バリー＝キングアップ完了

今回入荷したバリー＝キングの新製品などをすべてアップしました。
（約８０点）

バリー＝キングの商品も種類がかなり増えてきたため、もう少し分類を増やして捜しやすくしようと考えております。

ただ、誠に申し訳ないんですが、数名様からご注文いただいておりました#23と#18・#15のバーグランダーが今回１つも入荷しませんでした。
催促はしておりますので、しばらくお待ちください。

それと、以前より告知しております次回カタログ作成時期についてですが、揃ったと思った刻印にいきなり欠品が出始めたため、６月中にできない可能性が出てきました。
既にご予約いただいているお客様へはちゃんとお送りしますので、首を長くしてお待ちください。

ジム＝ジャクソンのテクニック

ジム＝ジャクソンのワークベンチを訪れたときに、変わった作りのスパーストラップがあったので、方法を教えてもらいました。



＜模様の入れ方＞
http://www.youtube.com/watch?v=HkaZXG73BuI
２つのクラウナー（Crowner）に似た刻印を用います。
まず、小さい方で縁取りをします。
次にやや大きめな方で最初のラインを内側に伸ばすように打ちます。

＜カット＞
http://www.youtube.com/watch?v=361uBuOXFQ8
カッターナイフを用いて、エッジの刻印痕に沿わせてカットします。
ラインが曲がっているので、２方向から切り離します。

この方法により面白い縁取りになりますが、裏革を貼る場合は、スティッチのラインがかなり内側にくるので、接着をしっかりしておく必要があります。

旅先の動画

１枚目はイエローストーン国立公園にある、オールドフェイスフル（Old Faithful）の間欠泉です。
http://www.youtube.com/watch?v=zHwV3_nPMwI

２枚目はシェリダンのレセプションパーティーでチャック＝スミスの奥さんラナ＝スミスが踊っている様子です。
http://www.youtube.com/watch?v=jCfZ-FCPj64

先月末の情報ですが

バリー＝キングの商品の価格は今月より変更になるそうです。

したがって、某手芸材料店での販売価格はそれにともなって変わることが予想されます。
（１０～２５％値上がりのようです）

ただ、バリーと話し合った結果、当店については当面これまでと同じ価格で出来ることになりましたので、ご安心ください。

シェリダンスタイルの確立までの流れ

今年もKing's Museumを訪れたのですが、毎度ただ写真撮って帰ってくるだけだとあまり生産的でないので、今回はシェリダンスタイルの成り立ちについて撮ってきた写真を元に（ものすごく）簡単に解説してみたいと思います。

掲載している画像はすべてドン＝キング（Don King）の作ったサドルです。

＜1946年＞

この時点ではまだ花が大きく、茎は花や葉などのパーツに隠れているため、円を描いていることがわかりにくいです。

＜1964年＞

花よりも茎の流れに重点が置かれるようになり、全体のうねり（流れ）がわかるようになってきました。

＜1973年＞

この頃になると、ほぼ完全に茎の流れが中心になっており、花の周りを途切れずに回転しています。
今日のシェリダンスタイルのデザインになっていると言えます。

本日の入荷商品

ここしばらく忙しくて商品は届いているのに画像がアップできない状況が続いておりました。

今日なんとか完了しましたのでご報告します。
新商品はこちら。
http://leathertools.jp/?mode=srh&cid=&keyword=&x=38&y=13&sort=n

特に今回入った商品の中でも特徴あるものはブランチャードの製品かと思います。
Verza Blanchard Stitching Clamp
Verza Blanchard Small Awl

あと、在庫切れだったもので今回再入荷したのは以下の商品などです。
NORTON シャープニング・ストーン（砥石）
Double Shoulder 6/7oz.
突きノミ　3mm幅
CRAFT JAPAN　ＳＳ角度調整器
（他にもいろいろありますが）

とりあえず、今回の仕入れ（渡米）での注文予約はいったん終了させていただきます。
今後はメールでご依頼いただいてもかまいませんが、必ずしも今月末に持ち帰れるかは保障できません。