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家族という病 ~下重 暁子~

2015-11-21 | 
図書館で借りようと思ったら200人待ちだったのでヤフオク!で中古本を買った。結論として新品を買っていたら後悔していたと思う内容だった。

まず、著者は戦前生まれで、父親はエリートの職業軍人であったことなど、自身の体験の背景が昭和初期なので、現代の家族論とのタイムラグが大きすぎて、今の読者からみると時代も話題も古すぎ参考にならない。


そして、家族の話はするなとか、家族に振り回されるなとか言いながら、自分の家族の話を延々と書き連ねているのが笑える。結局のところ自慢話ですか?と問いたくなってしまう。何がいいたいのかよくわからない本だった。惜しむことなく図書館に寄贈した。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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下重暁子 (みどり)
2015-11-21 17:31:01
家族間病理を取り扱った本は30年くらい前からずいぶん出版されていて、もうそういうブームは去ったと思っていたら下重暁子がそれらしい題の本を出して不思議に思っていました。
こういうテーマの本はよほど取材しないと書くの無理です。
内容は悪い予想が当たっていたのですね。ちょっと調べてみたら酷評を浴びてますね。
よく売れているのが不思議です。
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ネームバリュー (にゃんころりん)
2015-11-22 08:31:39
みどりさん  こんにちは。

この本が売れたのはやはり著者のネームバリューなんでしょう。
自分を中心に家族論を広げても意味ないと思うんですけどね。
最後に、家族それぞれに宛てた手紙が延々と書き綴られていましたが、とても読む気になりませんでした。
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