校舎全壊の
岩手県立高田高校が文化祭
東日本大震災の津波で校舎が全壊した岩手県陸前高田市の県立高田高校の文化祭が28日、
市内で開催された復興イベントの一環として開かれた。
吹奏楽部が楽曲を披露したり、茶道部がお茶を振る舞ったりして訪れた人たちを楽しませた。
高田高校は、隣接する大船渡市の県立高校の空き校舎を利用して授業をしており、
一時は開催も危ぶまれた。イベントの実行委員会が参加を呼び掛けた。
吹奏楽部は校歌や人気グループAKB48のヒット曲などを披露。
美術部は制作したアクセサリーを販売し、パソコン部は震災からの同校の歩みをまとめて発表した。
(中日スポーツ)
校舎全壊、悲しすぎますね。
被害は人的構造物的に大きかったけど、
だから、仕方がない・・ではすまないと思います。
学校をつつがなく終えた身には想像もできないことです。
でもだからこそ、
学校の名前を出して、クラブの名前を出して、
文化祭を開催したかったんじゃないかなと思うのです。
校舎が壊れても、《僕たち私たちはいる》という思い。
震災の年だからこそ、主張したかったのではないかと。
いろんな学校で、こういうふうに文化祭を開いた、あるいはこれから開くかも。
条件が揃わなくても、実りのある時間だといいなと思います。
文化祭は大切ですよねー。