との面談で口すっぱく言い続けるつもりです。

まぁ「海外で生活する機会をもっと増やしてくれ、海外生活は楽しいから」という安易な思いもあります(笑)。

(※写真…中国。少林寺。ついに来ました!中国の総本山(?)少林寺!!しかし、思ったほど大したことは…)


不祥事

2005年10月24日 | 就職に向けて
内定先の企業が脱税容疑で国税局から9億円の追徴金を課されたようです。

まだ働いていないので、脱税がどんな反社会的なことなのか身を持って知ることはできません。しかし、これは許せませんね。正直相当頭にきています。

つーか、内定者には一言もないのか?「こんな企業ですけどごめんなさい!それでもよければ…」とまでは言わせないけど。内定式でも社長が出てくることはなかったというし、ちょっとあぐらをかきすぎじゃないか?ふざけてるな。

株価も下がるし、9億も取られてまじめに働いてる人がバカを見る。役員はもちろん減給になっているだろうな!

久々にイライラする出来事に出会って、ちょっと気分を落ち着かせてきます。