Kaorism

演劇・映画感想&稽古場・スタジオ日誌

リーディング公演終了後・・・

2010-10-06 14:32:01 | Weblog
 先週無事にリーディング公演が終了しました。

明治学園大学内の白金チャペルはシンプルで素敵な教会ですが、照明などはなく、ほぼ地明かりでお客様のお顔が見える形での公演でした。翌日29日は一般的には宣伝をしていなかったのですが、カナダ大使館の中の200人位入るこじんまりしたホールで、照明もキチンと入っての公演でした。

全く違うタイプの会場での、短い時間でリハーサルをしての公演で、すごく緊張しましたが、とても良い出会いでいい経験でした。
演出のアリッサさんとはいつか一緒に仕事ができたら、と願わずにはいられませんでした。ミュージシャンメンバーも、すごくエネルギーがあって、オープンで、いつかカナダに行ってみたいな~と心から思いました。

作家のマーガレット・アトウッドさんに、台本の裏にサインして頂きました。外国の作家の方にお会いしたのはこれが初めて。すごくパワフルで好奇心旺盛で、楽屋で私達が早口言葉をやっていると興味シンシンで近くに来てずっと聞いていたり、ウォーミングアップで跳ねたりしていると、マーガレットさんまで一緒に跳ね初めて、ついには皆で踊りだしちゃったり・・・。そんなチャーミングなところが、作風の違う本を書き続ける原動力なんでしょうね。まだ全部の作品は読んでいませんが、「侍女の物語」「ペネロピアド」がとても好きです。

マーガレットさんはブログをやっていらして、早速日本公演の事を書いて下さってます。写真も沢山載っているので見てみてください。

http://marg09.wordpress.com/2010/10/03/japan-year-of-the-flood-event-x2/


最近は観劇三昧です。
そしてこれが当たりが多くて・・・特に文学座アトリエ公演「カラムとセフィーの物語」が物凄くよかったです。久々にこれぞ芝居!という作品を観ました。黒人優位社会という架空の国で、黒人のセフィーと白人のカラム少年との愛と人生を綴った作品です。ぜひぜひおススメ!
演劇集団円の「シーンズ・フロム・ビッグ・ピクチュア」もいいです。こちらは北アイルランドの芝居で、紀伊国屋ホールで上演中。両方ともアンサンブルがすごくいい舞台です。

今週末幕を開ける我が劇団の「機械仕掛けのピアノのための未完成の戯曲」も素敵な作品ですので宜しく御願いいたします!私は初日9日に受付であうるすぽっとにおります。皆様のお越しをお待ちいたしております。

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