コウベハイボール

「コウベハイボール」というのがあるらしい。ハイボールと言えば、キャンペーンが功を奏したサントリーの角瓶のイメージが強い。
わざわざ「コウベ」とつけるからには何かが違うのか？
あれこれ考えたが「神戸の宮水で作った氷を使う」のではないかと推測。

しかし、答えは違った。コウベハイボールというのは、1954年（昭和29年）～1990年（平成2年）に閉店した神戸の伝説のバーの名前だった。そのバーは氷を入れないウイスキーのソーダ割りとピーナッツ、そしてじゃがいものピクルスというメニューに36年間こだわり続けて営業していたらしい。
氷が入っていないので薄くならず、最後までウイスキー本来の味を楽しめるのが特長で、仕上げにレモンで香り付けする一工夫もあったらしい。

で、昨今のハイボール人気にサッポロが他社との差別化で注目し、ウイスキーを冷凍庫でキンキンに冷やしてグラスに注ぎ、冷たい炭酸水で割るレシピを考案して「コウベハイボール」と名付け、全国のBarで販売するらしい。コウベハイボールとは？
ありゃ、ウイスキーを冷凍庫に入れても凍らないの？？？　それとも凍る前に取り出しておくの？？？

ウイスキーもBarも私には縁がないけど、マッサン人気に続いて今年もウイスキーがよく売れるかな？