2024年5月の「台北・台中の旅」、4日目の午前。
台湾新幹線に乗って台中駅に到着しました。

台中駅からはこちらのバスに乗ってレインボーヴィレッジに向かいたいと思います。
台中駅の1Fのバスターミナルからバスが出てます。案内板とグーグルマップで乗るバスを確認。
してたらば、『ボランティアガイド』って胸に書いたおじさんが
「どこに行くの?」って話しかけてきた!
見方によってはアヤシイおじさんではあったけど、ちゃんとした?おじさんぽかったです。
日本語も操るし、他の観光客には英語でも説明してました。

少し遅れてきたバスに無事乗車。始発ってわけではなかったな。
張り切って乗ったけど、台中駅から乗ったのは4人だけでした。

こんな感じに向かいます。

レインボーヴィレッジに到着!
『もともとは戦後に中国大陸から台湾に移り住んだ軍人やその家族らが暮らしていた集落だった。
再開発のため取り壊しが予定されていたが、住民の黄永阜さんが2008年から建物や壁に
色とりどりなイラストを描き始め、後に海外の観光客も訪れる観光名所に生まれ変わった。』
ってことらしいんです。
ポップな絵で埋め尽くされた印象的なレインボーヴィレッジが興味深いなー
って以前から思っていたんだけど、利権が絡んだトラブルなども勃発して、
絵が塗りつぶされたりしてこのエリア自体が閉鎖されたりしてたのだけど、
その後整備されて公開再開されたってんで来てみました。

入口から入場すると、

黄永阜さんの絵の世界が広がっています。

黄永阜さんは2008年から1人でこれらの絵を描いてたらしいです。

以前は夫婦でこの村に住んでいたらしいのだけど、
トラブル後2022年にはこの村を退去し、今年の1月に100歳で亡くなったのらしい。

黄永阜さんが暮らしていたころは本人が村に常駐していて、一緒に写真撮ったり、
グッズを販売してたり、カフェっぽいのがあったりしたらしいのだけど、
今はもう何にもないんです。

村自体も意外とこじんまりとしてて、公園の一角にあるって感じ?

整備されて再開されたってことだけど、まあ仕方がないことなんだろうけれど、
ペンキが剥げてたり、劣化が感じられたりする部分が多々ありましたね。

実際には結構観光客来てました。
わりとツアーっぽいバンとかで乗り付けてくる人々が多かったように思います。
ちなみに上の写真の左側のスペースが黄永阜さんが常駐していたエリアだと思われます。

そんな感じでサクッと見て終了って感じでした。

ちなみに最寄りのバス停から見た村はこんな感じです。
村って言うよりも公園の一角って感じでしょ?
すぐ裏にはマンションも建ってるし。

さて、この後はバスで台中市内のオペラハウスに向かいたいと思います。
早いバスで向かえば30分くらいで着けるのだけど、この時は丁度いいバスがなくって、
仕方なく地下鉄の駅までバスで行って、その後地下鉄で向かう予定。
地下鉄の南屯駅の近くでバスを降りたらとりあえずランチにしましょうか。
この辺りには来る予定がなかったんで、ランチのお店はその場で検索。
台中では米糕(ミーガオ)とかいうおこわみたいな料理が名物っぽい。
ので、米糕で検索して評価が高めな近くのお店に突撃します。

それがこちら。円屋客家米食です。

なんかー、メニューが全然わからないぞ!
でもまあいいかと入店。店内はわりと小綺麗な感じでしたね。

オーダーは注文票方式だったんだけど、
これがまあグーグルレンズで見てもビックリするくらいわからない!!
そもそも米糕はどれだい?

わからないながらもこんな感じにオーダー。(後からもう1品来ます)

油飯55元。
おそらくこれが米糕であろうと思われます。
炊き込みおこわって感じかな?
何を炊き込んであるのかはよくわからなかったけど、素朴なお味でおいしかったです。

芋籤粄45元。
タロイモを細切りにして片栗粉か何かでまとめて蒸しあげたもの。
こちらも素朴なお味。

碗粿45元。
これはワーグイという台南でよく食べられてる料理で、
お米をすりつぶして蒸しあげた固めの茶碗蒸しのようなもの。
初めてお目にかかりましたが、最近では台北でも人気のようです。
一般的には中に具を入れて蒸しあげるみたいなのだけど、
このお店では具は入っておらず、上にトッピングされてました。
なんともおもしろい料理です。

丸子豆腐湯40元。
肉団子豆腐スープですが、肉団子も豆腐も巨大です。
お椀も巨大に見えるけど、他のお料理たちが小ぶりな感じです。

菜頭粿60元。
大根餅!おいしかったです。←大根餅好き
メニューを翻訳したら「キャベツケーキ」ってなったんだけど、お店の人に確認してオーダーしました。
そんな感じのローカルランチ。
いずれも「おいしい!」って感じではないものの、素朴なお味でジワジワくる系でした。
また機会があれば食べたい感じですね。
さて、ホントはこの後メトロでオペラハウスに行って、
その後バスで本当は金色だけど今は修復中で灰色になってるデッカイ仏像見てから
臺中駅(台鉄の台中駅)方面に向かおうと思ってたんだけど、さすがにちょっとタイトだな。
オペラハウスは行けなくもないけど、ま、今回は見合わせてこのまま臺中駅に向かいましょうか。
で、検索したら徒歩1分くらいのバス停に5分後くらいに臺中駅に向かうバスがくるっぽい。
ので慌てて店を出てバス停に向かったんだけど、そんな私たちの横を75番のバスがすり抜けていく!
え!?まだ定刻前でしょ!?って思いながら走ったんだけど、バスは無情にも走り去っていく・・・。
えーーー、どうする?次のバスは20分後みたいだよ!違う経路検索して向かう??
と、バス停で悩んでたら、なんと!すぐまた75番のバスが来た!?

無事乗れました。
おそらくだけど、前のバスが遅延してたんでしょうね。
そのせいかこのバスはガラガラでした。
そして途中で前のバスに追い付いて75番のバスが2台連なって走ってました。