雅輝くんの誕生日公演。大入り、昼夜で9枚!すごい!
今年も華やかで、贈り物、ケーキ、いっぱい。
なかにバルーンがいっぱい入ってる大きなバルーンが登場したときには若ちゃん、逃げてました。
可愛すぎるやろお、座長!
☆彡☆彡☆彡お見送り写真が美しすぎて気絶しそうですっ!
★★★追記ありです。
≪再掲載≫20170919都若丸劇団於梅田呉服座:
都雅輝誕生日公演(昼の部)「夕月を見上げて」
あらためて、まちゃき、23歳のお誕生日、おめでとう!
ミニショー(敬称略)
LAST LOVE(雅輝女形)
遊ばれた男(若丸座長たち)
お芝居(都雅輝:作)
「夕月を見上げて」
主な登場人物:(敬称略)
洋七(若丸座長)
洋七の妻、おさよ(ひかる)
洋七の弟、清八(剛)
洋七の使用人、定吉(星矢)
洋七のひとり息子、小太郎(雅輝)
小太郎の料理の師匠(キャプテン)
近所の親切な夫婦(あきら、ゆかり)
医者(舞斗)
医者の従者(松永)
ラフラフすぎるあらすじ:
洋七はおさよが亡くなる前に託した願いを守り通したがために、小太郎の憎しみを買う。
家を出て江戸で修業する小太郎は、昔、親と喧嘩して家をでた叔父の清七と一緒に
故郷に帰ってくるが、余命いくばくもない父(若丸座長)とどうしても仲直りできなくて、
父に積年の恨みをぶちまけ、江戸にもどろうとするが・・・。
舞踊ショー
一番綺麗な私を(若丸座長女形)
NOBODY'S HOME(雅輝たち)
天城越え(若丸座長たち)
スタートライン(若丸座長たち)
ラスト舞踊
FANTASTIC BABY
アンコール
BANG BANG BANG
ミックスジュース
センター:雅輝くん
(野菜ジュースを選んで)
都側「お誕生日おめでとう」
客側「これで憧れの若ちゃんに」
雅輝「なれる」
(曲:VIP)
まずは取り急ぎ、セトリのみUPいたします。
雅輝くん、お芝居に舞踊に、ミックスジュースに大活躍。
お芝居は若いのに、子を想う親心がよく書き込まれている脚本で素晴らしかったです。
雅輝くん、師匠に≪スタートライン≫を贈られて、感動しただろうなあ。
あ、まちゃき、ちゃんと観て、歌詞をかみしめてた? かみしめてたよね?(笑)
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お芝居感想を書いたら、ネタバレになるからあかんのかな、と思いつつも、
やっぱり、まちゃきを褒めたたえなければと思う、前のめりになって。
お芝居は親目線から書かれたような内容。あの若さでその視座に立てるというのがすごい。
だって、書き手として何もかもわかってるまちゃきが、親のこころを忖度できない青二才を演じてて、
その演じ方がちからいっぱいで、最後は号泣で、ただただ思いやりのないガキである息子を演じきった、
そういう息子であることで終わらせたということ、覚えておきたいと思うのだ。
並みの人間だったら、きっと、親と和解して、成長する息子として終わらせるはず。
まあ、号泣するところで、ひとつ階段を上ったのだろうとは思うのだけれど。
誰もが相手に自分の本音をぶつけられず、父親をののしる小太郎だって親から逃げたのだから、
観客のストレスが募る人間模様にあって、近所づきあいしている夫婦と、洋七の弟子である定吉は、
感情豊かな人間たちで、彼らが大いに喜び、憤り、悲しむことで、観客のフラストレーションが軽減される。
この配置は見事だなあと思った。そして、その役を演じるあきらさん、ゆかりさん、星矢さんが素晴らしくて、
まちゃきを大いに盛り立ててくださってるなあと思ったのだ。
普通、お芝居って、独立した役者さんたちが組み立て、発展させるものだと思うのだけれど、
寝食をともにし、苦労を分け合い、共に頑張る役者たちの共同体たる大衆演劇で、創作芝居となると、
なんだろう、観ているこっちと舞台で演じられる役者さんたちとの距離感が、
商業演劇とは全く別物なんだなあと、今回あらためて思った、気づいた。
わくわくしながら、楽しませてもらおうと思いながら、ドキドキして、大丈夫かなあと思い、
アクシデントなく、若いまちゃきの作品が完全な形で上演されますように、と祈りたくなったのだ。
お見送りの時、剛さんに、墓石にむかって詫びる場面が素晴らしかったというと、
剛さんが、背中をむけてセリフをずっと話すのが不安だった、怖かった、見えないから、と言われてた。
あー、この真摯さ! 私、剛さんの言葉に感動した!
上述した部分では大衆演劇と商業演劇のちがいを書いたけど、
演じることにおいての真剣さはまったく同じなんだなあと思う。
若丸座長は骨組みを作るばかりか、作品すべてを俯瞰して演じられてて、
終始悲しみのなかにあるというような役柄のなかで、不仲の息子が帰ってきたときの喜びよう、
それも、感情を吐露せずに表現するありさまが、齢37とは思えぬほど、素晴らしかった。
年若いひとを演じる年長の俳優はよく聞くけれど、
あの洋七はせつない人生を生き切ったやさしさの塊のような男として、
若丸座長に魂を吹き込まれたのだなあと思う。実にそう思う。
最後の場面の、小太郎の慟哭と絶叫、せつなかった。
でも、まちゃきのあんなに思い切りの泣きの演技は初めて観た。
大きな財産になると思う。自分が書いた作品で、成長する、なんて素晴らしいことだろう。
また続きます。すみません。
ここまで不手際、間違いがありましたら、伏してお詫び申し上げます。
そして、何ら公的でない、あくまで個人のブログですので、お気に召さない方は閲覧をご遠慮くださいませ。