織田裕二[踊る~3]
大ヒット御礼舞台挨拶
27日、織田裕二が主演映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』
大ヒットに感謝して、本広克行監督、亀山千広プロデューサーと共に1日10回の
御礼舞台あいさつを行った。同じ日に出演俳優が10回の舞台あいさつをするのは
東宝では初。本作は公開25日目となるこの日ついに動員360万人、興行収入47億円を
突破している。
当日、織田はまず有楽町・TOHOシネマズ日劇で2回、続いて六本木・TOHOシネマズ六本木で
4回、お台場・シネマメディアージュで4回という1日10回の舞台あいさつを敢行。
10回目のラストとなったあいさつで、観客から大歓声のスタンディングオベーションで
迎えられた織田は「(声援から)かなり元気をもらいました。ありがとう!こういうのが
あるから、映画作りは止められない!」と感無量の表情でファンに感謝を告げた。
さらに、イベント中は3人が観客からの質問に直接答えるコーナーも設けられたが、
質問者が自身の本作に対する熱い思いや感想を延々と語り、結局質問にならず3人が
思わず笑ってしまう場面も。ファンから「隠れた見どころは?」と聞かれた本広監督は、
「実は亀山さんの息子と、わたしの息子も出演しています(笑)」と語り、会場が
どよめく一幕もあった。
フォトセッションの後、最後に再びコメントを求められた織田は「最初は『あいさつを
10回もやって、人が集まってくれるのか?』と思った。でもこんなに温かい拍手で迎えら
れて元気をもらって……このお礼を作品でお返ししなきゃいけないですね」と次回作への
意欲もにじませ、「またね!」と手を振りながら名残惜しそうに去っていった。
『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は過去2作がいずれも興行収入100億
円を超えた大ヒットムービー『踊る大捜査線』シリーズの第3弾。強行犯係係長に昇格した
青島(織田)が、新しい湾岸署への引っ越しを命じられる中、数々の事件に巻き込まれる
様を描く。キャストは織田のほか深津絵里、ユースケ・サンタマリア、柳葉敏郎らが
続投し、内田有紀、小栗旬と故いかりや長介が演じた和久平八郎のおいっ子役として
伊藤淳史が加わっている。
映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は全国公開中
[シネマトゥデイ映画ニュース]
大きなプレッシャーがかかった第3作目。
大ヒット、おめでとうございます。
映画っていきものですもんね。
主役も歳をとるわけで、7年ものブランク、
脚本の第一歩からたいへんだったんだろうなと思います。
主要な登場人物である和久さん(いかりや長介さん)の喪失があって、
リアル世界とフィクション世界と、
両方でその死をあらためて悼む感がありましたね。
そして、和久さん(いかりやさん)が、
永遠にみんなと一緒にいるんだ、の確認もできた作品に
なったのではないのでしょうか。
(すみません、観てないのにえらそうに言ってますが)
出演者の俳優さんがたも7年ぶりに再結集なさって、
大ヒットになって、ご苦労も報われたことと思います。
青島刑事、というのは、刑事ドラマのひとつの頂点みたいな存在ですよね。
決して裏切らない、弱音をはかない、あきらめない、
どれだけの屈従を強いられてもキレない^^、
青島刑事がいる、それはお守りなんじゃないかなあ。
だからこそ、大ヒットがめでたい、と思うんです。
織田さん、とても嬉しかったでしょう、お礼舞台挨拶。
《踊る~3》をやると決まってからは、マスコミの注目の的だったろうし、
共演者との確執や、キャスティングをめぐっての憶測とか、
さまざまな報道がついてまわりましたもんね。
とにかく、おめでとうございます、
お疲れ様でした、と申し上げたい気分です。
なかなか時間がとれませんが、間に合ったらぜひとも観たい作品です。
みなさまもぜひ。