雨を避けての京都散歩~♪
久しぶりに京都へ、息子っちと行ってきました。
月曜は夫と金曜は息子と、私だけ、奈良、京都を満喫や~。
天気予報では雨、とわかっていたのですけれど、
前に若丸劇団の京都公演に息子と泊りで行ったときの昼に
息子のリクエストで行った清水寺は、
行きも帰りもインバウンドの観光客でいっぱいで、
およそ日本とは思えないくらいでした。
観光地が盛況なのはいいのですけれども、やっぱり残念だったので、
雨の京都もいいよね、と出かけることにしました。
すでに清水寺にどうやって行けばいいのか、思い出せず、
近場ゆえのわれらの安直さが露呈(笑)
とりあえず四条河原町まで行きました。
画像を貼っていきますが、無駄にでかくてすみません(笑)
いいでしょ、先斗町の路地に入りました。
なんて素敵なジャパネスク!
先斗町というのは、鴨川、高瀬川にはさまれた地域で、
かわとかわに挟まれた、ということで、鼓(つづみ)のようであると、
そして鼓の鳴る音が≪ポンと≫、なので、そこからついた、という
一説があるそうです。あるいは先端にあるから、の所説もありで。
鴨川の河原に降りるところがあったので、
川床料理を出す用意も着々と進んでいるようでしたよ。
おしどり夫婦はっけーん(笑)
三条に向かって歩いていたら、雨がぽつりぽつりと。
古い、いい感じの商店街をすこし歩きました。
沈下橋がありました。
低いけど、歩くところが狭くて、やっぱり怖いです^^
動画は載せられないけど、動画を撮りながら、渡りました、こわかったーー(笑)
この狭い石製の橋には謂れがあって、
比叡山とつながっているんだ~!
柳は大阪では川岸に見れないかも(知らないだけかな?)
雨が強くなってきたので、徒歩で行ける平安神宮すぐ手前の美術館に行こう、と
息子をたきつけ(笑)
美術館、あんまり好きじゃない息子ですけど、私は大好物なんで。
昔昔、大好きな、今はなき荒川修作さんの実験展を見たことのある、国立京都近代美術館へ入ろう!
ということになりました。
ちょうどいま、よい展覧会をやってるらしくて、ラッキー!
息子が入ろうとうなずいたのは、大きな美術館なら、なかに食事処があるだろうと(笑)
入り口で、手首内側に体温検知器を当ててもらって検温。
追跡フォローシステムのメルアド入力、めんどくせーと思ってたら、
息子がすでにやったからいいよ、と言ってくれて、パスできました。
メアド入力大嫌いなので、助かりました(笑)
向こうの緑が見える店内、カフェド505
アツアツのカルボナーラを注文。
平飼い卵がトッピングに出てきて、まったりクリーミー。
塩味のほどよく効いたソースに、厚切りベーコンが絶品。
甘さの感じられる奥深い塩味で、ベーコン買いたいと思うほどでした。
アルデンテの手打ち生めんも美味で、ぜひおすすめしたいです。
美術館の展示を見なくてもお店には入れるので、
展覧会がいまいちでも、来たい(笑)
とっても美味しいコーヒーと、
スフレとフィナンシェから選べる洋菓子をセットにしてもらい、1350円!
とってもリーズナブルでした!
美術館の中は撮影不可だけど、窓から見える平安神宮の大鳥居、いいでしょ???
チェコスロバキアの100年展、ソファや生活用具などが多くて、その道に詳しいひとなら
楽しいだろうなあと思ったんですけれど、私の好きなバウハウスの影響をうけている時代がやっぱりあって、
華美ではなく、実用性にすぐれたシンプルで美しいポットやチェアなども展示されていて、素敵でした。
併設されていたポーランドポスター展。こっちは一目瞭然。
日本映画≪七人の侍≫とか≪ライジングサン≫などの侍映画は、
日本人が作りそうもない色使いやベクトルで面白かったです。
また、あの≪上意討ち拝領妻始末≫のポスターもありました!!!
日本だと、怒りとか悲しみに彩られそうなのに、エネルギッシュなんです、
文化や歴史がちがうと、ポスターも違うんだなあ、などと。
あと、≪地下鉄のザジ≫とか≪ウエストサイド物語≫とか、さまざまにあって、
面白かったですよ。ポーランドのアニメや雑誌も展示されてました。
コロナ禍のせいで、本当は五月までの展覧会ですが、7月上旬まで催行されているようです。
雨はあがっていたけど、相当歩いたので、バスにとびのり、
京都駅まで出ました。
結局、清水寺にはかすりもしなかったけど、息子も楽しんでくれてて、よかったです。
伊勢丹で夫に美味しそうなパンを買って帰りました。
洋菓子だと自分が食べたくなるので(笑)
帰ってからスマホで確認したら、14000歩も歩いてました。すげーー!
雨の日もお出かけは楽しいな、と再認識。
まあ、雨を逃れて、の美術館でしたけど(笑)
京都も美術館も空いてて、よかったです。
また梅雨の間はいろいろ出かけたいです~!!!