goo blog サービス終了のお知らせ 

Life Line

18年続いたteacupでの活動をこちらへと引き継ぎました

日々を綴ります 生きている限りにおいて

海賊はやめたほうがいい

2011-06-29 20:08:00 | 心に残った記述、台詞
ロシア軍の“処罰” 海賊より手荒:東京新聞
--------------------------------------------------------------------------------
海賊を急襲した部隊が所属するロシア太平洋艦隊高官は本紙に対し、海賊対策の内規には拘束後の処置に関する記述がなく、事実上、現場で判断できる実態を明らかにした。内規に明記されている取り締まり目的は海賊行為の「発見と確認」、そして「壊滅」だという。
--------------------------------------------------------------------------------



↓ロシア海軍に海賊行為が見つかるとこうなるようです。合掌。

[[youtube:YL4-lmvpl1g]]
コメント

(無題)

2011-06-11 08:39:00 | 心に残った記述、台詞
49 :名無しさん@涙目です。(福岡県):2011/06/11(土) 10:38:41.33 ID:bL7QnmXh0
小学生の甥が地元のリトルリーグに入ってて結構活躍してるんだけど
「将来は野球選手になりたい?」みたいな話をしたら

鼻で笑って
「あのさ、適正ってのがあるんだよスポーツには。
イチローとかさ、小2で既に地元の野球チームでピッチャー兼四番だったらしいよ?
俺とかもう今年で4年だし今からいくら練習したって追いつかないっしょあれにはw
もうプロとか夢見てる時期じゃないしね。テレビで毎日プロ野球やってるけどさ、
一部の天才に与えられた世界ねあれは」とか返された

コメント

やさしさ

2011-05-27 12:38:00 | 心に残った記述、台詞
『環境に優しい』

「やさしい」 という言い方、ないしは言葉は、たいへんに日本語的だ。純粋概念のような言葉でありながら、日常のなかでさまざまなものにあてはめて誰もが盛んに使う、気持ちないしはイメージを表現する具体語でもある。
 アメリカ英語の言い方だと、「環境に優しい」は、

environmental friendly

となる。friendという具体的な存在が内蔵している、friendlyというありかたを環境にも適用すること、つまり環境との共存をこのように言いあらわす。
 「優しい」という日本語から、共存という理念や行為を引き出すのは、不可能に近い。優しくするといいながら、これまでどおり一方的に利用するだけ、搾取するだけという行為に、優しさは加担している。


               片岡義男 英語で日本語を考える より


----------------------------------------
エコロジー、略してエコ エコしちゃおう といったことで、環境を大事にする運動は盛んだ。節電はエコ。エコバッグは環境に優しいetc....  確かに大事だが、これからはエコロジー産業で経済発展!なんて言説も沢山あり、疑問を感じていた。

環境というものに対しても、友人のようにふるまっていくというありかた か、

なるほどな。

コメント

クラッシュ

2011-05-26 16:43:00 | 心に残った記述、台詞
"日本と言うシステム" がクラッシュするときに、私はそのカオスを生きのびて行けるか、そのような破局的状況の時に生き延びる役に立つどのような資源を私は持っているか、あるいは開発しつつあるかという問いを切実な者として引きうけている子供たちは今殆ど存在しない。しかし、それは、戦後60年間の平和と繁栄のコストとして引き受けねばならないことだろうと私は考えている。

                         内田樹氏 
コメント

なるほど

2011-02-22 21:13:00 | 心に残った記述、台詞
"商品が商品たるもっとも端的なゆえんは、どの商品にも値段がついているという事実だ。今の日本を広く覆っている低価格という現象は、どの商品にもその質に見合った値段がついているという単純明快な現象、つまりさほど良くないもの、美しくも楽しくもないもの、どうでもいいものなどが広く多くでまわり、そのようなものはおしなべて低価格である、という現象にすぎない。"


"ずっと以前の時代の、安かろう悪かろうの粗悪品とは、意味合いが異なる。どの製品もそれなりであり、そのかぎりにおいては、生産者や販売者に非はないのだが、本当にいいものではなく、価格と釣り合った間に合わせのものであることが、新たな問題だ。本当にいいものとはどんなものか、人生の最初から知らないままに来て、従って本当に良い物を見ても理解できないから、本当にいいものが持っている妥当な値段に対して、高い、と人びとは言ってしまう。高い、というひと言を反射的に発することによって、本当にいいものを理解することの出来ない自分の次元で、本当にいいものを拒否し排除する。こういう人たちが大衆という多数派となっているから、彼らが発揮するこのようなマイナスの方向への力で導き出されるようにして、価格の低いものが多く出まわることとなった"

中略

"良くないものが持つ最大の欠点は、それを買って使う人をなんら高めないという、じつは見えにくい事実だ。人々は高まっていかない。大挙して落ちていくだけとなる。しばしば指摘されている日本社会の劣化とは、このことだ。これがこのまま続くなら、劣化はさらに進行していく。低迷の底で安くて良くないもので間に合わせる日々は、長期停滞を呼び寄せてそれを常態へと定着させるだろう"



片岡義男著 自分と自分以外 ~戦後60年と今~


片岡氏の文章は、僕は好きだ。
本質を適確に取り出し、"これはこういうことです" と、読者に提示する。
実にシンプルで、僕は読んでいて気持ちがいい。


異様に安い物ばかり要求する今の日本社会はどこかゆがんでいる。


コメント (2)