ＹＯＳＨＩＫＩ自伝 ２５日発売、本名を公開。

Ｘ　ＪＡＰＡＮのリーダー、
ＹＯＳＨＩＫＩの自伝が完成したそうです、
本名を公開されています。
（本名公開、やばいですよ笑。
いや、愛すべきキャラですから、だいじょうぶ）

ＹＯＳＨＩＫＩ自伝　２５日発売、
　　　　　　　　　本名を公開。


ロックバンド、Ｘ　ＪＡＰＡＮのリーダー、
ＹＯＳＨＩＫＩの半生を綴ったノンフィクション
「ＹＯＳＨＩＫＩ／佳樹」（角川書店、２３１０円）が
２５日に発売される。
自らの生い立ちや自殺した父の思い出など、
初めて語られる衝撃の真実は大反響を呼びそうだ。

８９年のメジャーデビュー以来、本名や生年月日など
プライベートにまつわる情報を「Ｘ」として
隠してきたＹＯＳＨＩＫＩ。
今回、「中田語録」（文藝春秋）や
「イチローオンイチロー」（新潮社）などを
ベストセラーにした女性ノンフィクション作家、小松成美さんに
ありったけの思いを語り封印を解いた。
取材は９９年１月から１０年かけて行われ、
インタビュー時間は１００時間以上に及ぶ。

　本名の「佳樹」をタイトルにいれた同書は、
序終章を含め８章立ての４８７ページで、初版７万部。
中でも最大の目玉となるのは、
２歳から最近までの秘蔵写真５８点の公開。
保育園時に最愛の父と泳ぎにいく和やかなものや、
中学時代にあこがれの米ロックバンド「ＫＩＳＳ」の
ポスターに寄りかかったり、
リーゼントに学ラン姿で学校の階段に
しゃがみこむ姿など貴重なショットばかりだ。

　幼なじみのＴＯＳＨＩと「Ｘ」を結成した高校時代に
「林佳樹はもうこの世界にいないよ。生涯、
『Ｘ』のＹＯＳＨＩＫＩとして生きていくんだ」
と誓ったエピソードは胸に迫る。
ちなみに本名を公に公開するのは初めてだ。

　このほか、Ｘ　ＪＡＰＡＮの誕生から解散、
再結成までの軌跡や、自らの生い立ち、最愛の父の自殺、
ＨＩＤＥさんの死など、これまでの人生が彼の視点で
克明に綴られた衝撃の内容となっている。

なぜこの時期に出版するのかについては
「ＹＯＳＨＩＫＩ以外誰も分からない」（関係者）。
すでに公式携帯サイトの先行予約だけで５万件を突破。

　「これでもかなり抜粋した。何度も読み返して涙が止まらなかった」
とＹＯＳＨＩＫＩ。自らの過去や私生活を公開し、
自分自身にケジメをつけ、目標の世界制覇へ突き進む。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（サンスポ）


５/２，５/３のライブも大成功に終わったＸ　ＪＡＰＡＮ。
ＹＯＳＨＩＫＩの半自伝が完成したそうです。

名前というのは生まれてからずっと自分と一緒にあるわけで、
なんの不思議も感じないできたけれど、
その名前を封印するというのは、
自分が生きてきた過去を封印し、
今と未来に生きるという、ＹＯＳＨＩＫＩの並々ならぬ
決意だったのでしょうね。

そのひとの顔と名前があれば、
殺すことができる「デスノート」
名前は言うなれば、
過去と現在と未来をむすぶ、
そのひとの全存在であるわけで、
誰も逃れることができないもの、
そういうものなのでしょう。

今回、ＹＯＳＨＩＫＩが本名を明かすというのは
第三者にとっては、
たかが名前ということでしかないかもしれないけれど、
過去をひきうける、
という並々ならぬ覚悟としてもあるわけですね。
公人としての存在だけでなく、
一般的存在である「自分」をも、ということで。

表現する場であるバンドが大きければ大きいほど、
問題と責任も重大であることでしょう。

本の写真や記事に
どれだけの想いがこめられているのか、
それはわかりませんけれど、
並々ならぬ覚悟で、
自らをさらけ出したＹＯＳＨＩＫＩに
敬意を表したいと思います。