東京の剛さんファンMIちゃんによるレポを別バージョンとして蔵書化いたします。
MIちゃん、ありがとうございます。
★★★写真は過去のお見送り写真です。
都剛副座長、就任16周年記念としての
20190617公演レポ (東京のMIさま)
6月17日(日)朝日劇場
一部お芝居「五条の駆け引き」
実はこの日のお芝居は「2人の親」に決まっていました。劇場さんとも打ち合わせ済み。
でも、お見送りでひょんなことから「明日6月17日が副座長就任の記念日」と知った若ちゃんは
「何やて!それなら君が主役をやりなさい。俺は少し休ませてもらう。」
そんなひと言からバタバタバタ~と事態が変わり、お芝居が変更されていました。
剛くんは思ってもいなかった変更に戸惑っているようでもありました。
もしかしたら、自分のことは敢えて大げさにせず自身の心の中で刻んでいたのかな。
その姿を見て余計なことをしてしまった‥と気落ちしてしまったのです。
でも、動き出してしまったのだから仕方がない、盛り上げようと切り替えました。
剛くんが初めて主役を演じた「五条の駆け引き」
年数を経て、今は台詞の言い回しやアドリブなど変わってきているのでしょうね。
その中で私は弟分のカメちゃんが先走って乗り込んだ後に弁慶親分宅を訪れる牛若源太親分が大好きです。
木戸口の前で構える瞬間のカッコよさ。
目のさめるような派手な紅いお着物、スッと足を開き刀を後ろ手に仁義を切るべく構える姿が
たまらなくカッコいい!
子分の怪我が大したことないことを見抜き、弁慶親分の首に刀をあてるあの一連の身のこなし。
粋にしなやかでカッコいい!
“しびれる”ってまさにこのことだと思う瞬間。
いや~本当にカッコいい😍
牛若源太親分の姿は副座長都剛の姿と重なる部分があるように思うのです。
弟分のカメのことを気づかいながら、おせいやおせいのお父つぁんを助けるために弁慶親分と対峙する
牛若源太親分。
座員のことを気にかけお稽古したり舞踊の振り付けしたり‥その一方で劇場さんと打ち合わせなど
見えないところでたくさん動いている副座長剛。
そんなところが剛くんと牛若源太親分、重なるような気がしてしまう。
だから尚のこと見惚れるのかもしれません。
この日の「五条の駆け引き」はお芝居のストーリーだけでなく“副座長都剛”のたくさんの
ストーリーに想いをはせながら堪能しました。
二部舞踊ショー
「ふたりでいいじゃない」に始まり「夏祭り」「俺の花」と剛くんの魅力満載の個人舞踊、
「いろは唄」では扇子使いも見せてくれるという素晴らしいラインナップでした。
若ちゃんは口上挨拶の中で昼夜ともに
「側にいるのが当たり前」
「側にいて当たり前」
と話されていました。
「真面目で人思いな人、彼なら逃げない。だから僕が決めた。」
剛くんを信頼している若ちゃん。ジーン‥としました。
「座長が壊すと副座長が舞台をまとめてくれる。
右腕と言うと左腕も存在してしまうから言わない。それ以上の存在だから。脊髄とでも言いましょうか😄」
「あなたがウチの副座長でよかった。真面目なのもいいけれど、たまには壊れてもいいんじゃないか😄」
「迷うことなく突き進んで」
剛くんは「たまたまタイミングで僕がなっただけで誰でも」と謙遜するけれど、
そんなことないのは誰よりも若ちゃんがわかってくれているんだなと思います。
16年。
最初から順風満帆だった訳ではなく、辛い時期や苦労してきて今があるのですね。
夜の部のMJで20周年には「特別公演だ!」と言った剛くん。その時を楽しみに応援していきます!