わんぱくチワワがやって来た!

生後2か月の赤ちゃんチワワを迎えたとんちゃん。初めての育わん生活は悲喜こもごもな毎日です。

初めてのお出かけ ~ 動物病院 ~   (15/8/14)

2015-12-29 | ペット

動物病院の一週間のお休みが明けました
この日を待っていたとんちゃんは、診療時間になると早速  をしていました。
次の日の午後4時過ぎの予約が取れました。
甥っ子くんが遊びに来ることになっていましたが、に行くことを伝え少し早めのサヨナラです。 

一夜明け、へ行く日です。
4時過ぎ、として使用中のキャリーバッグにライムを入れてマンションを出ました。
キャリーバッグは日々寝起きに使っているものの、扉を閉めることはありません。
なので、両手の平で包む様にして奥に入れても手を引っ込める時に一緒に出て来てしまいます。
ライムくんが出るのが先か、扉を閉めるのが先か、かなり手間取りました。
身体が小さすぎてまだ合う首輪もハーネスもないのでリードが着けられません。
万が一の飛び出しがない様に扉をしっかりロックしました。

「出して~」と扉を前足でカリカリ、カリカリ引っ掻きます。
でも、それも玄関を出るまででした。
そこから先は未知の世界です。何が起きるのか様子を窺う感じでじっとしています。
                             
家の中から見える外の風景は、ビルの群れと空だけです。
窓の向こうで鳴り響く音も今日はダイレクトに耳に入って来ます。
その音の正体が  で、ライムの何百倍もの大きさというのも知ることになります。
蒸し暑さも直に感じます。
まではバス通りとそれより往来の激しい道路沿いを行くので、排気ガスの臭いも半端ないはずです。
エレベーターのウィーンという音とわずかな振動にも「なに?なに?」って思っているかもしれません。
ライムくんの心境やいかにって思います。

キャリーバッグを肩にかけて歩いているとしばらくしてバッグの重心が前へ後ろへと変わります。
慣れて来たのか、観察する余裕ができたのか、動き始めた様でした。
は地図で見るよりずっと近く、10分ほどで着きました。

に入ってキャリーバッグの扉を開けます。
ライムくん、今度は中から出ようとしません。
家とも外とも違う雰囲気と匂い。警戒しているのかな…?
まだ痛い思い(注射)はしていないから怖がってはいないけれど、とんちゃんの緊張が伝わったのかもしれません。
とんちゃん、脇汗がすごいです。

四人掛けのテーブルくらいの広さのステンレスの台が診察台です。
その上にライムくんを乗せました。
台の縁はフラットなのでトコトコ歩いて落ちる可能性があります。
「落ちないように押さえておいてくださいね」と言われるまま、とんちゃんはライムくんをしっかりホールドしていました。

白衣に聴診器を下げた先生が診察台に向かったところでライムくんを預けます。
人間を診るお医者様と見た目は変わりがありません。
まず体重測定。台そのものが体重計になっています。0.98と表示されました。
この2週間で200gの増加です。標準的といわれました。
聴診器を胸にあて、目と耳と歯は観察。
「食事は何ををどのくらい食べていますか?」
「ペットショップで食べていたのと同じドライフード55gを朝昼夕とふやかしてあげています
「もう硬いままあげてもいいでしょう。うんちはどうですか?」
「小指大のをたいてい食事の前に。食欲旺盛でおなかは丈夫みたいです」
「今度持って来てくださいね。ほかに何かありますか?」

来た~~~

「あの、トイレと噛みつきが悩みの種で。先生に伺おうと思ってたんです。特に噛むのをどうしたらいいか…」
「そういう時は遊ぶのを止めて無視してください。あたまのいい子だからね。お座りなども今のうちからトレーニングして。
 どうしても手に負えない時はトレーニング教室もありますよ。くれぐれも犬にしつけられないように」

やっぱり…。先生のアドバイスも “噛んだら無視” でした。
体罰は絶対ダメと言っていました。
トレーニング教室のプリントをもらい、ワクチン接種の予約をし、足裏の毛と爪を切ってもらって帰途に着きました。

昼間は甥っ子と遊び、夕方からは病院へ行き、今日もライムくんは良く眠ります
先生含め周囲の人が「賢い子」と言ってくれます。ちゃんと導けばきっとうまく行く、よね?
ライムくんがスヤスヤと眠るハウスをながめながらとんちゃんは思いました。

 


一番小さなサイズの首輪です。外出に備えて着けてみたのですが、首の回りが気になって気になってしょうがありません。
ゴロゴロしているうちにずれて猿轡のようにはまってしまいました。 「あう、あう…」 言ってます。
ずれるかもと思っていましたが、まさか口にはまるとはですのんきに撮影どころではなくなってしまいました。
(とんちゃん談)


 


その名も“ライム会”   (15/8/12)

2015-12-25 | ペット


8月頭にライムくんに会いに来てくれた文ちゃんのほかに時々食事や映画に行ったりするOL時代の友人が二人います。
あさこさんとあっこさんです。
この二人ももともと  好きで、過去に飼ったことがあったり、実家で飼っていたりします。
ひと月前の昼食会でも、エアーわんちゃんの話題で大いに盛り上がりました。
「赤ちゃんわんこに早く会いたい」の言葉に、お盆休みを利用して急きょ昼食会を計画しました。

朝から片付けと掃除に精を出すとんちゃんをライムくんはサークルの中からじっと見ていましたが
眠気には勝てなかったのでしょう。気が付いたらハウスでスヤスヤと眠っていました

10時、ピンポーンのチャイムにライムくんが反応します。
サークルに前足をかけシッポをフリフリしながら 「ほらっ、だれか来たよ!」って喜々とした感じです。
一緒に出迎えに玄関に出ます。
リードはつけていませんが、怖いので玄関より先(表)に出ていくことはありません。
ガヤガヤガヤ。玄関ドアを入って来るなり「キャ~~~!!ライムくんー !」と黄色い歓声が上がります。
例のほふく後退をしながらもシッポをブンブン振りながらライムくんもハイテンション
リビングではヒザ立ちで「ライムくんおいで~」と相好をくずした三人が入れ替わり立ち代わり相手をしてくれます。
そんな彼女たちにもの怖じすることなく愛想をふりまくライムくんを「賢いわね~」と褒めてくれます。

先週の甥っ子くんの元気いっぱいのドタバタとは違うけれど、女性四人のにぎやかさもまた刺激的です。
女性たちに囲まれて緊張もしたのでしょう。疲れたのかハウスで寝てしまったライムくん。
次から次へと繰り出される話題、上がる笑い声、それらをものともせず寝入っていました

ふみちゃんとあっこさんは次の予定があるため途中退出。
目が覚めたライムくんはひとしきりあさこさんに遊んでもらいました。
あさこさんはわんちゃんの相手がとっても上手です。
幼児相手の仕事をしているからでしょうか?ライムくんが小さい男の子に見えます。

三人から素敵なプレゼントもいただきました。
太いひもを寄った棒の両端に
フェルトでできたハートとクマがくっついたオモチャ。
棒の部分はチョコレートの香りが付いていて両端は押すとピィと音が出ます。
もう一つはマンゴーの木から切り出した骨の形をしたオモチャです。
両方とも噛むことによってストレスの解消ができます。
木のオモチャは乳歯が生えそろわないライムくんに与えるのはまだ早い気もしましたが
床の上で転がるとカタカタと音がして、それが面白いようで追いかけまわしていました。

 

あわただしい対面の日となりましたが、「これからもライムくんの成長を楽しみたい」と時々会うことにしました。
あっこさんの「次回のライム会はいつにする?」の一言で、この集まりは “ライム会” と名が付きました。

 


お盆の頃

2015-12-23 | ペット


ライムくんを迎えて三週目、とんちゃんはお盆休みに突入。
五日間の休みを共に過ごすことになりました。

この頃になると一日の過ごし方もできあがって来ました。
6時前後、とんちゃんの起き出すもの音に合わせライムくんも起床。
リビングの端から覗き込むと、ちょこんと座ってやはり覗き込むようにこちらを見ているライムくんと目が合います。

「おはよう、ライちゃん!」

出してもらえるのが当然という様にサークルの出入り口の前にスタンバイ。
開き切るのが待ち切れず、戸の隙間から飛び出して来ます。
開けるのが遅いと、「出してよ~」とフェンスをかじってねだります。

   8月のとある昼休み、チーちゃんがライムくんをカマカマしに家にやって来ました。      

 

<寝起きにすること ~ 甘えジャレと排泄 ~>
起床時のトイレはサークルの中で済ませるということはなく、外に出てからチーとうん〇をします。
でも、その前に「おはよう」の甘えジャレ♥。
カーペットの上でおなかを見せてゴロゴロ、クネクネ。
「いい子、いい子」とスキンシップする手をカシカシするライムくんです。

このジャレジャレしている時に「ハッ」となにかに気づいたように顔を上げるのがチーのサインです。
床をクンクンと嗅ぎながらカーペットの庭の端に設けてあるもう一か所のトイレまでトコトコと歩いて用を足します。
えへっ、でもこれはうまく行った時で…、たいていはカーペットの上で粗相してしまうんだけど。

うん〇はこの延長線上、ごはんまでの間に人知れず済ませることが多いです。
先週までうん〇のサインがわからなかったとんちゃんですが、ある行動と結びついていることに気づきました。
リビング中を猛烈な勢いで走り回るのです。テーブルの周りを2周も3周も駆け回ります
はまるで、サーキット場にいるな錯覚を起こします。
ただ、そのままそこでということはなく、駆けるのを止めると場所選びでウロウロします。
大きな行ったり来たりから徐々に範囲は狭まり、最後は同じところをグルグルします。
で、する時はひっそりと…です。グルグルの時に近づくと逃げて場所を替えます。

ちなみにサークル内にいる時は走り回る代わりに「出してぇ~」の甘え声とは微妙に違う
「キュン、キューン。ヒーン、ヒーン」という悲痛さの混じった声でとんちゃんを呼び続けます。


<ごはん>
甘えジャレとトイレの後はお待ちかねのごはんです。
食事は一日三回。朝は7時ころ、昼は12時すぎ、晩は6時~7時のあいだくらい。
ライムくんの一番の楽しみは “食べること”

                   
「ごはんだよ~」の言葉に瞳をキラキラさせ、          相変わらず、吸い込むように次から次へと
ピョンピョン小躍りしながら自らサークルに入って        カリカリごはんをまる飲みして行きます。
待つほど大好きです。


<あそび>
目につくものなんにでも興味を示すし、とんちゃんが身に着けているもの、手にするものはとりあえず自分のものにしたがります。
ひっぱりっこや追いかけっこがそのまま遊びになります。

休みの間は普段寝ている時間帯もとんちゃんがいるので、遊びたくて仕方がない様子。
眠い目をシバシバさせて足を踏ん張って起きています。
時々足がカクッとなるのに寝ないで 「カマカマして~」と絡んで来ます。
パワー全開の時はサークルに戻すとフェンスをかじって 「まだ遊ぶ~」と主張するのですが、
こういう時は素直にハウスに入ってスヤスヤと眠ってしまいます。

              
     「出してぇ~」               夏はハウス内が暑いのかメッシュ敷きのトイレの上で寝ることも…

 

<行動範囲>
これらのことは全てリビング内で行われます。
トイレを覚えていない今は、制限しないとところ構わずの恐れがあるからです。

来客や家人の帰宅時は玄関に出迎えに行くのですが、独特の反響音と外気と混ざり合う空気のせいか
とんちゃんに対してすら尻込みして “ほふく後退”してしまいます。
でも、ひとたびリビングに入ってしまうと足元にまとわりついて 「あそぼっ、あそぼっ」って豹変します。

 

きっと徐々に行動範囲は広がって、家中を我が物顔で闊歩する日が来るんだろうな。
そうなった時、は…

「今はソファの上で高みの見物だけど、とんちゃんの匂いが一番染みついているとんぺいくんは、
いずれライムくんに食べられちゃいますね。」

チーちゃんの言葉の意味を考える今日この頃です

 


大勢に囲まれて   (お盆の頃②)

2015-12-19 | ペット


8月第二土曜日に両親と妹親子が「お姉ちゃんがを飼うなんて!」と遊びに来ました。

いつもは大人2人のリビングに6歳の甥っ子を含め総勢6人。
テーブルもソファも人でいっぱいです
嗅いだことのない匂いのする人ばかりに囲まれて緊張しているのがわかります。
借りてきたネコみたいにおとなしいです。

人も人で、わんちゃんが苦手だったとんちゃんの身内だけのことはあります。
扱いがとっても下手、不慣れです。
ライムくんが小さすぎるというのもあるかもしれません。
テーブル下の足の間をトコトコ、トコトコ。ちょっと目を放すとどこにいるのかわかりません
それでも互いに少しずつ慣れて来て、ライムは父の指先をペロペロなめたりしていました。
甥っ子は手の触れられる距離にがいるのは初めての経験でした。
抱っこしてみたいけれどじっとしていないライムがちょっとコワイ。おっかなびっくり眺めていました。
(実はネコ派だったりします)

解けていく警戒心よりポンポンと飛び交う会話に圧倒されたのかサークルに入れても
「出して~」とはならず、ハウスの中でじっとしているライムくんです

    
 帰る前にとんちゃんに手伝われて甥っ子くんと記念撮影
 短パンの甥っ子はライムの爪が痛いと言ってタオルを足に掛けています

 

このバタバタのせいで混乱したのでしょうか?
翌日になっても気が立っている感じで、“トイレ”がリセットされました。
チーの兆候がわかって来たのでトレイに連れて行こうとしても逃げ回るので連れて行けません。

どうしたらいいのか本当に困っています。「焦らない」と言い聞かせても顔は憔悴しています。
体重が2kgほど落ちました。 

 

 


「急がず、焦らず、根気良く」と言うけれど   (お盆の頃①)

2015-12-18 | ペット


ふみちゃんのアドバイス通り “急がず、焦らず、根気よく” に一生懸命なとんちゃん。

トイレは専用トレイの上でする様になって来ました。
しつけがしやすい匂い付きのトイレシートが効いているのかもしれません。

噛みつきについては『押さえつける』を実践してみたのですが…
押さえつける前にスルリと抜け出し、挙げ句 近づくと逃げる様になってしまいました
小さいわんちゃんには押さえつけは合わないのかも…
ふみちゃんも「小型犬にはストレスが大きすぎるかも」って言っていました。

「ライムにはライムに合った方法があるはず」

そう思ったとんちゃんは専門家(獣医さん)に相談してみようと思いました。
そろそろ2回目のワクチン接種もしなくてはいけません。丁度良い機会です。

動物病院 、無いようで結構ありました。何を基準にどこを選んでいいのか…
とりあえず家から歩いて行ける病院にしました。
ドキドキしながら電話をすると、あらあら!病院は一週間お休みでした。
仕方ありません。とりあえず『押さえつけ』は中止して、しばらく様子を見ることにしました。