1年前の今日、レオンは私の腕の中で、家族全員に見守られながら安らかに旅立ちました。
匂い、手触り、音、彼の全てを昨日の事のように覚えているけれど
私はあれから、あのふわふわの塊に、ずっと触れていない。
あっという間の1年だったけれど、長い長い道のりだった1年。不思議な感覚です。
今朝はルパンとプリマの病院の日で、車を走らせている道すがら
そうだ。1年前の今も、ちょうど病院に向かっている途中だったなぁ。と思い出しました
運転しながら「どうしよう、どうしよう、愛するレオンが死んでしまう」と動揺しながらも
ほんの少しでも可能性を、と一度は病院へ命を託したのですが
あのとき、レオンはどんな気持ちだったんだろう。
1分1秒でも長く、私の部屋で、私と家族に囲まれていたかったんじゃないだろうか
今となってはもう 分からないけれど
諦めの悪かった私たち家族を許して欲しい。
でも、どれだけ愛していることを伝えようとも
どれだけ私たちを愛してくれたことへの感謝を伝えようとも
きっと足りない。それが足りることはないんだろうな、と思うのです。
そして、15歳の彼はどんなに愛おしい存在だったのだろうか。
レオンと過ごした14年に、後悔や やり直したいことなんてひとつもないけれど
私が知らない15歳、16歳、その先のレオンにだけは、未練が残ります
この1年、私が鈍感だからなのか
レオンを想うばかりで、その存在を明らかに感じることはなく
なんだかわたしだけ 逢いたい気持ちが溢れているようで
夢にくらい出てきてくれてもいいのに、と思っていました。
よっぽど楽しいのでしょうか?おーい、おーい。
以前も少しだけ書いたように、亡くなった犬は虹の橋の袂で、とか
今も隣で見守っているよ、とか言われても
正直 何と言うか、私には信じる能力がないというか、現実的ではないと思ってしまうタイプなので
あまり死後の世界のことや、霊的な何かを信じているわけではないのですが
それでも、つい声に出して「レオちゃん、」と呼びかけていることがあります
ルパンやプリマがレオンそっくりな動きをするときがあったり
ふいに出てくるレオンの毛玉や、色々な痕跡に
時がピタリと止まってしまうときがあるのです。
レオンがいなくなってしまった1年前の今日から
生きていくことが辛いと感じた瞬間は、時と場所を選ばず何度も訪れて
ルパンとプリマに出逢うまでは 取り付かれた様に
レオンに似た犬を探そうとしていたときもありました
(今思えば、レオンに似た=信じられないほど可愛い犬がこの世に存在しているほうがおかしいって話!笑)
それでも、息が止まりそうになるたびに 苦しくなるたびに
支えてくれた家族や助けてくれた友人がいて
1年前の今日からは、とても想像出来ないけれど
この1年間、心から笑ったこと、笑顔で楽しんだこと、新しい出会いも沢山ありました。
そして、そのほとんどが、レオンが遺してくれたものでした。
今夜 夢でレオンに会えたら どんな言葉をかけようか。
きっと嬉しさのあまり言葉を失ってしまうから、あらかじめ考えておかないと。
「ありがとう」かな「愛してるよ」かな
いや、これからもよろしくね、にしようか。
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