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Life Line

18年続いたteacupでの活動をこちらへと引き継ぎました

日々を綴ります 生きている限りにおいて

ヤター

2005-05-18 00:12:18 | ECM
10/14のキース東京公演のチケットとれた。SS席は完売だったが。
有給とるぞ!有給!
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(無題)

2005-04-30 23:54:51 | ECM
http://www.ecmrecords.com/New/Diary/88_Jarrett_Solo.php?lvredir=733&rubchooser=202&mainrubchooser=2

キースの新ソロ作が出るようです。音源は2002年の東京、大阪公演
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ECMの標語

2005-04-16 03:23:30 | ECM
ECMレーベルの目指すもの、標語は、

"The most beautiful sound next to silence"

-静寂に次ぐ最も美しい音-

です。 (因みに私の職場の標語は 元気な挨拶明るい職場 です)

自分にとって静寂というのはある意味音楽以上に心地よい時がある。静寂という"間"は、それを埋める風や雨の音とか鳥のさえずりの美しさをより引き立ててくれる。米ケ袋をこよなく愛したのも非常に閑静だからだ。

音楽でも無音の"間"とか、聞こえるか聞こえないかの弱音がとても重要だと感じていて、ECMは特にこれを大事にしているように思う。ECMの音楽を聴いていてよく感じるのだが、次の音に移るのに無音の溜めがあったり、耳を澄まさないと聴こえないような弱い音があったりする。例えばPat Metheny Groupの"San Lorenzo"という曲のラスト。

曲のハイライト部 → どんどん音が小さく小さくなる。このまま終わりかな? → 一瞬の沈黙 → サビ並みの音量で曲冒頭の短いフレーズを演奏しラストをキリッと締める

緩急によって曲のダイナミックさがより引き立つという良い例だと思います。弱い音によって強音の存在感をより生かす。

とにかく打ち込みドラムやらシンセで曲間をズンドコ埋め、終始ギターが轟音でうなり、オーイエーと気だるそうに歌うorひたすら怒鳴るというタイプの曲を吉野家などで良く耳にするのですが、やっぱり緩急とか間が欲しいなあと食べながらよく思っています。といいますか、何故音楽を飲食店でかけているのか分からないなあ。無音だとさびしいと訴える人が多いからなのかもしれませんね。そういえば、写真展のアンケートでも、BGMが欲しいっていう書き込みは良くあったな。

皆さんも時には電気的に増幅された音で部屋を満たすのをやめて、外の音に耳を傾けてみるのも面白いかもしれませんよ。聴き逃していた日常音の美しさを発見できるかも。


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音の総合芸術ECM

2005-04-03 20:17:20 | ECM
ECMのレコードやCDのジャケットの絵や写真は非常にシンプルかつ美しいものです。大きいレコード盤はそのままインテリアとして部屋に飾れます。
ECMの作品では、ミュージシャンの選定、演奏内容、ジャケット、録音、全てにManfred Eicherの意向が反映されています。

中国語のサイトですが、ほぼ全てのECM作品のジャケット及びCD内容が見られるサイトがありました↓ ジャケットのアートワークの妙を楽しんでみてください。ECM○○○○という青文字をクリックすると、ジャケットの拡大図、詳しい情報、公式サイトへのリンクが見られます。

http://www.jazzsky.com/ECM/browse.htm

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ECM 3/8

2005-03-09 18:57:11 | ECM
東京 → 仙台間の新幹線車中で、"Travels"を全部。
これ、二枚組なんで、キースのソロコンサートと同じく、あまり通して聴く機会は無いのですが、2時間ほど拘束される新幹線は長い作品を聴くのに丁度いいのです。彼らが旅をしつつ数多くの公演をこなしていた1982年の頃のライブの模様が収録されてます。ジャケットはそのときの道中の写真。タイトル曲は、和泉宏隆さんがアルバムに収録されていて、先日の銀座で、リクエストに応えて弾いていただけました。

旅行中にTravelsを聴くのはかなりベタな行為に思えますが、驚くほどいつもいつも車中とか自然の風景に合うのです。雨の時も風の時も夜でも朝でも。

タイトルが、Travel"s" と複数形なところが、ミソ。

・Travel

・Travels なんだか単語が心に染み入る度合い違いませんか。

Travels にすると、あなたの旅とわたしの旅、他の誰かの旅 とか、あの時の旅と今の旅のような、意味合いの豊かな広がりのようなものを僕はとても感じるのです。インストゥルメンタルの場合、歌詞が無いですから、タイトルというのは大事で、聴きたいなあと思わせる要素の一つです。Pat Methenyさんの音楽のタイトルは、とっても思わせぶりで聴きたいと思わせるのがうまい!このアルバムではないですけれども、
・Last Train Home
・To The End Of The World
・Everyday(I thank you)
・First Circle

なんだか聴きたくなりませんか?きっと彼はロマンチストなんでしょうな。

トラヴェルズのレコードの帯に乗ってた文句が、

"いつかどこかで、君が感じたあの想い、あの香り"

だったそうです。確かにこの文句の通り、
なんとなく懐かしくて感傷的で前向きな気分にさせてくれます。

難解なところはないです。旅のお供にいかがでしょうか。

数少ない、とても元気になれるECM盤の紹介でした。
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