※想像力豊かな方には、今回の記事は不向きです。
それは、まだ暑さのなごりを感じる日の出来事でした。

ついに、デタのです。
デタのです!ついに!!!
む、虫が・・・っ!!!

しかも、"生きたまま"、ルパンの中、からです。

話は遡ること2週間ほど前。
前回の記事で書いた、メロのお迎えには下痢Pちゃんでお留守番だったルパン
子犬の下痢というものは危機感を持たなければならないもので
嘔吐や食欲不振、元気がない、などの症状が重なった場合
様々な深刻な原因を疑わなければいけないのですが(特に感染症、パルボとか。)
本人はいたって元気で、しかも嘔吐はしておらず食欲も満点ということもあり
もしかしたらプリマストレスなのかなー?と思っていたワタクシ。

それでもやっぱり心配で、神奈川⇔愛知間、運転しながら
アレコレ原因をひとりで悶々と考えていたのですが(危)
1日家をあけ帰宅した私に、ルパンもプリマも狂喜乱舞しており
母に「ルパンどうだった?」と第一声、聞くや否や
ルパンがオロロロロ、と目の前で吐いたのです。
このときばかりは心臓がギュッとなり、顔も青ざめたのですが(嘔吐がないのがひとつの除外材料だったので)
吐しゃ物をじっくり見ようとした瞬間、目に飛び込んできたのは
生きている回虫、しかもめちゃくちゃ元気なヤツ。(( @゚Д゚)ノ ヨッ! ♪)

ギィィィイヤァァアアア!!!!!と叫びました。割と本気で。
バックバクの心臓が落ち着くまでの間、しばらく呆然としていたワタクシ。
ハッ( ゚д゚)ハッ! と我に返ってから
とりあえず震える手で写真と動画を撮り。(ぇ) そしてリコ家とET家に送り。(ぇっ)
ルパンから生きた回虫が出てきた現実を受け止め
そして下痢の原因が分かったことに、ホッと一息ついたのでした。
回虫自体は、いてもなんら不思議ではなく(ルパンのマミーは自然豊かなところで遊んでいる子なので)
歴代のワンコたちも全員虫が出てきていたこともあり
むしろルパンは、虫いないんだぁ・・・いまどきの子なんだな、くらいに思っており。
駆虫薬もしっかり投与していたし、完全に気を抜いていました。
現代の子犬は除菌をしすぎているせいで (薬が優秀になったせいで)
むしろ様々なアレルギーが出るのではないかとおっしゃる獣医師の先生方も多く
私も、「人も犬も現代社会の悩みは共通しているんだぁ」と思っていたので
回虫が出てくること自体は、その後しっかり処置すれば 別になんら問題はない派、だったのですが
"100%フルパワーで生きまくっている状態"で上から出てきたのを目撃したのは人生初。

例えるならば
少し硬めに茹でたアルデンテのスパゲッティ1本が
しっかりと自我を持って 踊り狂うさま、とでも言いましょうか。(げっ)

お花畑で誤魔化そ。
翌朝いちばんで、信頼する獣医師の元へとスッ飛んで行き
「虫ぃぃぃ!回虫が出ましたぁぁぁ!!生きてるやつ・・・(泣)」と
ルパンをぐいぐいと先生に押し付けてきました。

優しい先生は、「そっか、出ちゃったか」と言って微笑み ルパンをなでなでしておりましたが
いやいや先生、違うんですよって、生きてたんですよ、こんなんで、こんな動きで、こんな感じで
まるでアルデンテで、本格的なスパゲッティだったんですよ!!!と訴えるワタクシ。
プリマの分の駆虫薬も、もう一度もらって
おそるおそる「・・・まだ・・・いるものでしょうか? まだ出てくるのでしょうか?」と
震える声でルパンをギュッと硬く抱きしめながらたずねると
先生はゆっくりと目を閉じ、コクリ。と頷きました。

「でも、大丈夫、下から出るときは死んでいるから。」とだけ。
いやいやいや、大丈夫ではないが。まぁ自我のない死んだスパゲッティならまだマシか、と
一夜にして強靭なメンタルを身に着けたワタクシは
フタリ分の駆虫薬を手に、意気揚々と帰宅したのでありました。

下痢、治ってヨカッタ。



▽ランキング参加中、クリックで応援よろしくおねがいします♪
回虫が出たときの臨場感の1%でも伝われっ!頼む・・・っ!!


こちらもぜひ☆

*Instagram*はじめました

*Twitter*実はやってました
