松田翔太
「父の遺影に盾を飾りたい」
2008-12-30
<日刊スポーツ映画大賞授賞式>◇28日◇ホテルニューオータニ
2年ぶりの石原裕次郎新人賞受賞者となった松田翔太(23)は
ストレートに喜びを爆発させた。主演作「イキガミ」などの演技で
見せた将来性が評価された。受け取った記念盾を、父優作さんの
「仏壇に飾りたい」と話すなど、飛び切りの笑顔を見せた。
松田翔太は、緊張気味に登壇した。
2年ぶりに選出された石原裕次郎新人賞。一昨年の受賞者、
V6岡田准一(28)から盾を、裕次郎夫人の石原まき子さんから
賞金を受け取ると「率直に、めちゃくちゃうれしい。ですが、
もう1人の自分があまり喜ぶなと言っています。浮かれちゃだめだと。
でも、ここに立つと…やっぱりめちゃくちゃうれしい」。
ユニークなあいさつで会場をわかせた。
主演作「イキガミ」の静かな中にも存在感のある演技が評価された。
若者に死を宣告する公務員の藤本役。「ああいう受け身の芝居は初めて。
どうしても動きたくなるしテンションを保つのに苦労した」と
役作りの難しさを振り返った。
壇上スクリーンには、裕次郎さんと父優作さんの共演シーンが流された。
まき子さんが「優作さんが『太陽にほえろ!』に出演してくださった時は、
翔太さんはまだこの世にいらっしゃらなかったのねえ」と感慨深げに話し
「頑張ってください」とエール。翔太は「本当に光栄です。家に帰ったら、
この盾を仏壇に飾りたいですね」と笑顔を見せた。
(日刊スポーツ)
この賞の歴代の受賞者には、オダギリジョーさん(「血と骨」)、
窪塚洋介さん(「GO」)、
そしてなんと加瀬大周さん(「稲村ジェーン」)の各氏が
いらっしゃるのでした。
オダギリさん、窪塚さんに関して言うと、
とても新人賞の対象とはいえないですよね。
ふたつの作品とも、主演男優賞でもおかしくはない。
でもそれまでこの賞で評価を受けなかったから、
初めて大きな仕事をした新人、という位置づけなのでしょうか。
そして各誌をにぎわした加瀬大周さんの名前が。
この賞には該当者なし、という年が幾年もあるので、
そのなかでこのかたが受賞なさっているのはとても意外でした。
しかも該当作品も出来がいいとはお世辞にも言えなくて、
湘南の海に関する作品内容だったからだろうかと思うほどですが、
これはあくまで私見であって、単なるひとつの感想です、
悪しからずご了承ください。
今、罪を悔いているひとに追って鞭をくわえるようなことを
言うつもりはありませんが、
賞というものの重みと賞をもらって後の、
レベルの高い仕事の継続の困難さを思います。
賞をもらうときはとても良い仕事をなさった絶頂期ですけれど、
映画賞などの賞の受賞者として名前が残るわけですし、
自分の受賞歴のなかにもその名前が残るわけですよね。
普段は目の前の、あるいはもう少し先の仕事のことに
一生懸命力をつくしている俳優さんが、
何かの時には賞の過去の受賞者として名前がでてくる・・
今回、この賞の受賞者に件(くだん)の方の名前が出てきて、
びっくりしたんですけど、受賞したら一生ついてまわるものなのですね。
大きな賞であれば大きな賞であるほど、その重圧は
たいへんなものでしょう。
その重圧を跳ね返す仕事は、≪待つ仕事≫
声がかからなければ、実績を重ねていけないのですから、
たいへんなことなのだなあと思います。
そこに、過去の偉大な父親の存在と名声が加わったら・・・
松田翔太さんには「松田優作」という、偉大すぎる父親がいらして、
仕事を始める時にはその名前が大きな後ろ盾になってくれたのだろうと
思います。自らもそれを望んでいるからこそ、
兄とともに、父の名前を受け継ぐ道を選んだのでしょう。
そのふたりがそれぞれに、カラーもまったく別に、花開いて、
毎年、素晴らしい映画作品を、テレビドラマを、
私たちに届けてくれます。
すごいですね。
お兄さんである松田龍平さんは北野武監督の「御法度」に出演なさって
いますが、壮絶なほどの色気のある若い隊士(新撰組隊士)を
演じて話題になりました。
北野武さんが絡んでいることに、なんか、ああ、このひとが
松田龍平さんを見初めて、引き出してくれたんだろうなと思うのですが、
そのお兄さんが、圧倒的な存在感で翔太くんの先導役として、
背中を見せて歩いたからこそ、翔太くんも力を発揮できた部分もある
のかもしれません。
浮沈のはげしい芸能界において、稀有に仲がいいと言われる松田兄弟。
お父さんが出演しているドラマのシーンを壇上で見るというのは、
格別の想いがあったことでしょう。
自分に舞い上がるなともきちんと思っていて、それを口にするのが、
とっても素直でかわいい(失礼)ですね。
松田翔太くんの出演作ってドラマと映画の「花より男子」と
「ライアーゲーム」しか観た事がないのですが、
研ぎ澄まされた刀のような、
醒めた緊張感が素敵だなあと思います。
そしてシャイな笑顔に思わず引き込まれてしますのです。
松田翔太くん、もちろん、松田龍平くんにも、ますますの活躍を
期待したいものです。
そして、いつか、素晴らしい作品で松山くんとも共演してもらいたい
ものですよね。
★★★「御法度」は北野武さんではなく、大島渚監督が1999年に
この作品を監督されました。
とてもご親切で優しい方が、私のためにメールでお知らせして
くださいました。私の不明がひとの目にとまらないように、との
ご配慮からです。ありがとうございました。ありがたくて感激しました。
なお、北野武さんはこのとき、土方歳三を演じていらっしゃいます。
えええ、土方さんを?とお思いの方もいらっしゃるかと。
でも冷徹な土方さんを演じてとても好評だったそうですよ。
失礼しました、ひれ伏し~。
松田兄弟、仲がいいんですね~。
お母様の育て方の勝利か(笑)
兄弟仲がいいって、いいですね。
きょうだいがいないんで、
どんなものか分からないんですけど。
同じ血を分けた、大して自分と
年の変わらない人が身近にいるって
どんな感覚なんだろうと思います
有名人を親に持つって大変ですね。
その名前が助けてくれることもあるし、
逆もあるので・・・
お父様の重圧はすごいあると思いますが、
お2人とも、ご自分のそれぞれの
個性が輝いていると思うので、
このまままどんどんスクリーンで
輝いてほしいです~
今日はRainyさんのコメントたくさん戴いて、
嬉しいです。
お忙しいのに、感動♪
熊谷姉妹(真美、美由紀)って、きっと
松田兄弟の良いお手本なんでしょうね。
思いっきり、タイプが違いますけど。
典型的江戸っ子、海老名家を彷彿させる(笑
しかし、あんなに正反対に
子どもが育つって面白いですね、
二人の兄弟はお母さんが心配でしかたなくて、
あんなに冷静な感じに
育った・・みたいな。
いえ、見た目でモノを言ってますけど。
あの兄弟は彼女もやっかむくらい仲がいいと、
なにかの雑誌で読んだことがあります。
>ひとりだと超えられないが
>ふたりだと超えられる・・
っていうのは、Lのことを尊敬したニアとメロの話ですが、
まさにそういう感じなのではと思います。
あの兄弟、デスノートで「はっ」と
したのではないでしょうか←しないか笑
個性がかぶらないって大切なことですよね
兄弟で憎みあってたら草葉の陰で優作さんが
泣きますよね
色気のある兄とクールでシャイな弟、
でもって、可愛いお母さん、
いいなあ、
頑張ってほしいですよね!!