猛暑が続いたかと思ったら、急に涼しくなりました。
気温35℃から一気に22~23℃の世界へ。
まだ八月なのにこの涼しさ。 今年は何もかも異常な気がしてきました。
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さてさて、旅行記の最終章。
札幌から上野への列車の旅です。
3日間お世話になったレンタカーを返し、
札幌駅へ。
ここで、ビールやらつまみやら、翌朝のパンやら飲み物やらを買い込み、
ホームで北斗星の登場を待ちます。
ワンちゃん連れの方もいました。
寝台特急の個室なら、ワンちゃんと一緒に北海道への往復ができますものね。
周囲の人とおしゃべりしながらワクワクと待っていると、
とうとう来ました。北斗星がーー!
皆、一斉にカメラをかまえます!
う~ん、ちょっとピントが合わなかった!でも何とか撮れました。
レトロで旅情たっぷりのスタイルが北斗星の魅力ですね。
ロイヤルブルーの車体も素敵です。
B寝台個室「デュエット」。
2階部屋だったので、ドアを開けると階段があり、
その上がツインルームになっています。
部屋からドアの方を見るとこんな感じです。
札幌駅にサヨナラすると同時に、ビールで乾杯!
北海道での楽しい想い出話に花が咲きます。
憧れの北斗星にやっと乗れたんだから、絶対に寝るもんか!と
思っていたのに、車窓の窓の外を流れる雄大な景色を見ていたら
眠気が…。
そうこうしているうちに夕暮れが迫り、辺りは濃い霧に覆われて、
苫小牧から始まった海岸線を走る時は、
うっすらと見える波打ち際が神秘的でした。
食堂車でのディナー。
和食を注文しました。北海道の海の幸がたっぷりです。
フランス料理を注文した場合は、一皿ずつのサービスのようでした。
揺れる車内でテキパキとサーピスするウェイトレスの方のお仕事ぶりに
脱帽でした。
お腹がいっぱいになれば、やはり眠気に逆らえず、
夫はすぐに寝てしまいました。
私はなんとしても青函トンネルをくぐる瞬間を実感したかったので、
がんばって起きていました。
そして 22時55分、
青函トンネルの一番中心部分(一番深い所)の印
(青と緑のライトが点灯している)を見届けて、
ああ~ここか…と思った瞬間に意識が遠のき、寝落ち…zzzzzzz。
翌朝は「夜が明けたよ」という夫の声で一応目覚めましたが、
ずっとウトウト。仙台か… 福島か… 小山か…
とゴロゴロしながら外を眺めていました。
驚いたのは、到着する先々の駅で北斗星を待っている人達がいること。
カメラ小僧です。
駅だけでなく、途中の道にもいました。すごい人気です。
さて、長く楽しい列車の旅も終わり、
9時30分頃上野駅に到着。
ロイヤルブルーの車体に、金色のエンブレム。
素敵ですよね。
途中、函館で先頭車両を取り替えて、この姿になっていたんですね。
上野のホームに到着すると、それはもう大変な人気で、
100人はいるかと思われるほどのカメラ小僧に囲まれて
(私がではなく、北斗星がですよ)カメラのフラッシュを浴びてました。
大スターの登場という感じ。
飛行機に乗れば1時間半で行けてしまう北海道だけれど、
こうしてゆっくり時間をかけて列車で移動するのも
本当に旅行した実感がわいて良いものです。
初めての体験をして、またひとつ「遊びの経験値」が上がりました。
この経験を想い出の宝箱に大切にしまって、
時々取り出して眺めてみるのが楽しみです。
良い旅行でした。
さて、次はどこへ行こうかな?
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