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福山と香川「龍馬伝」撮影終了

2010-10-13 | 松山ケンイチ


福山と香川
   「龍馬伝」撮影終了


歌手で俳優の福山雅治(41)が11日、東京・渋谷区のNHKで主演する同局の大河ドラマ「龍馬伝」(日曜・後8時)のクランクアップを迎えた。

 11月7日放送分の岩崎弥太郎(香川照之)が長崎・海援隊本部で土佐に旅立つ龍馬を見送るシーンを撮り終え、香川と恒例のくす玉割りを行った。

 昨年10月5日のクランクインからがむしゃらに372日間を走り続けた福山。「緊張と興奮の連続。張り詰めた気持ちで過ごした1年間だったと実感している。まだ(緊張の糸が)ほどけてない感覚です」と目頭を熱くした。

 並行して行った楽曲制作の中、楽屋が睡眠の場所になることもしばしばで「終わった瞬間に思い浮かんだのは『ありがとう』の気持ち。スタッフ、キャスト、(ファンの)皆さんに育てていただいた感謝だと思った」。

 「2010年だからこそ表現できる龍馬を演じたい」と挑んだ今作。「幕末から150年がたって(時代が)やっと龍馬の理想、考え方に追いついてきたと思えた。常に新しいことに挑戦することを忘れてはいけないと教えてもらった」と言葉をかみ締めていた。

 香川は「(ライブ会場で)指一本で1万人以上のお客さんを動かす福山さんを見て、オレがこんな大スターと1年間やれるのかと思ったのが昨日のことのよう」。もし、弥太郎に会えたら「本当に汚くして申し訳ありませんと言いたい」と笑わせた。

 最終回は11月28日放送の第48回「龍の魂」。
                                                  (スポーツ報知)



俳優福山雅治(41)が11日、東京・渋谷のNHKで、同局大河ドラマ「龍馬伝」(日曜午後8時)のクランクアップ会見をナレーションと岩崎弥太郎を演じた香川照之(44)と行った。福山は「終わった感覚になっていない。ほどけてない。キャスト、スタッフの情熱が緊張感を維持させてくれたから。ただ言えるのは『ありがとう』という感謝の気持ち」とあいさつした。

 福山は作品を通じ「人は授かった命をどう使い切るべきか、龍馬を演じながら福山雅治の一生をどう生きていけばいいかを考える機会になった。チャレンジすることを忘れてはいけないことも、作品と香川さんに教わった」と語った。さらに、独身の福山に恋愛の質問も出たが、「(誰かいい女性がいても)僕が見えていないだけかも」とした。

 一方、香川は、何も考えないで演じたという福山について「龍馬になりきっていた。役者としてMAXの境地に達していた」と絶賛した。会見場には上川隆也、大森南朋らも駆けつけた。
                                                  (日刊スポーツ)


先日の回は《さらば高杉晋作》でした。
伊勢谷友介さんの演技がすごくよかった。
龍馬にこれからを託す覚悟と、
自分が生きてこれからを見通せない悲しみが、
切々と伝わってきました。
ひとり夜の海で慟哭するシーンは哀切でたまりませんでした。

オットが高杉晋作のことをもっと知りたくなったと言ってましたが同感です。
江戸時代の身分制度のなかで、武士も百姓も漁師も、
身分の差別なく集った《奇兵隊》。
外国から影響されたのだろうけれど、いつ、どんなふうにその発想を
あたためたのだろうと・・。

彼はぶれなく生き切ったという気がします。
人の死の無念を口にした龍馬に、お龍さんが、
《ひとの死をきっかけに、その遺志を継ぐ始まりでもある》
というようなことを言われて、とても感動しました。

《いろは丸事件》ののち、また山内容堂候が出てくるので、
龍馬とのやりとりが楽しみです。

そして、先日の回、岩崎弥太郎が大活躍しましたね。
龍馬のために、ではないけれど、土佐藩のために(命じられてしかたなく)
商才をいかんなく発揮して見事でした。
弥太郎(香川さん)が出ている間は弥太郎に圧倒されますね。
最後まで、弥太郎のナレーションも楽しみです。

福山雅治さんと香川照之さん、
どちらが別のひとでも、ここまで《龍馬伝》は盛り上がらなかったと思います。
大森南朋さんも佐藤健さんも、大泉洋さんも・・その他いろいろ、
亡くなっていった人たちの演技は胸が痛くなるほどでしたよね。
ドラマがシリアスになるにつれ、もう観ていられないということなのか、
視聴率は下がり気味だそうですが、
私はもったいないなあと残念に思います。
近代史を、まったくの事実ではないとしても、
かみしめる機会を途中で手放すなんて・・・
いえ、これからでもいいから、まだ観たことのない方には視聴をおすすめしたいです。
ひとまずは、福山さん、香川さん、お疲れ様でした!!!


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2 コメント

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Unknown (まろうさぎ)
2010-10-13 07:51:30
幕末好きとしては、ちょっとだけ疑問符がつく展開(伏線がない、とか、重要人物が描かれていないとか)ですが、前回は役者さんの力演でしたね~。出来れば、高杉さんの辞世の句を入れて欲しかったな~。そしたら号泣必至だったのに。

龍馬、岩崎、高杉はもちろん、後藤象二郎、木戸寛治(木戸孝允)を演じる方々の名演は、一見の価値がありますよね。
第四部から、ナレーションで「龍馬暗殺まで、あと○ヶ月」と入るようになって、胸が締めつけられています。
返信する
まろうさぎさんへ ()
2010-10-15 09:11:03
おはようございます。
辞世の句、
>「おもしろき こともなき世に おもしろく」

ですかね。すごいですね。句のなかにどれだけの想いがあるかと哀切です。
私は高杉晋作(あるいは木戸説も)の都都逸、

>「三千世界の鴉を殺し、主と添寝がしてみたい」

これ、誰の作か知らなかったんですが、かっこいいなあと想い、
また、デスノの月Lにだぶらせたりしてたんですよ(きゃー、腐女子の妄想)

>伏線がない、とか、重要人物が描かれていないとか

そうなんですか。今までヒール新撰組の側からしか知らなかったので、
今回はまじ、すごい勉強になりました。
長州の運動家?のこと、もっと知りたいと思っています。

>ナレーションで「龍馬暗殺まで、あと○ヶ月」と入るようになって、
>胸が締めつけられています。

弥太郎のナレーションというのがいいですよね。
画面での嫌われ役とは違って重みがあります。
視聴率が落ちてきているそうですが、頑張った龍馬を最後まで、
見届けてほしいです(涙)
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